結婚を考えると期待や希望と一緒に不安が頭をよぎる方も多いのではないでしょうか?「本当に彼でいいの?」「これからずっと上手くやっていける?」と迷うのは無理もありません。
結婚は恋愛から一歩進んで、お互いの人生に責任を持つ事なので、もの凄くシビアで現実的。でも彼と結婚しないと他に良い人はいないかも知れない・・と妥協してはいませんか?
そんな事はありません!欠点も彼の一部と受け入れる事と、嫌々妥協する事は違います。結婚を失敗しない為に、もう一度彼で良いのか考えてみましょう。
勢いも大事!だけど現実を見つめる事も・・
結婚は誰もが末長く一緒にいる事を願いますが、実際はどうでしょう?
日本は3組に1組は離婚すると言われています。
また、TVなどでも広く知られるようになったモラハラやDVに経済的など様々な事情から離婚を踏みとどまっている家庭も少なくはありません。
彼を見極める上で大事な8つの事
以下では結婚前にチェックしたい項目を紹介します。
私以外の人(店員さんなど)への彼の対応はどうでしょう?
好きな相手に優しいのは当たり前です。他人への対応もチェックしましょう。彼からの愛情が落ちてきたら、同じ対応をされるかもしれません。
お互いに不満を上手に伝えられますか?
不満があったときにどちらかが我慢する関係はいずれ無理が生じます。喧嘩の後にどう折り合いをつけるか、仲直りできるか。双方が納得する形が築けてますか?
友人や家族とうまくやれていますか?
周りの意見はあくまで一意見です。しかし、自分にない見方を示してくれるので有り難い面もあり、特に友人や家族からの評価が悪い場合は何らかの原因がある事が多いです。
お互いの金銭面や今後の分担について話し合ってますか?
以下の3つは一緒に生活する上ではお互いに知っておきたい項目です。
- 貯金額/借金額(奨学金も含む)
- 給与額
- 財布は夫婦共通/別
お金について話し合えない相手なら、信頼関係を築くのは難しいかもしれません。ましてや隠し事は相手を裏切る行為です。結婚してから借金が見つかっても、簡単には離婚出来ません。
また昔とは違い共働きの現在、夫婦で財布が別々で給与差に合わせて負担を分けている家庭もありますし、お財布が一緒の家庭もあります。給料内から決められた金額を家庭にいれるのでお互いの給与額を知らない家庭もあります。
例えば夫は年収2,000万、妻は専業主婦でも、夫が家庭に500万入れ残りを自分の小遣いにしていたら・・おそらく想像する生活は出来ません。
所得額や仕事は一生同じではありません。どちらがが働けなくなったら勿論分担は変わります。大切なのは二人で乗り越える事です。
家事や育児の考え方は合っていますか?
自分が100%家事をやる事を望む女性は少ないのに、気づけばそうなっている方は少なくありません。親元でも家事をする男性もいらっしゃれば、一人暮らしても自活には程遠い暮らしをされている方もいます。
付き合っている時に大半の家事を女性がしている、ましてや彼の家の家事までしてあげている様では危険信号です。
自身が納得していれば全く問題ありませんが、本人が彼を甘やかしていたり、捨てられないように尽くしている様では考えもの。
それでいて外には愚痴を言う方もいらっしゃいます。家事分担、育児分担は結婚したら日常です。後悔しないように、最初が肝心です。
子供を望んでますか?
妊娠を考えると男女共に若いに越した事はありません。しかし現在では高齢出産の安全性も年々上がっていますし、代理母・養子という選択肢もあります。
焦らず、彼との子供が欲しいか、彼は子供が欲しいか、いつ頃を希望しているのか、話し合いましょう。
結婚した後に片方は子供が欲しいのに片方は要らないで揉める夫婦も少なくありません。
また子供は授かりものです。子供を持たないという選択もあります。
彼の家族・友達とうまくやっていけますか?
全く問題が無い家庭はありません。大事なのはそれが許容範囲であることと、彼が新しい家族であるあなたの味方になってくれるかです。
いつの時代どの場所でも嫁姑問題は離婚に直結しますし、遺産で揉める家も多々あります。出来ればご家族が彼を叱ってくれるか見たいですね、日本では男性は甘やかされ嫁には言っても息子には言わないご両親も残念ながらいらっしゃいます。
これからの長い人生、彼の家族や友人とうまくやっていけるか、難しいならどういう対応をするか考えましょう。
結婚に伴い仕事はどうしますか?
