女性とは嘘を付く生き物だと聞いたこともあるのではないでしょうか?
男性と女性では圧倒的に女性の方が嘘をつくのがうまくバレにくいという傾向もあります。しかし、女性の嘘は様々な理由があってこそなのです。
ここでは、女性と男性の嘘に対する考え方の違い、嘘をつく理由、更には嘘の見破り方までたっぷり紹介していきますよ。
女性と男性の嘘に対する考え方の違い
そもそも、女性と男性では嘘に関する考え方が異なります。こちらでは、それぞれどんな考えを持っているのか、なぜそのように異なるのかを解説していきますよ。
女性は共感を重視する
「女性は共感を重視する生き物」という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。悩み相談をされて自分なりの解決策を伝えたら、「そういうことを聞きたい訳じゃない!」と怒られてしまった…という人も多いでしょう。
基本的に女性は、話していることに関して、同意してほしいという気持ちを持っています。悩みを打ち明けている時は、大変だったねなどと同意して話を聞いてほしいのです。もちろん、本当に解決策が欲しい場合もあります。
しかし、その際にも、「いや、それは良くない」と言われるのではなく、「その考えもあるよね。でもこういう考えもあるんじゃないかな。」など、考えを肯定してから話を進めて欲しいと思ってしまう生き物なのです。
この気持ちを女性は潜在的に持っているので、友達の洋服がいいと思わなくても、かわいいねなどと嘘をついてしまう時もあります。
男性は利益があるときに嘘をつく
女性とは対照的に、男性は共感するために嘘をつくわけではありません。自分の利益になると感じたときに嘘をつくと心理学的に言われています。例えば、彼女に「この服かわいい?」と言われたとします。
あまり似合っているとは思えないけど、その本音を言うと彼女が機嫌を損ねるかもしれない…。彼女が怒ると自分に不利益が生じる、そう考えて「かわいいよ」と言う男性も少なくないのです。
考えの違いは狩りの時代から
人間が過去に狩りをして生活していた頃から、女性と男性の意識の違いは明確だったと言われています。男性は獲物と出会った時に次は何をすればいいのかを第一に考えます。獲物を倒す解決策が見つからないと、殺されてしまうからです。
一方、男性の帰りを待ちながら集落で生活している女性は共感を大事にしていました。もし、他の女性に嫌われてしまい集落で浮くようなことがあれば、欲しい情報も手に入らなくなり、生活をすることが困難になってしまうのです。
この考えが男女で逆転したらどうでしょうか?獲物が現れた際、「怖いね」「そうだね、怖いよね」などと話していては全滅してしまいますよね。共感するわけではなく、思ったことをすぐに口にしてしまえば、集落で孤立してしまう恐れがあります。
現代の女性と男性の違いはここから来ているのかもしれませんね。
女性が嘘をつくとき4選
では、女性はどのようなときに嘘をつくのでしょうか。具体的にみていきましょう。
構って欲しいとき
どうにかして自分に目を向けて欲しいときに嘘をついてしまいます。人気の先輩とご飯に行く際、誘ったのは自分からなのに、「先輩から強引に誘われちゃった」などと嘘をつく人も、このケースに当てはまります。
女性グループ内で注目を集めたいという意図があるからでしょう。「〇〇のブランドで買ったんだ〜」など、嘘をついて高級ブランドを自慢する人も、みんなに構って欲しいと考えとってしまう行動なのです。
相手に良く思われたいとき
本当はお酒をたくさん飲めるのだけれど、初めてご飯に行く人の前だから、あまり飲まないと言っておこう…という考えになったことはありませんか?
まだまだご飯を食べることができるけれど、大食いとは思われたくないからお腹いっぱいと言おう…など、相手に良い印象を持ってもらいたいときに嘘をついてしまうこともあります。
相手を傷つけたくないとき
例えば好きではない相手に告白されたとします。すごくいい雰囲気のレストランで、勇気を振り絞って告白してくれたと分かるとき、その相手を好きではないけれどオッケーしてしまった。分かるなぁと頷く人も多いのではないでしょうか。
本当はそう思ってないのだけれど、本当のことを話してしまうと相手を傷つけてしまうかもしれない。だから、少し嘘をついてしまおう。個人的には、女性が嘘をつくときはこのケースが一番多いと思います。
相手を騙そうと考えているとき
彼氏がいるのにも関わらず、浮気をしてしまった。あるいは、友達の大切にしていたものを無くしてしまった。このように、本当のことがバレてしまうと自分に不利益になると考えた際に嘘をつくケースです。これは一番良くないパターンですね。嘘がバレたときに信用を全て失ってしまいます。
嘘を見破るためには?
もしかしたら、今騙されたのかもしれない。または彼女が浮気をしているのかもしれないなどと思ったとき、どのようにすれば嘘を見破ることができるのでしょうか。こちらでは3点に分けて解説していきます。
聞き役に徹する
嘘を見破ろうと考えると思わず質問攻めにしてしまいがちですが、実はその必要はありません。嘘をついている人間は自分の正当性を主張しようとして、自らいつも以上に多くのことを語ったり、詳細内容を話し出したりする傾向があるのです。
そのため聞き役に徹して相手の話をじっくり聞いてみましょう。その際には相手の話し方にも着目してみましょう。「早口」「オーバーリアクション」「大声」などは嘘をついているときに出やすい傾向があります。またたくさんの情報を話す中で矛盾点が生じていないかも重要です。
あれこれこちらから質問するよりも、話しているうちに思わぬボロが出ている可能性があります。
手の位置を見る
嘘をついている人間は自然と緊張感やストレスを感じている状態になります。そのため無意識のうちに緊張やストレスを和らげようと「腕を組む」「口元に触れる」「足をさする」など自分自身の体の一部に触れるセルフタッチが多発します。
特に口元は自然と手がいきやすく、「嘘を話す口を隠したい」という心理から無意識に出てくるものと考えられています。そのため、話しているときに相手の手がどこにあるのかチェックしておきましょう。
体のどこかに触れている場合には強いストレスを感じている傾向があり、今まさに嘘をついているのかもしれません。
目を見る
人間は嘘をついたときに目に変化が出やすいようです。男性は嘘をつく際に相手の目を見れなくなる傾向がありますが、女性は逆に相手をじっと見つめることが多いと考えられています。
また、まばたきが普段より多いときにも要注意です。まばたきは、脳への快楽物質であるドーパミンと密接な関係があると言われています。まばたきの回数が多ければ多いほど、ドーパミンが増えていくといった実験結果もあるのです。
嘘をつくときにやましい気持ちがあれば人間は緊張しますよね。そのやましい気持ちを落ち着かせるために、無意識にまばたきが多くなっていることがあるようです。
以下では心理学的な目の動きについて解説しています。
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悪意のある嘘でなければ見てみないふりをするのもあり
浮気に繋がる嘘をつかれた時、放っておくと相手への疑心感が高まってしまうので、直接話し合うことが得策です。これとは別に、例えばギターを弾くことが趣味だと彼女に話した際に、「聞きたい!」と言ってくれたとします。
しかし、明らかに関心がないように見えるときに、彼女は自分を立てるために嘘をついたのかなと思いますよね。このような嘘は無理に暴く必要はありません。相手がなぜ嘘をついているのか考えると、今まで以上に良い関係を築くことができるでしょう。