ヒップのたるみは全身に影響⁉改善に効果アリのエクササイズで美尻を目指そう

プリっと張ったピーチ型のヒップは、若々しく見えて魅力的ですよね。反対にヒップがたるんでしまうと後ろ姿が老けて見えて残念なことに…。

何とかしたいけどどうしたらいいの~!?と悩んでいる女性がいったい何人いるでしょうか。

そこで今回は、ヒップの基本的な知識と、ヒップアップに最適な簡単エクササイズをご紹介します。理想のヒップを手に入れるべく、早速見ていきましょう!

キレイなヒップを作るメリット

まず、キレイなヒップを手に入れるメリットとはなんでしょうか?キレイなヒップが手に入ることで期待できる嬉しい効果を3つご紹介します。

脚が長く、細く見える

ヒップが引き締まっていると足の付け根の位置が高く見えるため、足が長く見えます。

さらに、ヒップを鍛えることで足腰の代謝が上がりむくみにくくなるため、足痩せ効果も期待できます。

後ろ姿で一番目を引くのはやはりヒップなので、キレイなヒップが全体を引き締まった印象にしてくれるのは間違いありません。

魅力的な女性に見られる

ワコールのアンケートによると、男性が女性の後ろ姿で1番魅力的に感じるパーツはお尻なんだそう。

また、「ヒップラインが分かるような服装が好きだ」と回答した男性は回答者全体の52%で、「女性が履いていて魅力的だと思うボトムは、タイトスタイルだ」と回答した人が62.9%にのぼりました。

このアンケートからも、多くの男性が女性のヒップラインに魅力を感じていることがわかります。

つまり、美しいヒップラインを手に入れればそれだけ異性に魅力的な女性だとうつるというわけです。

男ウケがすべてではありませんが、魅力的にみられるならそれはやっぱり嬉しいですよね。

腰痛の改善になる

正しくヒップを鍛えると、腰回りの筋肉も刺激できるので、腰痛予防にもなります。

長時間の座り姿勢で骨盤がゆがんだり、腰回りの筋力が低下して自分の体重を支え切れないと、腰痛のリスクが高まります。

腰回りの筋肉も刺激できるヒップラインのエクササイズを取り入れれば、「美容」と「健康」がどっちも手に入って一石二鳥です。

ただ、ヒップのエクササイズだけをあまりにもやりすぎると逆に腰を痛める可能性があるので、バランスには気を付けてください。程よい負荷で健康的な体作りをしていきましょう。

ヒップは加齢によって変化する!あなたの加齢度は?ステップごとに紹介

有名下着ブランドのワコールによると、ヒップの加齢には4段階あるそうです。

(参照:ワコール https://www.wacoal.jp/advice/contents/post-13.html)

  • ステップ0:垂れていない。横から見て半円形
  • ステップ1:ヒップの下部がたわむ
  • ステップ2:ヒップ頂点が下がる/ウエスト周辺のメリハリが無くなる
  • ステップ3:ヒップが内側に流れる/股関節付近がそげる

ワコールのアンケートによると、20代のうちは約50%の人がステップ0を保っていますが、30代に入るとその数値は大きく下がり、ステップ0を保っている人はわずか30%以下になってしまいます。

今プリっと張ったお尻だからと言って、この先5年後、10年後もきれいでいられる保証は全くありません。むしろ、早め早めに対策しないと衰える確率の方が高そうですね。

ヒップがたるむ原因を知ろう

どうしてヒップはたるむのでしょうか?まずはたるみの原因を知って、しっかり改善策を見つけていきましょう!

ヒップがたるむ大きな原因は、2つあります。

  • 加齢が原因でたるむ
  • 長時間の座り仕事でたるむ

この2つの原因について詳しく解説していきますね。

加齢が原因でたるむ

加齢は、ヒップがたるむ一番大きな原因です。ヒップは、脂肪が「筋膜」と「結合組織」によってしっかりと筋肉に固定されることでキレイな形を保てます。

脂肪はそれ自体で形を保つ力はありません。何かがつなぎとめてくれないと、下に

筋膜と結合組織が一生懸命脂肪を引っ張り上げ、筋肉にピタッとくっつけてくれているからこそ丸いピーチ型のヒップを保つことができるのです。

でも、筋膜と結合組織もずっと力持ちでいられるわけではありません。

(参照:Cancam.jp https://cancam.jp/archives/244419)

加齢によって筋肉が衰えると、筋膜と結合組織も一緒にやせ細り、脂肪を正しい位置で支え続けることが難しくなってしまいます。そして筋膜と結合組織の支えを失った脂肪は、どんどん垂れ下ってしまうのです…。

