なぜ恋愛で幸せすぎると罪悪感が出てくるのか?恋愛を心から楽しむ方法

互いに愛し愛される幸せな恋愛って、誰もが憧れますよね。毎日がときめきに満ちて、小さなことで胸がワクワクしたり、ドキドキしたり。会うたびに知らなかった自分や彼の新しい一面を見つけて、一緒にいる時は新鮮な喜びでいっぱい。

ですが不思議なことに、幸せすぎる恋愛をしていると、特に理由もなく罪悪感が出てしまう、という人がいます。罪悪感とは、他人に対して「後ろめたい、申し訳ない」と思う気持ちのことです。実は、幸せすぎる恋愛をしている時に出てくる罪悪感には、さまざまな要因が隠されています

なぜ恋愛で幸せすぎると罪悪感が出てくるのか?

なぜ幸せな恋愛をしているはずなのに、マイナスの感情である罪悪感が出てくるのか不思議ですよね。罪悪感があることで、恋愛において自分を制限したり、相手に対して不安を感じやすくなったりするなどの影響が出てしまうこともあります。

ここでは幸せすぎる恋愛をしている時に出る罪悪感にはどんな要因があるのか、心理学的な視点から見てみましょう。

「自分だけが幸せになってはいけない」という思いがある

「自分だけが幸せになってはいけない」と無意識的に思っているパターンです。これは他人の気持ちがよく分かる共感力の高い人や、責任感の強い人に多く見られます。

たとえば小さい時にお母さんの機嫌を伺っていつも良い子にしていて、お母さんの機嫌が悪いと敏感に察知して「私が怒らせちゃったのかも」と自分に責任を感じてしまったりします。

このように、他人に共感する力が高くて責任感の強い人は、「自分が幸せになることで、他の誰かを不幸にしているかも」「自分が幸せでいたら、他の人に嫌われてしまうかも」という思いがあります。そのため、恋愛をしていても心から楽しめずに罪悪感を持ってしまいます。

「自分なんかが愛されるわけがない」という思いがある

「自分なんかが愛されるわけがない」と、自分に対する評価を無意識的に低く見積もっているパターンです。たとえば幼い頃に、兄弟の片方は両親に可愛がられたのに自分はあまり可愛がられなかったという思い出があったりすると、「私には愛される価値がないのだ」と思うようになってしまいます。

一見幸せな恋愛をしていても根本的には自分には価値がないと思っているため、「自分なんかが愛されるわけがない」と、相手に対して罪悪感が出てきてしまうのです。その罪悪感は、「いつか彼は私から離れて行ってしまうのでは?」という不安につながったりもします。

男性との距離が遠いと思っている

男性との距離が遠いと思っているパターンです。幼い頃にお父さんが自分に無関心だったり、お父さんの仕事が忙しくあまり構ってもらった経験がなかったりすると、男性に対して距離を感じやすくなります。

というのもお父さんというのは、ほとんどの場合において「自分がこの世で初めて関わる男性」だからです。

このような場合は、根本的に「男性との距離が遠い」と思っているので、「彼は一人の時間が欲しいのかもしれない」「嫌々私と付き合っているのかもしれない」と相手の気持ちを勘ぐったり、あえて距離を遠ざけようとしてしまったりします。

そのため彼と一緒にいることで彼の負担になっていないかと罪悪感を感じてしまう傾向があります。

素の自分を出したら嫌われると思っている

自分に自信がなく、素の自分を出したら嫌われると思っているパターンです自分に自信がない理由は様々ですが、生まれつきの性格に合わせて家庭環境や幼い頃の経験、あるいは能力や外見のコンプレックスなどから生まれる場合が多いです。

あるいは、子どもの頃にお母さんに自分の話をあまりよく聞いてもらえなかったりとか、お母さんが子どもの話を否定しがちなタイプだったりすると、「自分のことや自分の本音を他人に話しても聞いてもらえず、否定される」という考えになってしまうことがあります。

