前戯はセックスの良し悪しを左右する、必要不可欠な要素ではないでしょうか。そのなかでも、「手マン」は前戯の中でも基本的な方法。
皆さんはそんな大切な手マンで、痛さを感じたことはありますか?実は、多くの女性が手マンで痛さを感じた経験があるんです。セックス中に痛みを感じたら気分が下がるし、相手に伝えるのもムードを壊しそうで言いにくいですよね。
そして痛みを感じる原因は、実は時間にあったんです。セックスを最高のものにするために、痛くない手マンの時間をお伝えします。
そもそも、何で痛いの!?
筆者調べでは、女性の大半が痛みを感じた経験のある手マン。気持ち良いことのはずなのに、なぜ痛いのか、不思議ですよね。痛いと気持ちも萎えてしまうし、セックス全体にも影響を及ぼします。
実は、痛さを感じる多くの原因は、男性の「知識不足」にあったのです。なぜ痛くなるのかを知れば、気持ち良い手マンの対策になるはず!ここでは、手マンが痛いと感じる原因を説明します。
AVでお勉強はNG
実は日本人男性は、セックスをAVで勉強する人が非常に多いです。AVは基本的に観客を興奮させるためのものなので、実際のセックスよりオーバーに振舞っていることがほとんどです。
AV女優さんは強い手マンをされて感じている風に見えますが、あれは全て演技なんです。女性器はかなりデリケートな箇所。AVを参考に男性器と同じようにガシガシやっても痛いだけです。
凶器で触っていませんか?
ゆっくり優しく触っても、触っているそのものが凶器だったら全く意味なし。手の凶器とはそう、「長い爪」です。
膣内は粘膜なので、簡単に傷つきます。また爪の間は不衛生なので、長い爪で触ると最悪、粘膜が炎症を起こし病気になることもあります。
短さは、ちょっと深爪くらいがちょうど良いです。ヤスリでとがりを無くしてあげるとなおよしです。または最近流行りのフィンドムを付けましょう。
手マンOKの状態かチェックして
セックスが始まってすぐ手マン!ではもちろんありません。痛くない手マンで重要なポイントとの1つとしては、タイミング。女性は、膣を触られて快感を得られる状態になるまで、実は時間がかかるのです。
あくまでも個人の体感ですが、前戯を初めてから膣が快感を得られるようになるまで、少なくとも20~30分はかかるのではないでしょうか。手マンはゆっくりムードをつくりながら行いましょう。
女性が感じる気持ちの良さと、男性の気持ちの良さは全く違う
男性と女性の考えは基本的に違うことが多いです。よく、男性は理論的、女性は感情的と言われたりもします。その男女の考え方の違いが、セックスについても明らかにあると言えるでしょう。
特に、男性と女性は、手マンに対する考えがまるで違います。性別の違いは変えることはできませんが、お互いの考えを知ることで、歩み寄れることができます。男性、女性目線でそれぞれ手マンに関しての考え方をお伝えします。
技術が重要!な男性思考
男性は「技術が最も重要だ!」と考える傾向が強いです。自分のテクニックでいかに気持ちよくさせるか? に意識が向きがちのため、AVでもそういうシーンが多いです。指は何cm入れるか、角度は正しいかなど、男性にとって手マンは「習得できる技術」なのです。
女性はより「芸術的」「感情的」
一方女性は、「触る前から前戯は始まっている」と考える傾向があります。その場の空気感や、言葉にならない第六感のような部分で、気持ち良さを感じるのです。ベッドインの前から前戯が始まってるとよく言われたりします。
なのでテクニックよりも、ムードを大切にする方が女性にとっては気持ち良いのです。
女性が求める理想的な手マンの時間とは?
手マンが痛い理由、男女の手マンに対する考えの違いは理解できましたね?それでは、一番重要な、「女性が求める理想の手マンの時間」についてご説明します。
実は手マンは時間が一番大切なんです。短すぎてももちろんダメ、でも長すぎるのもNG。じゃあどれくらいが良いの?って疑問が浮かんでるそこのあなた。女性が求める理想的な手マン時間を紹介します。
まずは、セックスの理想時間を知ろう
みなさんはセックスの時間配分を考えたことはありますか?手マンの時間を考えるには、まずはセックス自体の時間配分を考えることが重要なんです。前戯から最後までのセックスの理想時間は30〜60分と言われています。
その中でも前戯にかける時間、挿入にかける時間の配分は、男と女ではズレがあると言われています。そのあたりをもう少し詳しく説明します。
女性がイク時間は男性と違って超長い!
男性と女性とでは、セックスでイクまでの時間が大きく違います。多くの女性は、「男ばかりセックスでイク事が出来てずるい」、「男がイクとセックスが終わりになるのが悲しい」と考える人が多いのが事実です。
そして、挿入でイケたことのない女性が多いのも事実です。なぜなら、男性がイクには平均1分20秒、女性は30分と、イク時間が男女によってかなり違うからです。
女性はセックスでイクまで時間がかかります。男性だけでなく女性にも満足してもらうためには、しっかりと前戯をする必要があるということです。
200人以上の女性をオーガズムに導いた女性用風俗のセラピスト講師より『女性がオーガズムになるまでの平均時間』を聞きました。 実際に男性が考えているよりも女性がオーガズムになるまでには時間がかかります。 オー[…]
女性が求める前戯の時間とは
女性の理想前戯時間は30分〜1時間と言われています。さらに筆者調べでは、女性が好きな前戯の1位は手マンという結果が。つまり、女性は手マンを30分から1時間ぐらい、しっかり時間をかけて行って欲しいということです。
女性は、膣を触られて快感を得られる状態になるまで時間がかかります。ですので、手マンそのものに時間をかけるのではなく、手マンをする状態にするのに20~30分費やしましょう。
逆に、女性器はかなりデリケートな箇所ですので、手マン自体を長くしすぎると痛みの原因になります。人によって大差はありますが、女性の反応を見ながら10分〜20分程度、少しキスやハグで休憩を挟みながら行うのが理想的です。
手マンは時間が一番重要!
素敵なセックスの成功のために重要な手マン。前戯の満足度がそのまま挿入時の満足度、さらにはセックス全体の満足度に大きく影響します。
男女の違いをしっかり理解して、お互いが満足いく気持ちの良いセックスができるように、時間に気を遣いながら行いましょう。