カップルで長く付き合っていくうちに、小さなことでも喧嘩が発生しまうこともありますよね。できればしたくはないけれど、近い存在だからこそ相手の行動に対して不快感に思い、喧嘩をしてしまうこともあります。
では、そもそも喧嘩になりうる原因とは何でしょうか?今回は、男女別にパートナーにイラっとするポイントをまとめるとともに、どうしたら喧嘩にならずに円満なカップルとして成立するのかご紹介します!
【女性編】思わず彼にイラっとする!喧嘩の原因ベスト5
喧嘩が多いカップルも喧嘩をしたこともないカップルも、カップルによってそれぞれの形があります。では、一般的にカップルの喧嘩はどのような原因から始めることが多いのでしょうか?まず、女性目線のカップルの喧嘩の原因ベスト5をご紹介致します。
1位:生活習慣の違い
実は多くのカップルは「生活習慣の違い」で喧嘩が起こってしまいます。それぞれに育ってきた環境が違うので、一緒にいる時間が長ければ長いほど、ずれが生じ始め、喧嘩に発展してしまうのです。
例えばドアを開けっ放しにしてしまう癖や、冷暖房の温度調整、片付けられない、時間にルーズなど、日々生活の中で無意識に行ってしまうこと、なかなか直せないことなどがあるでしょう。
特に同棲を始めるとその癖が目につきやすく、家事を担うことの多い女性側は家での彼の態度にいちいちイライラしてしまう傾向があるのです。
2位:連絡がこないから
女性の中には「会っていない時間も彼氏と繋がっていたい」と思う方が多く、連絡がこないことをきっかけに不快感を感じるケースも多く見られます。
男性にとってメールやLINEなどは連絡手段であり、コミュニケーション手段ではないと考えられがちですが、女性にとっては気持ちのつながりを意味する重要なコミュニケーションの1つなのです。
そのため極端な言い方をすれば「連絡がない=好きではなくなっている」と考えており、好きな気持ちがあるなら連絡をしてくれればいいのに!と苛立ちを感じてしまうのです。
3位:相手の浮気
カップルの喧嘩の原因3つ目は相手の浮気です。また、彼氏が女性と2人で食事に行ったり、他の女性と連絡を多く取っていたりするだけでも浮気だと疑い喧嘩になるケースも多くあります。
過ごす時間が長ければ長いほど、相手を深く愛し始める女性に対し、狩猟本能を兼ね備える男性にとっては付き合うまでが恋愛のピークであるとされています。
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そのため、女性と比較すると男性はマンネリ化によって浮気をする可能性も高い傾向があります。浮気を発見した場合は穏やかに過ごすことは難しく喧嘩になるのも必然的と言えるでしょう。
4位:友達を優先させるから
彼女がいても友達を優先させる男性も多くいます。自分をそっちのけで友達の元へ行かれてしまっては彼女も良い気がしません。
普段は友達優先でも構わないという女性でも、「前もって決めていたデートをドタキャンされ友達に会いに行かれた」「記念日なのに、彼氏が友達と飲みに行った」など、約束した日や大事な日にまで友達を優先することになれば、イラっとしてつい喧嘩に発展してしまうこともあるでしょう。
5位:金銭感覚の違い
お金は信用を表す指標の一つともいえるので、お金の使い方が荒いやケチな人には信頼ができなくなります。
浪費癖のある人は使わないものをたくさん買ったり、食べられない量の料理を頼んだりしてしまいます。彼がお金持ちでない限り、割り勘の回数も増え、出費も多くなり、貯金もできなくなってしまいます。
逆に、ケチな彼の場合は、1円単位でお金を請求したり、安いからと賞味期限ぎりぎりの商品ばかりを選んだりします。そこから、相手の器が狭く見え、一緒にいることで窮屈な思いをしてしまいます。
お金に関してはプライベートな部分でもあり、お付き合いをしているパートナーでも指摘しにくいものです。そのため、長年蓄積された不満が爆発してしまい大きな喧嘩に発展してしまうケースが大半です。
【男性目線】思わず彼女にイラっとする!喧嘩の原因ベスト5
女性目線のカップルの喧嘩の原因をご紹介しましたが、男性目線から見ても喧嘩の原因は同じなのでしょうか?次に、男性目線から見たカップルの喧嘩しやすい原因ベスト5をご紹介していきます。
1位:生活習慣の違い
男性目線からみたカップルの喧嘩の原因でも、生活習慣の違いは大きな要因のようです。
女性目線でのカップルの喧嘩の原因と同じく、カップルそれぞれの中での当たり前が異なり、小さなズレがどんどん積もり積もってストレスになってしまいます。
お互いの妥協点を見つけられたら良いのですが、長年過ごしてきた生活習慣をいきなり変えるのは簡単なことではないようです。
2位:嫉妬や束縛が激しい
カップルの喧嘩の原因を男性目線から見ると、彼女の嫉妬や束縛が激しいことも大きな喧嘩の原因です。男性からすると普通に仕事したり、交友関係を保ったりしているだけなのに嫉妬や束縛をされてしまうと困ってしまうようです。
男性が彼女以外の女性を褒めたり、見たりするだけでも嫉妬する女性もいて、そのことで喧嘩別れをしたカップルも多いようです。
3位:わがままな態度が多い
彼女のわがままな態度から喧嘩になることもあるようです。男性からすると彼女のために一生懸命尽くしているのに、彼女にとっては不満でもっと求められてしまうと、男性もかなり疲れてしまいます。
彼氏にだけならまだしも、お店の店員さんや彼氏の友達の前でもわがままな態度をとる彼女には、一気に覚めてしまうようです。
4位:金銭感覚の違い