その場合は彼の前で無理に着飾ったり、彼の機嫌をとるために自分の意見は押し殺して「いい子ちゃん」を演じてしまい、素の自分が出せなかったり、本音を話せなかったりします。そのため本当の自分を知られたら嫌われてしまうと罪悪感を持ちながら付き合っている傾向があります。

過去の恋愛を引きずっている

最後は、過去の恋愛を引きずっているパターンです。一見幸せな恋愛をしていながらも、無意識的に過去の辛い経験と重ね合わせてしまい、「前の恋愛のように、いつか彼は私のもとから去って行ってしまうかもしれない」と思ってしまいます。

このような場合、「どうせいつか別れるのだから、これ以上傷つかないようにしよう」と自分から彼と距離をとってしまったり、自己防衛的になってしまったりします。そのため真摯に彼と向き合いきれない状況に罪悪感を感じる傾向があるでしょう。

罪悪感を手放して、恋愛を心から楽しむ方法

以上、なぜ恋愛で幸せすぎると罪悪感が出てくるのかについて解説してきました。ですが、せっかくならば罪悪感を手放して、もっと自由に恋愛を楽しみたいですよね。ここからは罪悪感を手放して、心から恋愛を楽しむコツについてお伝えしていきます。

過去と現在を切り離して考える

ひとつ前の章でお伝えしたように、幸せすぎる恋愛において出てくる罪悪感の正体は、過去の経験から形成された自分への思い込みや自信のなさだったりします。ですが、過去のあなたと現在のあなたは違います。

過去の失敗から物事を考えるのでも、他人と比較するのでもなく、現在のあなたが過去と比べて何か1つでも成長した点に目を向けましょう

セルフイメージを高める

セルフイメージとは、自分が自分自身に対して抱いているイメージのことです。幼い頃に両親から分に愛情を感じられなかったり、自分の能力や外見などにコンプレックスがあったりするとセルフイメージが低くなり、恋愛にも影響を及ぼしてしまいます

セルフイメージを高めるためには、たとえば以下のような方法があります。

①感謝日記をつける

その日一日で彼や誰かにしてもらったことなどの感謝の出来事を記録します。その際自分自身の行動の「悪いこと」や「ないもの」ではなく、「良いこと」や「あるもの」に目を向けることで、自分自身の行動が誰かのためになっている!と、セルフイメージが高まります。

感謝の気持ちも意識できるので、周囲との良い関係づくりのきっかけにもなります。

②小さなことでも自分を褒める

セルフイメージが低い人は自分を否定する言葉を使いがちですが、これからはどんなに小さいことに対しても自分を褒めてあげましょう。自分で自分を褒める習慣をつけることで、自分自身に対して前向きに考えられるようになります。

ここで大切なことは、何か失敗しても決して自分を否定したり、責めたりしないということです。他の誰かに何か言われたとしても、最終的に自分の味方でいられるのは自分自身だけなのです。

③小さな成功体験を積み重ねる

たとえば「今日は自分から職場の人に挨拶する」、「今日はエスカレーターではなく階段を使う」など実現可能な小さな目標を設定しておきます。これば心理カウンセリングの現場でも使われている方法で、小さな成功体験を積み重ねていくことでセルフイメージが高まります

もちろん成功したら、自分をたっぷり褒めてあげてくださいね。

恋愛を通して出てくる感情から、自分のあり方を見つめる

「恋愛は自分を映し出す鏡」とはよく言われますが、恋愛を通して出てくる自分の感情や自分でも知らなかったような自分の姿から、自分の今後のあり方や生き方を見つめ直すことが出来ます

罪悪感が出てくるというのは、幼い頃に受けた心の傷や自分の自信のなさ、コンプレックスを手放すタイミングだという合図です。だから、罪悪感が出てくるというのは決して悪いことではなく、あなたが成長している証拠なんですよ。罪悪感から恋愛をこじらせてしまう前に、ぜひ自分自身と丁寧に向き合ってみましょう!

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