パパ活は食事やデートをして「お手当」をもらうもので、体の関係は持たないことを前提としています。しかし、実際は体の関係になることもあり、最悪のケースとして望まない妊娠をする女性がいるのです。
もしパパ活で妊娠してしまったら、具体的にどう対処すれば良いのかを実例とともに解説していきます。パパ側も知っておいて損はない内容となっているので、男女ともにチェックしてみてくださいね。
実例から見るパパ活で妊娠する原因
パパ活をしていても、健全なデートを楽しんでいる分には妊娠リスクはもちろんゼロ。もし体の関係を持つ場合も、気をつければ妊娠リスクは下げられます。
それでもパパ活で望まない妊娠をしてしまう女性がいます。そこで、実例からパパ活で妊娠する主な原因を3つ挙げていきます。
実例1.避妊していなかった
最初の実例は、避妊せずに性行為をしてしまったパターンです。コンドームやピルなどの避妊を一切せずに性行為をすれば、当然妊娠リスクは上がります。
妊娠したかもしれません。 中三の女です。 両親と高校の話ですれ違いが生じ お前の受験料は出さない
私立の受験料金 特別奨学生分の一万円と 一般入試分の1万円をパパ活で稼ぎました。
その際に1人の方から、 君が高校に行ったあとのお金も僕がみてあげるから その代わりに生でと言われ 親には頼れず最近は家に住ませてもらっていますが
ご飯は作って貰えずに半家出をして たくさんの男性のところを転々としていたので その方を頼るしかなく、 許可をしてしまいました。
引用:Yahoo!知恵袋
「避妊なしでしたい」「中出ししたい」というのが多くの男性の本音。その願望を叶えるために、「避妊なしならお手当を多めにする」「外で出すよ」と提案してくるパパもいます。お手当の多さに惹かれて、避妊具をなしの性行為を承諾してしまう女性は意外といるようです。
実例2.避妊に失敗した
2つ目の実例は、避妊に失敗したパターンです。コンドームの避妊率は100%ではありません。コンドームをつけていたものの、途中で外れてしまったり破れてしまったりすることがあります。
パパ活で妊娠しました。
おじさんはゴムはめてたので妊娠しないと思っていたのに…。出典:Yahoo!知恵袋
また、外出しするつもりだったパパが誤って中に出してしまうこともあります。そもそも外出しは正しい避妊法ではないため、パパ活では避けたほうが良いでしょう。
実例3.パパが嘘をついた
3つ目の実例は、パパに嘘をつかれて妊娠してしまうパターンです。「コンドームを付けたよ」と言いながら実際はつけていなかった、「外出しする」と約束していたのに中出ししてくるなど。
おじさんが「僕は種なしだから避妊しなくても妊娠しないよ。」って言って不妊証明書というものを見せてくれました。
その言葉を信じておじさんとゴム無しでセックスしました。
引用:Yahoo!知恵袋
中には、「パイプカットしてるから大丈夫」「無精子症だから妊娠することはない」と悪質な嘘をつくパパも存在します。パパの嘘を見抜けずに性行為に及んでしまうと、妊娠リスクが大幅に上がるので注意しましょう。
パパ活で妊娠を疑ったらすべき3つの対処法
妊娠の可能性があるのなら一刻の猶予もありません。「生理が来ない」「体調がおかしい」と感じたら、すぐにすべき3つのことを解説します。
妊娠検査薬でチェックする
妊娠を疑う最初のきっかけは、生理が予定日より遅れていることだと思います。ただの生理不順の可能性もあるため、まずは市販の妊娠検査薬でチェックしましょう。
妊娠検査薬はドラッグストアで購入できて、1回分の価格は500円~。妊娠検査薬を使うタイミングは、生理予定日の1週間後からです。使うタイミングが早すぎると、妊娠していても陽性が出ないことがあるため注意しましょう。
生理予定日を待たずに確認したい場合は、生理予定日当日から検査できる早期妊娠検査薬を使うと妊娠判定ができます。いずれの場合も正しいタイミングで使えば、99%以上の精度で判定できるのでほぼ確実です。
以下の記事では妊娠検査薬について紹介しています。
みなさん妊娠検査薬はいつから使うことが出来るか知っていますか? 生理不順になり妊娠したかもと思っても、妊娠検査薬の使い方やいつ使うかといったタイミングが分からない女性も多いと思います。 そんな女性のために「妊娠検査薬の使い方」「[…]
病院で診断書をもらう
妊娠検査薬で陽性が出たら、すぐに産婦人科や婦人科へ行きましょう。妊娠検査薬は99%以上の精度ですが、病院で妊娠週数を確認することで妊娠が確定します。妊娠が確定したら、その場で診断書をもらってください。
妊娠週数が記載された診断書は「妊娠している証明」となるため、パパに妊娠の事実を伝えるために必要です。また、妊娠週数からパパの子どもであることを推測できます。
パパと今後のことを話し合う
病院で診断書をもらったら、できるだけ早くパパと会って今後のことを話し合いましょう。選択肢としては以下の3つが挙げられます。
- 中絶する
- 結婚する
- シングルマザーとして子どもを育てる
注意点として、日本では妊娠22週未満を過ぎると中絶ができません。妊娠発覚時点で妊娠22週を過ぎていた場合は、中絶という選択肢はなくなります。
また、妊娠12週以降の中絶は母体への負担が大きく、中絶費用も高くなります。堕胎した赤ちゃんの死産届も必要です。この辺りのことも踏まえ、パパと今後のことを話し合ってください。
パパ活での妊娠した時に関するよくある疑問
パパ活で妊娠を疑った時、どうすべきかの基本的な流れを紹介しました。しかし、実際には上記のようにスムーズにいかないこともあります。
「パパと連絡が取れなくなってしまった」「パパが既婚者でトラブルになった」など、パパ活での妊娠に関する疑問を紹介します。
中絶を選択した場合の注意点とは?
