糖質ダイエットをしているけれどお酒はやめられない。ご飯は減らせられるけれどお酒は無理!
実はお酒を飲んでも糖質ダイエットは成功します。
今回はお酒を飲みながら糖質ダイエットに成功した私がやり方や、糖質のメカニズムについて詳しく解説をします。
お酒を飲みながらでも糖質ダイエットは成功する
はっきり言います。お酒を飲んでも痩せることができるんです。
私も実は糖質制限をしながら、お酒を飲みながらダイエットに成功しているのでそれなりに信憑性は高いです。
大切なのは飲むお酒の種類、そしてお酒と一緒に食べるものに気をつければ確実に糖質ダイエットは成功します。
しかも3ヶ月という比較的短期間でスリムで綺麗になった自分を手に入れることができます。
お酒に含まれるカロリーと糖質のメカニズム
なぜお酒を飲みながら糖質ダイエットが上手くいくのかについて、まずはアルコールの基礎知識から頭に入れていきましょう。
低糖質ダイエットを成功させるにはアルコールのメリットデメリットを知るということはとても大切です。
お酒に含まれるアルコールのカロリー
アルコールに含まれるカロリーは通常の食べ物のカロリーよりも高めです。
例えば以下の通りです。
- 食物(糖質)1gあたり4キロカロリー
- アルコール1gあたり7キロカロリー
その為、カロリーだけを見るとアルコールは食事よりも太りやすいと言えるでしょう。しかしそれは誤解なのです。
お酒に含まれるのはエンプティカロリー
カロリーは通常胃から肝臓、腸へ吸収消化され血中に代謝されるものと胃から肝臓そのあとはダイレクトに血中に吸収されるものがあります。
後者のダイレクトに血中に代謝されるカロリーのことをエンプティカロリーといいます。アルコールはまさにこのエンプティカロリーになります。
このエンプティカロリーの何が特徴的なのかというと、ダイレクトに血中に吸収されるため率先的にエネルギーに変化され何よりも優先的に代謝されるカロリーになります。
つまり、エンプティカロリーであるアルコールは飲んでも脂肪変換が他の食べ物よりも起こりづらいことが言えるのです。
(もちろん代謝されないくらい大量に飲みすぎると残ったアルコールエネルギーは脂肪に変わってしまいます。)
なのでアルコール自体は通常の食べ物よりも多少飲みすぎても太りづらいといえます。
沢山飲んでもOKなお酒は何?
でも、お酒って純粋なアルコールだけってわけではないですよね?
例えばカクテルや果実酒なんかにはアルコールに加えたくさんの糖質が含まれています。
ですから低糖質ダイエットをするなら飲むお酒も選ばなければいけないわけです。
さて、どういったお酒が最も太りづらいのかというと、ずばり蒸留酒です。
お酒は主に①蒸留酒、②醸造酒、③混成酒というものがあります。
蒸留酒(カロリー糖質低め)
- ウイスキー(糖質0)
- 焼酎 (糖質0)
- ジン (糖質0)
- ラム (糖質0)
- ウォッカ (糖質0)
- ブランデー (糖質0)
醸造酒(カロリー糖質高め)
- ビール 中ジョッキ(糖質10g)
- ワイン グラス1杯120ml 赤(糖質1.8g) 、白(糖質2.4g) ロゼ(糖質4.8g)
- 日本酒. 日本酒 1合180ml (糖質9g)
- 混成酒 上記のお酒にリキュールや糖質を混ぜて作るカクテルやサワーなど
- カクテル 作るものによる(糖質5g~100g)
- サワー レモンサワー200ml (糖質5g)
- 梅酒 梅酒ロック90ml (糖質15g)
醸造酒や混成酒はアルコール度数は低めで甘くて美味しいのですが、その中にはアルコールプラスアルファの糖質が含まれます。
日本酒なら米、ワインならぶどう、ビールなら麦といった高糖質が含まれているので、これらのお酒は確実に太ります。
アルコールのみ分解され代謝、その他成分は脂肪として体に残ってしまいます。
なぜ蒸留酒は太りにくい?糖質のメカニズム
さて蒸留酒がなぜ太りづらいかというと上記でも説明したように純粋なアルコール度数が高いからです。
お酒の作り方としては、①原料→②糖化発酵(醸造酒)→③蒸留熟成といった工程があり、蒸留酒は3段階のプロセスを経てアルコールの純度を高め不純物(糖質やプリン体など)を極限まで減らした作りになっています。
わかりやすくいうと以下の工程になります。
- 原料 ぶどう→ワインやシャンパン→ブランデー
- 原料 大麦→ビール→ウイスキー
- 原料 米→日本酒→焼酎
なのでオススメの太らないお酒は、糖質やプリン体などを極限まで減らした蒸留酒を炭酸水で割ったり、糖質0のジュースなどで割って飲むのが一番良いです。
ちなみにフルーツを絞って飲む方も多くいますが、はっきりいってフルーツの糖質も相当高めなので気をつけましょう。
フルーティにしたいならレモンやライムなど糖質の少ないものを選びましょう。
お酒にもってこいの低糖質なおつまみ
あと お酒を飲んだら食欲が刺激され、なにかを食べたくなるのが普通です。
なのでここではお酒を飲みながら、しかも『おつまみとして最高!』ってものをご紹介します。
- ジャーキー
- ミックスナッツ
- スルメ
例えばジャーキーは高タンパク質で低糖質。ミックスナッツは高タンパク質に加え良質な脂質。
スルメなども高タンパク質低糖質となっており、さらにこれらはよく噛むように作られているので、満腹中枢が刺激され食欲を落ち着かせてくれる効果や表情筋のトレーニングにもなり食べてるだけでリフトアップするという優れたおつまみなのです。
お酒を飲んで炭水化物が食べたくなった時の対策
お米やパンなど炭水化物は糖質大量!
もちろんお米やパンなどの炭水化物はとても糖質が高いので糖質ダイエット中はNGな食べ物になります。
- ご飯150gで60g程度の糖質
- 食パンは1枚あたり30g程度の糖質
- パスタは100gあたり70g近い糖質
しかも一度食べるとまた食べたくなってしまうという悪循環に。糖質には依存性のある成分が含まれているので要注意!
低糖質で美味しい置き換え炭水化物
でも、どうしても炭水化物が食べたいという衝動が抑えられない時は、おからパウダーを使ったり、低糖質なミックスパウダーと豆腐を混ぜてホットケーキやパンを作っちゃいましょう。
そうすれば低糖質パンケーキ1枚あたりの糖質は20g前後で抑えられるのでどうしても我慢できない時の奥の手として使ってみてください。
あとはコンビニなどに売られているブランパンなどもオススメです。もちろん食べ過ぎは禁物なので、低糖質だからといって安心しないように!
お酒に罪悪感をを感じたくなければ運動習慣も大切!
実はお酒って筋肉を分解してしまう作用があります。
筋肉量が減るとどうなるかというと、基礎代謝が落ちてしまうのでダイエットスピードが遅くなってしまうのです。
なので、お酒を飲みながら糖質ダイエットをするなら、週2回程度の筋トレと少しの有酸素運動をおすすめします。
カロリーを消費できて美容効果も高い筋トレ法は以下で解説しています。
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まとめ
お酒を飲みながら低糖質ダイエットをしたいなら大好きなお酒の種類や知識は最低限必要なのと、お酒を飲んだ時の食欲の暴走に注意が必要です。
より低糖質ダイエットの成功に近づくためにはプラスアルファで週2回の運動とできれば摂った糖質の記録もつけるのも良いです。
3ヶ月後には細く綺麗になった自分にきっと出会えます。
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