性教育はもっとオープンにすべき?なぜ日本ではセックスがタブー視されるのか?

みなさん、最近セックスしていますか?週何回?どんな体位で?ちゃんとオーガズムに達してる?ちゃんと否認はしてるよね?

こんな会話、友達同士でもなかなかしないですし、もちろんマスメディアで日本全国に発信なんてご法度、へたをすればおまわりさんネタになっちゃいますよね。

日本ではいまだ、公の場でセックスの話をすることを禁じている風潮があります。若いころは楽しんでいらっしゃった先輩方も、年齢を重ねるにつれて口も体も重くなっていきます。

セックスは恥ずべき事。秘め事。」このような古い固定観念が、日本にはご太い根を張って抜くに抜けない状態となっています。だからこそ、なのかもしれません。

未成年に対しての正しくオープンな性教育もまだまだ発展途上なんですよね。ここでは、そんな我が国のセックスに対する心理を深読みした上で、セックスを正しく理解していきます。

「セックス」を正しく理解しよう!

セックスとは何か?

「sex」という単語は、性別・性交・性欲、俗語として「セックスをする」など、さまざまな意味を持っています。

皆さんが認識している通りの意味だと思いますが、そもそも、人間だけでなく全ての生物には「交配」という機能が備わっています。

種を存続させるための行為・機能」のことです。そう考えると、私達人間がセックスと呼んでいる行為=交配ということになります。

しかし人間にとってはこれだけでは終わらない、特別な意味もあります。私達がセックスをする際には、たいていの場合、「感情」「感覚」の変化も伴います。

つまり、「愛情をもってセックスに至り、互いにオーガズムを感じる」ということです。これによって両者の幸福感も増加し、絆が生まれるのです。

なぜ日本ではセックスをタブー視するのか?

このような素晴らしい行為が、なぜ日本ではタブー視されているのでしょうか?

歴史を遡りすぎると語りきれませんが、大正時代くらいから日本の歴史を見てみると、この頃は第一次世界大戦の真っただ中。

国内では、戦争に勝つための「富国強兵」「良妻賢母」といった政策が打ち出され、男は強く、女はそれを陰で支えるという強制的ともとれる風潮が根付きました。

女性は良き母であれ、という思想の元に、「性」や「俗」についての会話ははしたない行為とされ、おしとやかであることをしつけられてきたのです。

近年では、このような風潮はだいぶ消えつつありますが、現在の日本を動かしている中心的な人物の年齢を推し量ってもわかるように、まだまだ「根強い」のです。

男は強く、女はしとやかに」「セックスは恥ずべき行為であり、秘め事」この深層心理を変えていかない限り、日本でセックスをタブー視する風潮は消えていかないと言えます。

性教育をオープンにするならまず大人から

今述べたように、「性」に対しての認識が日本の大人達の間ではまだまだ薄いのが現状です。

こうした大人達の「気後れ」が原因となって、日本は先進国であるにも関わらず、未成年に対する正しく深い、性の教育が著しく遅れているのです。

亀より遅い?日本の性教育

世界的に見ても、日本の性教育は遅れています。ある国では、実際のものに近い形の果物に、コンドームを装着して見せる講義もありますし、UNESCO(国際連合教育科学文化機関)では5歳からの性教育を推奨しているくらいです。

性への教育が十分でない日本の教育現場では、中学生でも初潮による体の変化や妊娠、命の誕生や性感染症のごくごく基本的な内容程度、年間合計でたったの数時間程度しかこうした授業時間は取っていません。

肝心の性行為や避妊そのものに関しての講義はほとんど行われていないのです。みなさんは小学校の頃、みんなで好奇心に目を輝かせて辞書で「sex」や「キス」などについて調べた記憶はありませんか?

情報が溢れすぎて隠し通すこともできない今の世の中で、正しい知識も与えられずに自己解釈だけが育ってきてしまった大人と、小学生のころから正しい知識を当たり前のように教わって育つ大人。

どちらの方がよりトラブルに近寄らずに生きていけるのか、大人達は考えなければなりません。

正しく語れる大人になろう

高校生同士でセックスをし、妊娠してしまったけれど、働いていないしまだ学業も残っていて、とてもじゃないけど育てられないから生まれた赤ちゃんをどこかの公衆トイレに置き去りにしたなどといったニュースはよくあります。

学校でも家庭でも、性教育が不十分、いざ責任を取れない事態になってしまっても、子供達は大人に相談することすらできない、無意識下でセックスのことを公にすることを拒むのです。

未成年とは、成人に達しない者のことですが、要するに、「まだ自分で自分の責任を負えない子供」のことです。

この子供の責任を取るのは当然、親または後見人となりますが、セックスを正しく理解しないまま、無防備に性行為に及んでしまう子供を減らすためには、大人の小さな恥じらいなど捨て去り、もっとセックスや避妊することの大切さに関してオープンに、堂々と 説明するべきではないでしょうか。

セックスでは、「自分のことも相手のことも大切に想い、扱うこと」が何より大事なことです。そのことを、まだ未熟な子供達に理解させるのは、大人達の務めでもあるのです。

まとめ

今はもう、「性」についてひた隠しにする時代ではないです。

またセックス=性行為について本質をしっかり理解し、本当に大切なことを、声を大にして話し合えるような環境がとても必要だと思います。

それが結果として、間違った概念や行為そのものを防止することにも繋がるのです。「セックス」は私達人類にとって、ただの「種を存続させるための手段」ではありません。

肌と肌を合わせ、キスをしたり抱き合ったり、挿入だけでは収まらないさまざまなコミュニケーションによって特別な感情、感覚を確かめ、互いの絆を深めていく大切なセレモニーです。

この大切なことを正しく理解するために、日本はそろそろ羽を広げる段階に来ているのではないでしょうか。

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