疑ったらこれを見ろ!性病一覧と潜伏期間・感染経路をそれぞれ解説!

現代では、若い女性にも広がる性病。実際に「性病にかかったかも?」と感じていて、誰にも相談できず、不安な人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、主な性病と、その症状や移り方など、詳しく解説していきます。正しい知識を知って、対処方法を考えていきましょうね。

性感染症ってどんなものがあるの?

性病は正しくは、性感染症といい、性行為で感染する病気です。STD (Sexually Transmitted Diseases)とも略されます。いくつか種類があり、主な性感染症は以下の通りです。

  • 性器カンジダ症
  • 性器ヘルペス感染症
  • クラミジア感染症
  • 梅毒
  • 淋病
  • 尖形コンジローマ
  • HIV

学校で習う知識ですが、みなさんはいくつ知っていましたか?自分の身を守るために、正しい知識を知っていきましょう。

どんな症状?どうやって感染するの?

次にどんな症状なのか、また、どうやって感染するのか等、それぞれの性感染症について詳しく解説していきます。

性器カンジダ症

主な症状ヨーグルトのような白いおりものや強いかゆみを伴います。
感染経路人がもともと持つ、カンジダ菌が過剰に増えることで起きるため、免疫力が低下することで自然発症する場合がほとんど。性交渉によって感染することもありますが、その割合は5%と低い。
潜伏期間数年に及ぶことがあるが、はっきりとした期間は不明。
治療法塗り薬や飲み薬が一般的だが、膣洗浄が行われることもある。完治までは早くても1週間かかります。

最近、膣カンジダという名前でよくテレビCMを見かけますよね。実は5人に1人が経験すると言われるほど、身近な病気です。性感染症には珍しく、性経験がない女性もかかる可能性があります。

薬局で市販薬が買えるので、カンジダだとわかっていれば、自分で治療ができます。誰にもばれずに治せるのは、うれしいですね。

性器ヘルペス感染症

主な症状かゆみや痛みとともに、性器に小さな水泡ができます。
感染経路皮膚の表面にあるウイルスと接触することで感染します。キス、ディープキス、フェラチオやクンニなどのオーラルセックス、性交渉で感染する可能性があります。
潜伏期間約3〜7日間
治療法約5日間の飲み薬や塗り薬を処方されることが多いですが、症状がひどい場合には点滴を行う場合も。治療をせずに放置しても自然治癒しますが、再発することも多いです。

性器ヘルペスは、女性が多くかかる病気で、初めて感染したときには症状が強く出やすいようです。その症状が収まっても、ストレスなどが引き金となって、再発してしまうことも…。

一度菌を保有してしまうと、再発してしまい大変ですので、できるだけ感染を防ぎ、移されないようにするのが肝心です。

クラミジア感染症

主な症状下腹部の痛みや性交痛、排尿時の痛みが挙げられるが、ほとんどは無症状。おりものが増えたり、不正出血の症状がみられたりする場合も。
感染経路菌のある場所に接触すると感染します。そのため、ディープキス、フェラチオやクンニなどのオーラルセックス、性交渉で感染する可能性があります。
潜伏期間約1〜3週間
治療法飲み薬により治療。飲酒すると治りにくくなるため、治療中は控える必要があります。

最も多い性感染症がクラミジアです。症状がほとんど見られず、無自覚のうちに人に移してしまうことと、感染確率が約50%と非常に高い点が関係しているでしょう。

感染していると気づきにくいのに、進行すると不妊症につながってしまうという恐ろしい病気です。発見さえできれば、飲み薬で治療できますので、気になる症状がある人は、なるべく早く検査を受けてくださいね。

梅毒

主な症状初期はしこりがあり、皮膚の表面が炎症を起こしてくずれ、深くえぐれたような傷がみられます。その後、赤い発疹や性器にできものができ、さらにひどくなると、ゴムのような柔らかいできものや、マヒなど日常生活に支障が出るほどの全身症状が起きます。
感染経路口に症状が出ている場合は軽いキスでも移る可能性があります。そのため、ディープキスはもちろん、オーラルセックス、性交渉で感染する可能性があります。
潜伏期間最初の症状が出るまでは約3週間。症状が消えたり、出たりを繰り返すため、その後、最初の感染から3ヶ月、3年、10年ほどを目安に潜伏期間があります。
治療法抗生物質の飲み薬。早期に治療すれば、完治も可能。

