美容雑誌などでも多く取り上げられている「ピコレーザー」。
従来のシミ取りレーザーに比べて、お肌に優しいアプローチにも関わらず、濃いシミから薄いシミ、そばかすなどを効果的であると大人気です。
そんなピコレーザーですが、一体どんな施術をするのか知らないという人も多いと思います。そこで今回は、ピコレーザーの特徴や種類、ダウンタイムなど皆さんが抱く疑問について解消していきたいと思います!
ピコレーザーって何?
「ピコレーザーのピコって何?」「どんな治療なの?」と、分からない点はたくさんあると思います。気になってはいても、どんな治療なのかが分からなければ、なかなか治療に踏み出すことは出来ませんよね。
ここでは、ピコレーザーとは一体どんなものなのか、どんな人に向いているのかなどを説明していきたいと思います。従来のレーザーとの違いについても比較してみました。
ピコレーザーとは
(引用元:美容皮膚科エルムクリニック)
ピコレーザーの「ピコ」とは、照射時間の長さを表す単位です。その照射時間がとても短く、ほとんどお肌に負担をかけず治療ができるのが「ピコレーザー」です。
最近は、ピコレーザーを導入するクリニックが増えてきて、ダウンタイムも短く手軽に施術が出来るようになってきています。
ピコレーザーはこんな人におすすめ
- 気になるシミ・くすみを取りたい
- 毛穴・ニキビ跡・細かいしわが気になる
- 肝斑
- そばかす・アザ
- 刺青除去
など、肌を綺麗にしたい方から刺青やアザの治療をしたい方まで、様々な悩みをお持ちの方におすすめです。
従来の治療法「Qスイッチレーザー」との違い
ピコレーザー | Qスイッチレーザー | |
治療期間 | 約1~2回※肌の状態による | 約1~4回※肌の状態による |
料金の相場(顔全体) | 約10~30万円 | 約10~20万円 |
ダウンタイム | ほとんどない | 7~10日間 |
向いているシミのタイプ | ほとんどのシミや肝斑 | 濃いシミやそばかす |
従来、刺青除去やアザの治療に使われていたのは「Qスイッチレーザー」というものが主流でした。Qスイッチレーザーは、ナノ秒というとても短い時間の照射をすることで、刺青だとしたら7~15回を目安に治療してきました。
レーザーは、照射時間が短ければ短いほど皮膚へのダメージが少なく色素を破壊することが出来ます。その照射時間を短くする研究を重ね、ついにナノ秒より短いピコ秒での照射が出来るレーザーが開発されたのです。
ピコレーザーの種類
種類 | 向いている人 |
ピコスポット | 濃いシミやそばかす・ほくろなどを除去したい |
ピコトーニング | 肝斑を消したい、美白・トーンアップしたい |
ピコフラクショナル | 肌のハリやキメの改善をしたい |
ピコレーザーは、お肌の悩みや目的に応じてモードを使い分けます。主に3種類が一般的に行われているピコレーザー治療となります。一人一人に最適なモードで施術することによって、効果的に理想のお肌に近づくことが出来るのです。
自分自身の悩みや状況に応じてピコレーザーの種類を選択すると良いでしょう!何が良いのかわからないという場合でもクリニックで診察の上背術法を決めてくれるので、安心して施術を受けることができます!
