デリケートゾーンのポツポツした黒ずみの原因とは?一日でも早く解消する方法も解説

あなたはデリケートゾーンにおいてどんな悩みがありますか?「デリケートゾーンで気になるところはない!」という女性は少数派なのではないでしょうか?多くの女性は、ニオイ・かゆみ・黒ずみなど何らかの悩みを持っていると思います。

デリケートゾーンって場所が場所だから、なかなか相談できない
黒ずみが気になるけど、どんなケアをするべきかイマイチわからない

今回は、デリケートゾーンで悩みがちな「黒ずみ」について徹底解説します。そもそもなんで黒ずみが出てしまうのか、早く解消する方法や毎日のケアについて解説するので、デリケートゾーンの悩みを一日でも早く解消したい人はぜひ参考にしてくださいね。

デリケートゾーンの黒ずみで悩んでいる女性は多い

デリケートゾーンは膣周辺の「外陰部」のことを指しますが、なんらかの悩みを抱えている女性は多いといえます。

(引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000043815.html

デリケートゾーンの三大トラブルともいえるのが、におい・かゆみ・黒ずみ。どれも割合にほとんど差がなく、気軽に人に相談できないので、たくさんの人が悩みを抱える傾向にあるようです。

今回のテーマである、黒ずみについて悩んでいる女性も多いことがわかりますね。

デリケートゾーンの黒ずみで考えられる6つの原因

そもそもなぜ、デリケートゾーンが黒ずんでしまうのでしょうか?

よく「あそこが黒いのは、経験人数が多いから」というのを耳にしますが、これは迷信です。本当の原因は別にあります。

下着の締め付けや摩擦

デリケートゾーンの黒ずみで考えられる大きな原因として、下着やボトムス、トイレットペーパーによる強い摩擦が考えられます。摩擦は肌にとっては大きなストレス。特にデリケートゾーンは皮膚が薄くて敏感なので、摩擦が刺激となって色素沈着を起こしやすいです。

デリケートゾーンのNG摩擦

  1. サイズがきつい下着やボトムスを履いている
  2. ゴシゴシ拭く(タオルやトイレットペーパー等)

デリケートゾーンは、皮膚が弱いので水分を保持する力も少ないです。少しの摩擦でも日常的に刺激を受け続けることで、色素沈着が起きて黒ずみやすくなってしまいます。

かぶれや炎症

生理用品によるかぶれや炎症により、デリケートゾーンが黒ずんでしまうことがあります。

市販の使い捨てナプキンのほとんどは、ポリエチレンフィルムという石油を原料とした素材が使われており、正直肌には良くありません。湿気で蒸れやすい特徴があるので、肌がかぶれやすくなり、黒ずみの原因になってしまうのです。

洗いすぎ

デリケートゾーンの黒ずみで考えられる原因に、必要以上に洗ってしまうことも挙げられます。

デリケートゾーンは汚れやすい部位なので、きれいにしようと強い力でゴシゴシ洗っている人も少なくないでしょう。一日に何度も洗う行為こそ、黒ずみ原因の一つになっているのです。

トイレでビデ洗浄をする分には問題ありません。トイレの技術により、ベストな角度や位置でソフトに洗浄してくれるので、清潔にするなら、トイレットペーパーで拭くだけでなく、ビデ洗浄もするべきであるといえます。

しかし、ソープや石鹸で何度も洗うのはNG。きれいにしたい気持ちはわかりますが、本来洗い流す必要のない菌まで流してしまうことになり、結果的に乾燥や臭いの原因になります。

アンダーヘアの処理

アンダーヘアを処理している女性は多いと思いますが、間違った自己処理は、皮膚への強いストレスになってしまうことが多いので、黒ずみの原因になってしまうことも。

間違った自己処理として考えられるのは、カミソリや毛抜きを使った処理です。肌を傷つける大きな原因となりうるので、日常的に続けていると黒ずんでしまう可能性が高くなります。

女性ホルモンの影響

デリケートゾーンの黒ずみは、実は女性ホルモンによる影響も。例えば、妊娠すると乳首が黒くなる傾向にあるのですが、これは妊娠によって女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンの分泌量が増えて、母乳が出るよう体が準備をしているサイン。

女性ホルモンの分泌量が増えると、メラニンの産生が活性化し、色素沈着が起きやすくなります。

ホルモンバランスの乱れ

デリケートゾーンの黒ずみは、意外にもストレスが関係していることも。食生活や生活サイクルが乱れたり、日常生活で強いストレスを感じたりすると、ホルモンバランスが乱れて、デリケートゾーンのトラブルにつながりかねません。

よく「ストレスはお肌の大敵」と言われますが、これは決して顔のお肌だけではありません。敏感なデリケートゾーンにおいても同じことが言えるのです。

例えば、睡眠不足になると皮膚や粘膜の代謝が弱くなり、少しの刺激でも肌が荒れやすくなります。

デリケートゾーンの黒ずみを早く解消する方法

とりあえず今の黒ずみを早くどうにかしたい!

