たくさん種類があるからこそ、日焼け止めの選び方には悩んでしまいますよね。この記事では、日焼け止めの種類ごとにメリット&デメリットを解説。
クリーム、ミルクなどタイプ別に、今おすすめしたい日焼け止めをご紹介します。これを読めば、あなたが「使ってみたい!」と思える日焼け止めが、きっと見つかるはずです♪
知っておきたい日焼け止めのあれこれ!
「SPF」や「吸収剤・散乱剤」といった聞きなれない言葉も、あなたを悩ませていませんか?ここでは、日焼け止め選びでぶつかりがちな【3つの疑問】 におこたえします♪
日焼け止めの「SPF」と「PA」って何?
日焼け止めを選ぶときに、必ず目にする「SPF」と「PA」。この2つの値は、日焼け止めの【効果】を表しています。まず私たちの生活に影響を及ぼす紫外線には、「紫外線A波」と「紫外線B波」の2種類があります。
紫外線A波(UV-A)
肌の奥深くまで到達する紫外線です。ガラスも通り抜けるため、部屋の中にいるときも注意が必要!肌を黒くしたり、しわやたるみの原因になります。
紫外線B波(UV-B)
強い力を持つ紫外線です。主に肌の表面にダメージを与えます。浴びた直後は肌に赤い炎症を起こし、次第に肌を黒くします。
よく耳にする「SPF」や「PA」という値はこの2つの紫外線からどの程度カバーしてくれるのか?という目安を表す指標になります。「SPF」は紫外線B波を防ぐ効果を示した値、「PA」は紫外線A波を防ぐ効果を表した値です。
PA…紫外線A波によって肌が黒くなることを防ぐ効果の目安値!
【シーン別】SPFとPAの値の選び方
日焼けを防いで美しい肌を保つためには、シーンに合った「SPF・PA」値の日焼け止めを使用することが重要です。また、2~3時間おきに塗りなおすことで、日焼け止めの効果を持続させることができますよ。
シチュエーション | SPF/PA |
日常生活(買い物などちょっとした外出) | SPF10~20/PA+~++ |
屋外での活動、運動 | SPF15~35/PA++~+++ |
炎天下での活動、運動 | SPF30~50/PA+++~++++ |
ビーチなど紫外線が特に強力な場所での活動 | SPF50以上/PA++++以上 |
紫外線吸収剤と散乱剤は何が違う?
「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」とは、日焼け止めに含まれる紫外線を防ぐ成分の種類です。
(引用元;Kanebo公式サイト)
紫外線吸収剤
紫外線を一度吸収し、化学反応を起こして熱を放出することで、肌に到達することを防ぎます。
- メリット:透明で伸びが良い
- デメリット:紫外線を防ぐための化学反応が、人によっては刺激になる場合がある
紫外線散乱剤
紫外線を反射させることで、肌に到達することを防ぎます。
- メリット:肌の上で化学反応を起こさないため、炎症が起きにくい
- デメリット:白色のため、白浮きしやすい
どちらかが使われている日焼け止めもあれば、両方が使われている日焼け止めもあります。どちらにもメリット、デメリットがあるので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう◎
顔用と体用はどう違う?
日焼け止めを選ぶとき、「顔用のものを体に塗ってもいいのかな?」と悩んだ経験はありませんか?「顔用」と「からだ用」には、このような違いがあります。
からだ用…広範囲に塗ることを想定したもの。伸びの良いテクスチャー!