長時間の座り仕事でたるむ

座り仕事をしている間は筋肉がお休みモードになっています。お休みモードが長いと、必然的に筋肉は衰えていきます。

加齢によって筋肉がたるむ原因でお話しした通り、筋肉が衰えると脂肪を正しい位置でキープすることが困難になります。

また、座り姿勢が長時間続くと骨盤がゆがみやすくなります。骨盤がゆがんで後ろに曲がると、連動してお尻の位置が低くなり垂れ下がって見えてしまいます。

更に、長時間座り姿勢でお尻を圧迫していると、血流が滞り代謝が悪くなるので、無駄な脂肪が溜まりやすくなります。

脂肪を支える筋肉は衰えてしまうのに、脂肪ばかりが増えてしまっては余計たるんでしまいますよね…。

今やデスクワークが主流の時代。座り仕事を避けるのは難しいのが現実です。だからこそ、しっかり空き時間にヒップのケアをしてキレイな形を保っていきましょう!

ここから、ヒップのたるみに効果的なエクササイズを紹介していきます。どれも簡単なので、出来そうなものから試してみてください。

ヒップを引き締めるエクササイズを紹介!

1日4分の手軽にできるエクササイズと、短期間で成果を出したい人向けの10分程度のエクササイズをご紹介します。

洋楽のリズムにノリながら楽しめる4分間エクササイズ

軽快な音楽が流れていることで、4分間が短く感じます。
ヒップの外側、内側、上側をまんべんなく鍛えることができます。

ゆったりとリラックスしながらヒップを刺激する4分間エクササイズ

ゆっくりとした動きが好みなら、こちらの動画がおススメです。派手な動きはありませんが、やってみるとジワジワお尻の内側に効いているのがよくわかります。

寝ながらできるメニューがたっぷりの7分間エクササイズ

寝ながらできるエクササイズですが、内容盛りだくさんなのでかなりしっかりとお尻をいじめられそうです!

ガッツリ鍛えたい人向け!10分間の充実エクササイズ

ヒップのあらゆる箇所を刺激できるメニューがそろっています。1日の終わりにしっかり体を動かして程よく疲れを感じると、眠りの質も高くなるのでオススメです。

初めのうちは短い動画からトライして、余裕を持ってできるようになったら長い動画に挑戦してみてください。日によって動画を変えても良いかもしれません。

何よりも継続してエクササイズすることが大切なので、疲れを感じるときは無理せず短めの動画を選んでみてください。

美尻エクササイズ中に意識したいこと

せっかくエクササイズをしたいなら、効果を最大限高めて、安全に取り組みたいですよね。
安全に、効果的にエクササイズを行うために次のことに気を付けてみてください。

呼吸を止めない

エクササイズ中、疲れたり力が入るとつい呼吸を止めてしまいがちです。でもそこグッと我慢して、常に呼吸し続けましょう。

もしどうしても呼吸を続けることが難しい場合は、エクササイズの内容をもう少し簡単なものに変えることをおススメします。

エクササイズ中に呼吸を止めてしまうと、急激に血圧が上がってしまいます。特に高血圧の方には危険なので、気を付けてください。酸素と結びつくことで脂肪は燃焼し、体を動かすエネルギーに変わります。

つまり、酸素を十分に取り込まないと脂肪が燃焼しにくくなってしまうわけです。
しっかりと呼吸をして、酸素をたくさん体内に取り込みましょう。

姿勢を正しく

疲れてくると、姿勢が崩れることが多くなります。姿勢が崩れると、本来鍛えたい部分が鍛えられず、むしろ他の部分に負荷をかけてしまう可能性があります。

特に腰などを痛める危険性もあるので、お腹に力を入れて正しい姿勢をキープしながらエクササイズすることを意識してください。

動画はいつでも停止できますので、無理に動画のテンポに合わせようとせず、姿勢が崩れてきたと感じたら停止して休憩してくださいね。

始めから動画の通りにできなくても何も問題ありません!

動いている筋肉を意識して

エクササイズ中は、是非ヒップのどの部分が動いているかに注目してください。もし、鍛えたいところが動いていないようなら、おそらく姿勢がおかしくなっています。

正しい姿勢に直して改めてトライすると、ちゃんと筋肉に効いていることが実感できるはずです。

鍛えたい部分に刺激を与えられている実感が持てると、やりがいが出てモチベーションが上がります!

キレイなヒップづくりは難しくない!でも1日にしてならず!

動画を見てもらえばわかる通り、ヒップのエクササイズは難しくありません。誰でも簡単にできるのでぜひトライしてみてくださいね。

ただ、キレイなヒップを作るにはやはり継続したエクササイズが必要です。

1日、2日で見違えるような成果が出るわけではないので、毎日コツコツと続けてみてください。

気づいたときには魅力的なヒップで日々を送っているあなたに出会えるはずです。