このように、今すぐにでも黒ずみを治したい!と思っている女性も多いでしょう。

ここでは、早くデリケートゾーンの黒ずみを解消する方法を紹介します。

黒ずみ専用クリームを使う

デリケートゾーンのケア商品はたくさん発売されていますが、黒ずみを集中的にケアするクリームやジェルを使うのがおすすめです。しかし、

本当に効果があるの?

と、どのようなメカニズムで黒ずみを改善するのかイマイチわからない人も多いでしょう。

黒ずみを改善するクリームのメカニズム

  1. 「色素沈着」の生成を抑制する
  2. 肌のターンオーバーを促して「メラニン色素」を蓄積させないようにする

「色素沈着」も「メラニン色素」も黒ずみの大きな原因となる成分です。

黒ずみの原因となる成分に集中的にアプローチするので、今ある黒ずみだけでなく予防も可能ということになります。

デリケートゾーン専用ソープを使う

デリケートゾーンを洗うときは、一般的なボディソープではなく専用のソープや石鹸を使って洗うのがおすすめ。

デリケートゾーンのニオイや黒ずみの解消に特化した専用のソープがたくさん発売されています。一般的なボディソープと比べて肌への刺激が弱く、天然成分が多く使われているのが特徴。毎日洗うからこそ、これを機会にソープを見直してみるとよいでしょう。

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クリニックで治療する

お金はかかりますが、一番確実で効果的なのが、専門クリニックで黒ずみ治療を受けることです。

デリケートゾーンの黒ずみ治療方法

  1. ピーリング※色素沈着した古い角質を落とすクリームを肌に塗る
  2. レーザー

治療をする場合、より早く効果を実感できるように、毎日のケアを行うよう専用の美白クリームを処方するクリニックが多いです。

デリケートゾーンの黒ずみにおすすめ!日常のケア方法

デリケートゾーンの黒ずみを早く解消するための方法を紹介しましたが、毎日のケアも怠らないことできれいなデリケートゾーンが維持できます。

逆に、デリケートゾーンに対するケアを怠ると、いくら高いお金を払ってクリニックで黒ずみ治療をしたとしても、また再発してしまう可能性が高くなります。

ここでは、デリケートゾーンの黒ずみを予防するために日常生活におけるケアを解説します。

乾燥は大敵!しっかりと保湿をする

デリケートゾーンが黒ずまないための重要なケアとして、保湿を十分に行うことが挙げられます。黒ずみの一番の敵は摩擦といっても過言ではありませんが、同じくらいに乾燥も大敵です。

デリケートゾーン専用のクリームやジェル、ミストといったさまざまなタイプの保湿アイテムが発売されています。

素材やサイズが肝心!身体に合った下着をつける

ショーツの強い摩擦が黒ずみの原因になるので、デリケートゾーンに常に触れる下着に気を遣いましょう。

黒ずみ対策におすすめの素材

  • シルク
  • コットン
  • 綿

天然素材の下着がベスト!肌に圧がかからないほうが良いので、ゴムのないショーツできつくないサイズであることも重要です。

洗いすぎNG!ソープを使った洗浄は1日1回で

デリケートゾーンを黒ずみから守るために、ソープを使って洗うのは1日1回にしましょう。基本的には入浴のときに洗うだけで構いません。

きれいにするためには、何度も洗って清潔をキープしておきたいと考える人も少なくないでしょう。しかし、デリケートゾーンは皮膚が薄くて敏感な部位なので、洗いすぎるとかゆみや痛みが出ることも。

洗い方も大切で、常に「優しく丁寧になでるように洗う」ことを意識しましょう。

清潔に!生理用品はこまめに取り換える

生理のときは、特にデリケートゾーンに気を遣う必要があります。経血による湿気や菌の繁殖を抑えるために、ナプキンはこまめに取り換えましょう。

デリケートゾーンの環境が悪いと、かゆみや炎症、ニオイなどの原因になり、放置しておくと黒ずみとなってしまうこともあります。

ナプキンの蒸れが気になる場合は、タンポンや月経カップを使う方法もあり

デリケートゾーンの黒ずみは毎日のケアが大切!

デリケートゾーンの黒ずみ原因や対策について解説してきました。普段、顔や髪の毛などのケアは頑張りがちですが、見られることが少ないからか二の次になりがちなデリケートゾーンのケア。黒ずみの最大の原因は、摩擦などによる肌への過剰な刺激によるものです。

今の黒ずみを早く解消したいなら、専用クリームを塗ったり、クリニックで治療をしたりする方法がおすすめですが、黒ずみと無縁の生活を送るためには何よりも毎日のお手入れが大切。顔や髪と同じくらいにデリケートゾーンのケアも始めてみてはいかがでしょうか。