「顔用のものを体に塗っていはいけない」ということはありませんが、からだ用と比較して顔用は容量に対し少し値段が高い傾向があるため、もったいないかもしれません。
体用の日焼け止めは紫外線カット効果が高いものが多く、顔に塗る場合、肌質によっては刺激を感じる場合があります。使い分けるのは面倒……という方は、「顔・からだ用」と記載のある日焼け止めを使うのがおすすめですよ。
【日焼け止めの種類別】メリット&デメリット
クリーム、ミルク、ジェル……。どれを選ぶか迷ってしまう、日焼け止めの種類。日焼け止めは、タイプごとで特徴が異なります。種類や違いを正しく知ってあなたにぴったりの日焼け止めを見つけてみましょう。
クリームタイプ
日焼け止めのなかで、最も油分が多いタイプ。肌の乾燥が気になる方におすすめ。日常使いのほか、しっかりと紫外線を防ぎたいレジャーシーンでの使用にも向いています。
メリット
- 保湿力が高く乾燥肌におすすめ
- ウォータープルーフタイプが多く、レジャーやスポーツにも◎
デメリット
- 油分が多いため、少し落としにくい
- べたつきが気になるものもある
ミルクタイプ(乳液タイプ)
日焼け止めのなかで最もメジャーなタイプ。塗り広げやすいため、日常使いにぴったりです。化粧下地になるタイプを選べば、日焼け止め1本で、ナチュラルなベースメイクが完成。肌トラブルなどで「重ね塗りしたくない」という方におすすめです。
メリット
- 肌になじむテクスチャーで、普段使いしやすい
- 伸びがよく、体にもつけやすい
- 化粧下地になるタイプもある
デメリット
- べたつきや白浮きが気になるものもある
ジェルタイプ
さらりとした塗り心地が最大の魅力です。使用感を重視したい方におすすめ!伸びが良いので、からだ用としても使いやすいです。
メリット
- べたつきが少なく、さらりとした塗り心地
- 油分が気になる肌質におすすめ
デメリット
- 保湿力が少ないため、乾燥する場合がある
ローションタイプ
日焼け止めの種類のなかでは、刺激が少ないタイプ。肌への負担を少しでも減らしたい方におすすめです。ちょっとしたお出かけや、室内での使用に適しています。
メリット
- 液状で伸びがよく、肌になじみやすい
- 肌への刺激が少ない
デメリット
- 落ちやすいため、こまめな塗りなおしが必要
- 紫外線をカットする力が弱いため、レジャーやスポーツには不向き
スプレータイプ
手を汚さず、気軽に使うことができます。髪や頭皮の紫外線対策に最も適したタイプです。髪のダメージを防ぎたい方におすすめ。塗りなおし用として携帯しても◎
メリット
- 手でのばさなくていいので、汚れが気にならない
- 塗りなおし用として手軽に使える
- 髪や頭皮にも使える
デメリット
- 塗り残し、塗りムラができやすい
パウダータイプ
メイクのついでに使える、パウダータイプ。日焼け止め特有のべたつきがなく、さらっとした手触りの肌に。肌の油分が気になる方におすすめです。
メリット
- メイクの上から使える
- べたつかず、さらっとした肌に仕上がる
デメリット
- 単独で使うには効果が少ないため、下地などと併用が必要
- 落ちやすい
【種類別】おすすめの日焼け止め
ここからは、種類別におすすめの日焼け止めをご紹介します。あなたの生活スタイルを思い浮かべながら、ぴったりの商品を選んでみてくださいね。
クリームタイプのおすすめ日焼け止め
価格 | 容量 | SPF | PA |
3,000円(税抜) | 30ml | SPF50+ | PA++++ |
通販サイトや美容雑誌のランキングで1位を獲得する、人気の日焼け止め。スキンケア感覚で使える優しさが人気の秘密!保湿成分として、厳選した植物エキスやセラミドケア成分が配合されています。
白浮きしない肌なじみの良さで、使い心地も抜群◎紫外線カット効果も高いので、真夏の日差しにも対応できます。日中、肌の乾燥が気になる方に、特におすすめしたいアイテムです。
価格 | 容量 | SPF | PA |
1,500円(税抜) | 30g | SPF25 | PA++ |
人気ヘアメイクアップアーティスト、イガリシノブさんプロデュースの日焼け止めクリーム。紫外線吸収剤不使用で、赤ちゃんにも使える優しさ。