ピコレーザーの特徴
数あるレーザー治療と比べてみても、ピコレーザーには優れた特徴がいくつかあります。
従来のレーザー治療と比べて、お肌への負担がほとんどなく、痛みも軽減されるというメリットがあります。
また、効果的にシミ取りや肝斑などの美肌効果も期待できるのはどうしてでしょうか。ピコレーザーの特徴を説明していきます。
肌ダメージを最小限に抑えることが出来る
従来のレーザー機器よりも圧倒的に短い時間で照射することが出来ます。ナノ秒(10億分の1)に対して、ピコ秒(1000億分の1)で照射出来るため、熱による肌への負担がほとんどなく、衝撃波でメラニンを粉砕することが可能となり、効果も得やすくなりました。
周りの組織を傷つけず、シミだけを消すことが出来る
(引用元:東京美容医療クリニック)
従来のレーザー機器に比べて、ピコレーザーは周囲への熱影響が少なく「衝撃波」でシミだけを効果的に治療することが出来ます。従来のレーザーの1/2の回数でシミへの効果が実感できるようになりました。
おまけ!タトゥーやアートメイクを除去にも効果が期待できる
従来のレーザーでは砕くことが出来なかった大きさの粒子を砕くことが出来るようになりました!例えば今まで消すことが出来なかったカラーにも対応しているため、取り切ることが出来なかったタトゥーやアートメイクの除去にも期待できます。
▼ピコレーザーを提供しているオススメクリニックは以下で紹介しています。
シミ取りをするなら、クリニック・皮膚科に通う回数が出来るだけ少なくて、レーザー照射後のダウンタイムがより短い「ピコレーザー」で治療したいですよね。 ピコレーザーを導入しているクリニックも年々増えています。そこで今回は、「ピコレーザーで[…]
ピコレーザーの施術の流れ
ピコレーザーで施術を受けることになったら、どんな流れで治療が進んでいくのか気になるところですよね。
ここでは、ピコレーザーの治療を受ける際の一通りの流れとその後のケアについて詳しく説明していきます。クリニックでの施術の流れは、大体このような流れで行っていきます。
STEP1 カウンセリング
まずは、お肌の状態や体調をカウンセリングしてもらいます。そして患者様一人一人に合った施術方法を提案してくれます。この時に、疑問に思うことや相談したいことがあったらクリニックの方に遠慮せずに聞いておきましょう。
STEP2 施術の予約をする
施術の内容を確認して納得が出来たら、施術の予約をしましょう。日焼けをしていると施術が受けられないことがあるので、当日までの日焼け対策はきちんとしておきましょう。
STEP3 施術
洗顔してメイクを落とし、ピコレーザーを照射していきます。消毒などの準備をして、アイガードをします。適切な波長・出力のピコレーザーで1箇所ずつ又は全体に照射していきます。時間は10~30分程度ですが、施術箇所によって変わってきます。
STEP4 アフターケアと術後経過
施術後は、若干の皮膚の赤みが出ます。紫外線対策が重要になってくるので、日常生活では必ず日焼け止めを塗るようにして下さいね。
赤みなどが出なければ、帰るときにメイクをしても大丈夫です。
※念のためマスクは持っていきましょう。
施術箇所が黒っぽいかさぶたになり、7~10日程度で剥がれます。無理に剥がそうとせず、自然に剥がれてくるのでそのままにしておきましょう。点状の内出血や赤みが数日残る場合がありますが、徐々に改善していきます。
▼ピコレーザーを提供しているオススメクリニックは以下で紹介しています。
シミ取りをするなら、クリニック・皮膚科に通う回数が出来るだけ少なくて、レーザー照射後のダウンタイムがより短い「ピコレーザー」で治療したいですよね。 ピコレーザーを導入しているクリニックも年々増えています。そこで今回は、「ピコレーザーで[…]
ピコレーザーQ&A
ここではピコレーザーに関してありがちな疑問点を、一般的にどんな傾向があるのか回答していきます!ただし、クリニックによって施術に使用する機械に違いがあったり、一人一人の肌状態によって状況が変わります。
あくまでも一般例として参考にするようにして、具体的に知りたい場合は実際に希望するクリニックに確認をするようにしましょう!
軽度のシミやそばかすでしたら1~2回の治療で満足される方が多いようですが、もちろん個人差があります。レーザーを照射した日から1~2週間程度で効果を実感した方が多くみられます。タトゥーやアザなどは6~10回、アートメイクは3~6回くらいを目安としておくと良いかもしれません。
ピコレーザーは、衝撃波による色素破壊を行うので、以前と比べ熱による影響はほとんどありません。施術後の赤みや腫れが出る場合がありますが、半日から1日で引いていきます。その方それぞれの状況にもよりますが、ダウンタイムはほとんど感じないケースが多いでしょう。ただしシミが薄くなる過程で一時的に色素沈着が濃くなったように感じることもあるでしょう。
・アトピー、蕁麻疹、アレルギーのある人
・妊娠中、授乳中、経口避妊薬を内服している人これらの方は治療を受けられない場合があるので、カウンセリングのときに相談してみて下さいね。
シミに悩む方はピコレーザーがおすすめ!
ピコレーザーは、導入している医院が全国的に増えてきています。安心して手軽にお肌の悩みを解決してくれる治療法が、どんどん増えてくれるのは嬉しいことですよね。
年齢やホルモンバランスの変化による肌の悩みは、誰でも抱えていることです。悩みを解消して、鏡を見るのが楽しい毎日を手に入れましょう!
▼ピコレーザーを提供しているオススメクリニックは以下で紹介しています。
シミ取りをするなら、クリニック・皮膚科に通う回数が出来るだけ少なくて、レーザー照射後のダウンタイムがより短い「ピコレーザー」で治療したいですよね。 ピコレーザーを導入しているクリニックも年々増えています。そこで今回は、「ピコレーザーで[…]