デートでお金が発生するパパ活。女性は仕事と割り切ってパパ活をしている人が多いですが、実はパパの状況によっては慰謝料を請求されることがあるのをご存知でしょうか?
パパが未婚であればそこまで心配はいりませんが、既婚者だと気になるのがパパ活は不倫になるのかどうか。
そこで今回は、パパ活で慰謝料が請求されてしまうケースと請求されないケース、不倫慰謝料の相場、慰謝料を請求されないために普段のパパ活で気をつけたいことを解説します。
パパ活で慰謝料が請求されてしまうケースとは?
パパ活をしている人は、パパ活=不倫という認識がない人がほとんどでしょう。パパ活にはお金が発生していて、基本的に恋愛感情はありません。女性はお金をもらっているので、パパ活を仕事と認識している人が多いですし、男性は単純にお金を払ってでも、若い女性と疑似恋愛を楽しみたいと思っている人が多いです。
しかし、パパ活のやり方によっては、不倫行為と同じとみなされて慰謝料を請求されるケースがあるので注意が必要です。
パパ活で慰謝料を請求される場合のキーワードは「既婚者」と「肉体関係」。
既婚者で体の関係がある=不貞行為とみなされてしまいます。慰謝料を支払わなければならないのは、この不貞行為に該当する場合です。デートや手をつなぐ・キスなどは不倫の慰謝料を請求する理由としては不十分なので、認められません。
パパ活で慰謝料が請求されても支払う必要がない場合もある
パパ活において、仮に慰謝料を請求されたとしても、支払う必要がないケースもあります。
パパが既婚者だと知らなかった
パパ活で慰謝料を請求されるにあたっては、「既婚者」「肉体関係」がキーですが、既婚者のパパと肉体関係を結んでも、パパ活女性がパパを既婚者だと知らなかった場合は、慰謝料を請求されても支払わなくて大丈夫です。
パパ活において、女性はパパを既婚者だと知らずに大人の関係になるケースがよくあります。なぜなら、パパが既婚者であることを隠しているから。
パパからすると既婚者であることを女性に伝えることで、会ってくれなくなる場合があるので、結婚していないと嘘をつくのです。
パパと肉体関係がない
パパ活においては大人の関係なしのデートも多いです。食事や買い物をしたり、手をつなぐだけだったり。パパの奥さんからみたとき、基本的に慰謝料を請求させようと思った場合は、肉体関係の証拠をつかむ必要があります。
パパと女性に大人の関係がなければ、不倫が成立しないので、パパの奥さんから「不倫行為だ」と慰謝料を請求されても、支払う必要はありません。
パパが慰謝料の全額を支払っている
パパの奥さんが慰謝料を請求できる相手は、パパ活女性だけと思いがちですが実はそうではありません。
パパの奥さんが不倫の慰謝料を請求できる相手
- パパ活女性
- パパ(旦那)
奥さんはパパ活女性と旦那の2人に慰謝料を請求できるのです。もしも奥さんがパパ活女性に慰謝料を請求したタイミングで、すでにパパから慰謝料を受け取っていたら、新たにパパ活女性に慰謝料を請求することはできません。
パパ活で慰謝料を請求された場合の相場は?