梅毒って、名前からしてすごく怖いイメージがありますよね。症状もだんだん強くなりますし、感染する確率も約15〜30%と高いです。昔は不治の病とされているほど、怖い病気でした。

ですが今では、医療の進歩により、完治もできる病気になりました。早期発見して、きちんと治療することができれば、過度に恐れる必要はありません。

本当に怖いのは、治ったと勘違いして、途中で治療をやめてしまうことです。治療中に症状がなくなっても、病気は進行していきますので、お医者さんの指示にしたがって、完治するまできちんと治療しましょう。

淋病

主な症状子宮の入り口に炎症が起きますが、ほとんど自覚症状がありません。
感染経路ディープキス、オーラルセックス、性交渉で感染する可能性があります。
潜伏期間約2〜9日間。
治療法飲み薬や注射、点滴治療。

淋病は、10〜20代の女性に感染が広がっている病気です。この淋病、実はフェラチオによって喉にも感染してしまうのです。本番行為がなくても、感染してしまうのは驚きですよね。

また、感染確率も高く、コンドームなしの性交渉で約50%が感染してしまいます。

そして、他の性感染症と違って、治療中なのに治りにくくなる場合があります。正しく治療すれば問題ありませんが、勝手に治療をやめてしまうとで、菌が薬に対して耐性を持ってしまうからです。

「治療してたのに、もっと症状がひどくなった」なんてことは、絶対に避けたいので完治するまできちんと治療を続けましょう。

尖形コンジローマ

主な症状性器にいぼができ、症状が進むと焼けるような痛みを伴う場合もあります。
感染経路オーラルセックス、性交渉で感染する可能性があります。
潜伏期間約数週間〜3ヶ月
治療法塗り薬が一般的ですが、いぼが大きい場合は手術する場合も。

尖形コンジローマの原因となるウイルスの感染力は強く、コンドームなしの性交渉の場合、感染確率は60〜70%ほどもあると言われています。

皮膚の傷からも感染してしまうことがあるので、アトピーなど肌が荒れがちな人は注意が必要です。

「治ってもまた再発してしまった…」という声が多くあり、完全に治るのには少し時間がかかるようです。根気よく治療することが大事ですね。

HIV

主な症状始めは風邪やインフルエンザに似た症状が出ますが、のちに消え、無症状が何年も続きます。ただ、この無症状の間、ウイルスはどんどん増え、免疫に必要な細胞が減っていきます。
感染経路感染力が弱いため、軽いキスやディープキスで移る可能性はほぼありません。オーラルセックス、性交渉で移る可能性があります。
潜伏期間約2〜4週間
治療法飲み薬

性感染症と聞いて、一番始めに思い浮かぶのが、このHIV(エイズ)ではありませんか?それぐらい、とても広く知られている性感染症ですね。

とても怖いイメージがあるかもしれませんが、意外にも HIVウイルスの感染力はそれほど強くはありません。

コンドームなしで性交渉した場合の感染確率は、0.1〜1%と言われています。ですが、1度の性交渉で感染した例があるため、注意が必要です。

性感染症(STD)にかからないために

まずは、コンドームを正しく使用することが大切です。本番行為はもちろん、フェラチオをするときも同様に使用しましょう。

意外に見落とされがちですが、性感染症はフェラチオでも感染する場合が多いのです。

ただ、性感染症の中には、コンドームだけでは防げないものもあります。リスクを下げる意味でも、不特定多数との性交渉はできるだけ避けるようにしましょう。

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性感染症(STD)かもと思ったら…

気になる症状があったら、保健所や病院で検査をしましょう。

早期発見や早期治療がとても大事だからです。そうはいっても、「いきなり検査はどうしてもハードルが高いし、なんか怖い…」と感じる方も多いと思います。

そういう場合は、電話相談を行なっている保健所に電話をかけてみましょう。顔をみられることもありませんし、他の人に会う危険もありません。誰にも知られることなく、安心して、確かめることができますね。

ただ、実際に検査をすすめられた場合はきちんと行い、性感染症だった場合にはきちんと病院で治療しましょう。自分の身体を管理できるのは、自分しかいませんよ!

まとめ

性感染症は、誰でも感染する身近な病気ですが、オープンに語られることが少なく、不安になることもありますよね。

そんな時は、ぜひ勇気を持って、相談や検査に行ってみてください。専門の先生が、あなたの不安をきっと和らげてくれるはずですよ。