女性目線と同じく、男性目線からも金銭感覚の違いで喧嘩になることがあります。女性の中には「ご飯代は男性が払って当たり前」と考える方もいるようで、男性からすると貢がされている感覚になります。
女性目線でも解説したように、お金の使い方はその人の信用にかかわるものの一つなので、お金遣いが荒い女性や男性に貢がせようとする女性は、信用がなくなるようです。
5位:突然不機嫌になる
男性目線からみるカップルの喧嘩の原因の一つに、彼女が突然不機嫌になることが挙げられています。
女性がホルモンバランスの関係からも不機嫌になりやすい体質とはわかっていても、彼女に突然不機嫌になると、男性は理解できずに喧嘩に発展してしまうようです。
また、女性の察してほしい気持ちを男性は理解することができないので、男性からすると「言いたいことあるなら直接言えよ」となり、口論になってしまいます。
喧嘩をせずに円滑に関係を進める方法
男女それぞれのカップルの喧嘩の原因を解説しましたが、ここでは原因からわかる男女それぞれが相手に求めていることを解説します。
お互いに育った環境が違うことを受け入れる
相手の生活習慣の違いが気になるカップルは多いですが、大事なのはお互いに育った環境が違うと受け入れることです。
「せめてお風呂は毎日入ってほしい」「使わないときは電気を消してほしい」など、どうしても気になることがある方は、話し合ってふたりのルールを作ってみるのもおすすめです。
最初から頭ごなしに否定するのではなく、相手の環境も受け入れたうえで、お互いが快適に思える生活習慣を考えていくことを大切にしましょう。
金銭面での不満は素直に伝える
金銭感覚の違いは、長年の生活習慣の一つでもあるため、すぐに解決できる問題ではないでしょう。しかし、我慢していても解決はしないので、金銭面で相手に不満を感じた時は、素直に伝え、お互いの妥協点を探しましょう。
不満を伝える際は「ケチすぎる」や「お金遣いが過ぎる」と伝えるのではなく、具体的な不満の理由と解決策を一緒に説明します。
例えば、1円単位で割り勘を求める相手に対しては「1円を毎回用意するのは大変だから、交互で少し多めに払い合うのはどう?今回は私が多めに払うから、次の会計では少し多めに払ってほしい!」など、お互い妥協できる点を話し合いで探してみましょう。
お金遣いが荒く貸したお金を返してくれない人には、「〇日までにお金が必要だから、貸したお金を返してくれる?もし返せなかったら本当に困るのだけど、その時はどうしてくれる?」など、返却期限と守れなかったときの対対応まで話し合うようにしましょう。
生活する中で、必ず必要なものだからこそ、お互い不満を軽減し、分かり合えるまで話し合いはしていく必要があります。
彼女に対して「大事である」と意思表示をする
女性は、本能的に「自分と自分の子供を守らなければならない」という考えを持っています。このことから、女性は男性にも「自分と自分の子供を守ってくれる人」を求めます。
女性は自分を簡単に捨てない人を求めてしまうため、男性から連絡が来なかったり自分よりもほかの人を優先したり男性に怒りを覚えてしまいます。
男性はスタンプや一言でもいいから1日1回は連絡をしたり、できるだけ会える回数を増やしたり、女性に対して「大事に思っている」ということを口だけでなく、行動で示すことができれば、喧嘩の予防にもなるでしょう。
彼の行動を制限しない
男性はシンプルタスク脳であるといわれており、学業や仕事、恋愛を両立することが苦手である男性が多くいます。
男性にとって、女性を大事にすることと女性に依存されることは別の話なので、女性にわがままや好き勝手されると不快感を覚えます。
女性は男性のプライドや努力を尊重し、要求するのではなく協力していくという形で接してみてはいかがでしょうか。
「浮気をしたら○〇する」と忠告しておく
浮気をされないための対処法の一つとして、「浮気をしたら○○する」と相手に伝えておきましょう。内容は、「絶対に別れる」「共通の友達にも言う」「絶対に許さない」など脅しのように聞こえてしまいますが、本心を伝えるようにしましょう。
浮気後の対応の仕方を決めておけば、浮気がしにくくなったり、浮ついた心に対して自制心が働いたりするので、最初に釘をさしておくのがおすすめです。
ただし、あまりにもしつこく念押ししてしまうと、束縛されているような感覚から浮気をしてしまいたくなる男性もいます。そのため、さらっと忠告する程度にして、普段は過剰な束縛はしないようバランスを保ちましょう!
察してもらおうとしない
一緒にいることが長くなってくると相手に自分の気持ちや行動から「察して欲しい」と思うことも多くなるでしょう。特に女性にはその傾向が男性よりも強く出る傾向があります。
しかしながら相手と自分は別の人間です。自分の気持ちはしっかりと口に出して伝えないと相手には理解できません。彼に不満がある場合、彼に気づいてもらおうと不機嫌になっても彼にとってはなぜ彼女が不機嫌なのか理解に苦しみます。
嫌なことは何が嫌だったのか、逆によかったことは何がよかったのか、きちんと気持ちを口に出すことが大きな喧嘩を防ぐことにつながります。
喧嘩の原因を考えて長続きするカップルになろう!
男女別で喧嘩の原因ベスト5を紹介しましたが、いかがでしょうか?男女ともに同じ喧嘩の原因もあれば、違う目線での喧嘩の原因もありました。
喧嘩をすることは悪いことではなく、喧嘩をした後や喧嘩の原因を知った後にどう行動するかが重要です。
喧嘩をたくさんすることで相手のことを知ることもできるので、喧嘩自体をなくすのではなく、喧嘩をしても長続きできるようにお互いに相手を思いやり、成長していければいいですね!