スクワランやグリセリンといった保湿成分も配合されています。日焼け止めで肌が荒れるのが不安という方でも、使いやすい処方が魅力的。「毎日塗りたくなる日焼け止め」を目指したというだけあって、するする伸びる!日常使いとして重宝しそうです◎
ミルクタイプ(乳液タイプ)のおすすめ日焼け止め
価格 | 容量 | SPF | PA |
1,600円(税抜) | 50mL | SPF50+ | PA+++ |
低刺激設計で人気の資生堂のブランド「イハダ」の日焼け止め。紫外線吸収剤不使用、アレルギーテスト済み、無香料無着色と、とことん低刺激にこだわっています。敏感肌の方でも毎日使いやすいのが嬉しいですね。
抗炎症成分「グリチルリチン酸ジカリウム」配合で、肌トラブルが気になるときにも安心!優しい処方でありながら紫外線はしっかり防いでくれるので、レジャーシーンでも活躍します。
価格 | 容量 | SPF | PA |
3,400円(税抜) | 30ml | SPF50+ | PA++++ |
スキンケア成分が配合された日焼け止め。お肌のトーンを上げて綺麗に見せてくれる、化粧下地としても人気のアイテムです。ツヤ感のある肌に見せてくれるので、「これとパウダーだけで美肌になれる!」との口コミ多数。
紫外線だけでなく大気中の物質からも肌を守ってくれるので、敏感肌に悩む方もこれなら肌にマッチするかも。ニキビや乾燥など肌トラブルが気になるときにもおすすめです。
ジェルタイプのおすすめ日焼け止め
価格 | 容量 | SPF | PA |
1,200円(税抜) | 32g | SPF50+ | PA++++ |
ウォータープルーフなのに、石鹸で落ちる手軽さが魅力の日焼け止め。「水にぬれると取れてしまうのでは?」という心配も無用!汗や水に濡れることでUVブロック膜が強くなる「アクアブースター技術」と、肌と密着することで取れにくくなる「耐こすれ機能」。
2つの技術で、塗りやすく落としやすいジェルタイプでも、海やプールで使えちゃうんです◎UVカット効果と、塗り心地の良さの両方が叶う、欲張りな日焼け止めです。
ローションタイプのおすすめ日焼け止め
価格 | 容量 | SPF | PA |
659円(税込)※オープン価格 | 100ml | SPF50+ | PA++++ |
水のような感覚で、パシャパシャ塗れる日焼け止め。「ゼロ感」の言葉のとおり、塗った瞬間に乾いて、まるで日焼け止めを塗っていないような感覚に。
べたつかずさらりとした手ざわりになるので、上から服を着るのも気になりません。SPF50+・PA++++と、紫外線カット効果もばっちり。さらっとした使用感で日常使いできる日焼け止めを求めている方に、おすすめしたいアイテムです◎
スプレータイプのおすすめ日焼け止め
価格 | 容量 | SPF | PA |
1,400円(税抜) | 80g | SPF50+ | PA++++ |
香りを楽しみながらUVケアができる、フレグランスUVスプレー。爽やかさのあるフローラルの香りが、「癒される」と人気です。アルガンオイルやローズマリー葉エキスなど、肌を整える植物由来成分配合。
ナチュラルコスメがお好きな方にもぴったりです。フレグランス感覚で、ボディ用の日焼け止めと組み合わせながら使うのもおすすめ◎
パウダータイプのおすすめ日焼け止め
価格 | 容量 | SPF | PA |
2,800円(税抜) | 5g | SPF50 | PA++++ |
毎年完売するという、ETVOSの人気UVパウダー。紫外線を防ぐだけでなく、肌にツヤ感をプラスしてトーンアップしてくれます。さらっとした仕上がりで、肌のべたつきが気になる季節にもぴったり。
マスクや花粉による肌荒れが気になるときの、シンプルなメイクにも活躍◎「アルガンオイル」などの保湿成分や「カミツレ花エキス」などの整肌成分配合。お肌をいたわりながらの紫外線対策が叶いますよ。
あなたに合う日焼け止めの種類を選んで美肌に!
使ってみたい日焼け止めは、見つかりましたか?種類がたくさんあって、選び方に悩んでしまう日焼け止め。あなたの生活スタイルや好きな塗り心地から、ぴったりの日焼け止めを選んでみてくださいね。毎日使いたくなる日焼け止めで、楽しく紫外線対策を続けましょう♪