出来る限り仕事は続ける事をお勧めします。専業主婦やパートの選択肢もありますが、理由が夫に経済的に依存する為なら考えものです。
現代日本の状況的には夫のみの給料で一家全員を養う事は難しくなっています。また、もし離婚したくなった場合にブランクが長ければ長いほど再就職するのは容易ではありません。
「女性も強かだから、専業主婦でも離婚を考え始めたらまずパートを始めて離婚準備をし始める」これは友人の弁護士談です。
お金は自由に直結します。離婚だけでなく、彼が働けなくなった時にも家族を守る事ができます。
モラハラ夫を防ぐ為に!更に大事な4つの事
結婚しても自立出来きますか?
自分一人でも生きていける土台を「死守」しましょう。結婚生活で自分の自由にできるお金を持つことは死活問題です。
結婚してから築いた財産は共有財産でも、結婚前の貯金はあなた個人のものです。いざというときに(そういう時がない方が勿論良いですが)身一つ、出来れば子供と一緒に逃げる資金は確保しましょう。
実際に使う事がなくとも喧嘩した際に「嫌ならいつだって離婚できるんだから」と思うと心に余裕が生まれますし、彼の言いなりになる必要もありません。
モラハラ予備軍の男性ほど、彼がいないと生活出来ない状況に女性を追い込みます。「家事が出来ないなら仕事やめれば?」と言われたらどう感じますか?
彼は自分の事が自分でできますか?
あなたは彼のお母さんではありません、パートナーです。家事・育児の項目にも重なりますが、自分の事が満足に出来ない方に子供の育児ましてや妻の事を望むのは難しいでしょう。
ちゃんとお金を稼ぎ、自分一人で暮らせて初めて大人です。また、精神面にもいえます。自分の精神面を自分で解決出来ない人のせいにしたり、自分に甘く他人に厳しい方はモラハラや依存に繋がりやすいので要注意です。
「俺がこんなにイライラするのはお前のせい!」などです。
性的価値観は一致してますか?
セックスはパートナーシップには非常に大切です。回数よりもお互いに満足しているか、要望を伝えれるかです。相手からの愛情を感じていますか?独りよがりだったり、嫌がる事を強要されてはいませんか?
また、女性は妊娠中は出来ない時期がありますし、子供が出来ると育児で忙しくなり、セックスなんか考えられない時期が来る方もいます。セックスが無くても彼は浮気せず育児に参加したり、理解を示してくれるでしょうか?
生理中は会おうとしなかったり、出来ない間や熱が覚めたときに浮気した事があるようなら、彼は将来的にも危険性が高いと言えます。
支配や依存関係に陥ってないですか?
支配的な関係や片方又は両方からの依存はモラハラに繋がりかねません。
外出時に根掘り葉掘り聞かれる事を負担に思うようになったり、禁止される、怒られる、などは支配傾向があります。また連絡がつかないと不安、許可がないと不安は依存傾向があります。
あるいは自分が必要以上に嫉妬したり束縛したりするなら、彼を信じ切れてないかもしれません。不信感には何らかの原因がありますので、目を逸らさずに考えてみてください。
結婚を考える前に読んだ方が良い本
以下の2冊は結婚の手続きやノウハウについての本ではありません。女性が自立して男性と対等に向き合い、自分の幸せを掴む方法を耳が痛いほど突きつけてくれる本です。
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと
歯に絹着せぬスパッとした書き方で有名な西原先生。この本は西原先生が女の子に向けて自分で幸せを勝ち取る方法を書いた必読の本。苦労を重ねて今が一番幸せと話す先生だからこその説得力と温かさに溢れています。
外国人とロマンス
国際恋愛についてマダムの価値観・生き方を書いた本ですが、これは国際恋愛だけでなく日本人同士の恋愛にも通じます。男性に依存せず、騙されず、自分の人生の舵取りをしながら男性と対等に渡り合うための本。
海外はレディファースト、男女平等なんて甘えた事を言わず、対等に扱われるには自身が価値のある女性にならないといけません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?相性の悪い相手との結婚は出来る限り避けたいものです。
結婚前は不安があっても将来への幸せや希望でいっぱいの時期なので、シビアに判断するのは難しいかもしれません。
本当に彼を好きなのか、自分の一生をかけるべき相手なのか冷静に見つめて、相応しいお相手と幸せな結婚をしてくださいね。