やはり慰謝料の額がどれくらいなのか気になる人は多いのではないでしょうか。明確にいくら、と決まっているわけではありません。不倫によっての離婚や別居といった不倫後の夫婦の状況や家庭の事情などで相場に違いが出てきます。
離婚した場合
パパとの不倫後に、パパの夫婦が離婚してしまった場合、慰謝料の相場は100万円~300万円です。
そもそも慰謝料とは、不倫相手(パパ活女性や旦那)から受けた精神的苦痛に対して支払うお金のこと。
夫婦が離婚すると、不倫の被害者である奥さんの精神的苦痛は大きいといえるので、高額になる傾向にあります。
別居した場合
パパとの不倫後に、パパの夫婦が別居してしまった場合、慰謝料の相場は100万円~200万円です。
不倫後の別居も離婚と同様に、慰謝料の金額は増えるケースが多いです。ただし、離婚した場合よりも高くなることはほとんどありません。
夫婦関係を続ける場合
パパとの不倫後に、離婚も別居もせずに夫婦の関係が続く場合、慰謝料の相場は数十万円~100万円です。
不倫後に別居したり離婚したりする場合と比べて、慰謝料の額は減る傾向に。
不倫によって夫婦はどうなったか | 慰謝料の相場 |
離婚した場合 | 100万円~300万円 |
別居した場合 | 100万円~200万円 |
夫婦関係を続ける場合 | 数十万円~100万円 |
パパ活で慰謝料を請求されないために気をつけること
良いパパを見つけてお金を稼ぐためにパパ活を利用していたのに、パパの奥さんから多額の慰謝料を請求されてしまっては本末転倒です。
パパの家族だけでなく、パパ活女性の人生も狂ってしまいます。不倫トラブルは絶対避けたいですよね。
ここでは、パパの奥さんから慰謝料を請求されないために、パパ活をする上で気をつけるべきことを3つ紹介します。
既婚者であるかは最初にしっかり確認する
パパ活で慰謝料を請求されないために、パパが既婚者かどうか確認をしましょう。これは一番大事なことです。未婚か既婚かでトラブルに巻き込まれるリスクに大きく差が出てきます。言うまでもなく既婚者のほうが不倫トラブルのリスクが高いです。
パパ活を利用している男性は30代後半~50代が多いです。この年代の男性ってほとんど結婚していると言っても過言ではありませんよね。
会ったときに結婚指輪を見たらすぐにわかりますが、厄介なのが、最初に既婚者NGと伝えているにも関わらず、パパが隠して会うケースが意外と多いということ。
パパ活アプリやサイトにおいて、独身であることを証明する機能はないので、既婚者かわからないことが多いでしょう。ただし、パパの中には既婚者=勝ち組と思っている人もいて、既婚者であることを自慢する人もいます。
お目当てのパパが既婚者であるか見極めたい場合は、会話で探っていくしかありません。
既婚者の場合は大人の関係を持たない
パパが既婚者であることがわかった場合に、大人の関係を持ってしまうと、慰謝料を請求されたときに支払う条件が揃ってしまいますので、肉体関係を持たないように努めましょう。
大人の関係ありだと、お手当代はかなり上がります。金額だけを見ると大人ありのほうが良いと思うパパ活女性もいますが、
不倫の慰謝料請求という取り返しのつかない事態になる可能性があるということを頭に入れて行動してください。
あえて既婚者であるか確認をしない
パパ活でパパが既婚者であるか確認しないという手段もあります。
パパ活で慰謝料を請求されても支払う必要がないケースの一つに、「パパが既婚者であることを知らなかった」があります。
パパが既婚者であるか知っているか知っていないかで、慰謝料を支払う支払わない、に関わってきます。パパが既婚者かどうか知らないことで、不倫トラブルを最小限に抑えられます。
食事や買い物デートをしてくれるパパを見つける
パパ活において、食事や買い物のみのデートをしてくれるパパを見つけることで慰謝料を請求されるリスクは減ります。
仮にパパが既婚者であっても大人の関係がなければ、奥さんから慰謝料を請求されても支払う必要がありません。さまざまなリスクを減らすためにも、食事や買い物デートのみにとどめておくべきです。
パパ活募集では、大人の関係なしのパパ活=「健全」というワードを使って募集している女性が多いです。
パパ活で慰謝料を請求されないためにデートの内容を考えよう
パパ活において、パパが既婚者と知っていた上で大人の関係を結んでしまうケースはあるでしょう。
しかし、既婚者と肉体関係を結ぶことでたとえパパ活であっても不倫が成立してしまうのです。そのためパパの奥さんから慰謝料を請求された場合、言い訳の余地なしで大人しく支払わなければいけません。
一番安全なパパ活は、食事や買い物を楽しんでお手当をいただくデート。パパ活では、慰謝料が請求されるリスクもあることを念頭に、パパ活のデート内容を決めていただければと思います。