話し合いの末に中絶を選択した場合は、中絶手術の同意書にパパのサインと印鑑が必要になります。必ずパパ本人にサイン・捺印をしてもらってください。
中絶費用や診療費については法律的には折半となります。ただし、パパのほうが経済的余裕がある場合が多いため、パパが全額負担することで話がまとまるケースが多いようです。
パパに慰謝料を請求することはできるのか?
パパ活で妊娠した場合、基本的にはパパに慰謝料を請求することはできません。お互いの同意の上で性行為が行われているからです。ただし、以下のケースに当てはまる場合は慰謝料を請求できることがあります。
- 無理やり性行為をされた
- 避妊すると約束したのに、実際はしてくれなかった
- パパが妊娠後の話し合いに応じなかった
パパが既婚者であることを知った上で体の関係を持った場合、パパの妻から慰謝料を請求されることがあるため注意しましょう。
パパに強引に中絶費用や慰謝料を請求した場合、追い詰められたパパが妻にパパ活をしていたことを打ち明けてしまう可能性があります。不倫トラブルに発展しないように、冷静に話し合いを進めることが大切です。
パパの連絡が取れない時はどうするべきか
パパ活での妊娠でよくありがちなのが、パパと連絡が取れずに今後のことを話し合えないパターンです。
妊娠が発覚する前に別れてしまった、妊娠を告げたら連絡が取れなくなったなどケースバイケース。
どうしても連絡がつかない場合は裁判を起こして中絶費用を請求することになります。弁護士に依頼すれば、「弁護士照会」という制度を用いてパパの個人情報を調べられます。
パパ活で妊娠しないための対策・注意点
望まない妊娠をして傷つくのは女性です。それがパパ活での妊娠であればなおさら傷は深く、大きなトラブルに発展する可能性もあります。
そこで、パパ活で妊娠しないための対策を紹介します。これからパパ活を始めようと思っている人必見です!
体の関係を持たない
望まない妊娠をしないために、最も良い方法は体の関係を持たないことです。パパ活は食事やデートだけでも成り立つので、無理に体の関係を持つ必要はありません。良パパを探して、健全なデートを重ねてお手当をもらうのが一番安全です。
生理周期を把握する
望まない妊娠を避けるためには、自分の生理周期を把握する必要があります。排卵日前後にパパと性交渉を持たなければ、妊娠する確率は大きく下げられます。
排卵日の目安は、28日周期の女性の場合は生理から2週間後です。毎朝きっちりと基礎体温を計ることで、排卵日の予測が可能ですよ。ただし、生理周期が不規則な場合は生理周期を把握するのが難しいかもしれません。
以下の記事では基礎体温の計り方を紹介しています。
女性の体は妊娠、出産、生理などにより体調も変化しやすく、デリケートなものです。 そんな女性の体と上手く付き合っていく方法の1つとして基礎体温があります。基礎体温を測った方が良いと女性なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 […]
いざという時の避妊アイテムを常備する
避妊はパパ任せにせず、女性主体で行うのがおすすめ。女性主体で行える避妊方法は以下の通りです。何があるかわからないので常備して置くと安心です。
- コンドーム(必ず自分で用意)
- 低用量ピル(経口避妊薬)
- 子宮内避妊システム(ミレーナ)
- 子宮内避妊リング
- 避妊手術
コンドームをつけたと嘘をついて挿入してきたり、途中で外したりするパパもいるため、必ずゴムを装着していることを確認してください。ホテルやコンドームは破損している可能性があるため、女性側が信頼できるメーカーのコンドームを用意しておくと◎
より確実に避妊するために、低用量ピルを服用するのもおすすめ。低用量ピルは女性ホルモンを含む内服薬で、女性主体で行える避妊法としては一番メジャーです。
低用量ピルにはごくまれに血栓症のリスクがあるため、クリニックで問診や血液検査をした上で処方してもらうほうが安心。 低用量ピルの価格は1シート(28日分)2,500〜3,000 円が相場です。
パパ活での望まない妊娠は避けよう
望まない妊娠をした場合、女性側の心と体に大きな傷が残ります。シングルマザーとして育てる場合も、人生プランが大きく狂ってしまうかもしれません。
パパ活での望まない妊娠を避けるために、体の関係を持たない健全なデートがおすすめ。どうしても体の関係を持つ場合は、生理周期の把握や避妊を徹底して行ってください。
パパ活での妊娠であっても、大切な命を授かることには変わりありません。妊娠してから後悔しないように、最善の対策を行いましょう。