皆さんご存知のまつげエクステンション(通称マツエク)。
メイクは時短できるし、スッピン盛れるし、デザインによってイメチェンできるし・・・とにかくマツエクってとっても便利な存在ですよね。
しかし・・・実はマツエクに疲れていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
こちらの記事では、5年以上毎月サロンに通っている「マツエク依存症」だった筆者が、自まつ毛に戻して感じていることを率直にお話いたします。
マツエクをやめたいけどやめられない!そんな風に感じていらっしゃる方の参考になればと思います。
マツエクをやめたいと思ったきっかけ
維持費がバカにならない
サロンに通っている皆さんはご存知かと思いますが、マツエクの施術は1回¥5,000〜¥15000ほどかかります。
1回¥5,000で毎月通ったとして、年間で¥60,000。これを安いか高いかジャッジするのは人によりますが、結婚に向けて貯金を増やしたかった私は、この出費をどうにかできないかと考えました。
マツエクは永久脱毛などと違って、終わりがないということにも気付き始めました。
メンテナンス周期に振り回される
マツエクの持ちには個人差がありますが、多くの場合、数週間〜1ヶ月も経つとボリュームは減ってきます。
筆者は、施術から時間が経ってマツエクの数が少なくなればなるほど、自分が「フルパワー」ではない感覚になり、ソワソワしていました。
「サロンに行きたい」「でもまだ2週間しか経ってないからもうちょっと我慢しなきゃ・・・」「デートの予定あるのに、マツエクが取れてきてる!どうしよう」など、しょっちゅう頭の中で予定のせめぎ合いが発生します。
金銭的な負担を別としても、都合の良いタイミングで行きつけのサロンの予約が取れない事がある、というものちょっとしたストレスでした。
マツエクに依存していくことへの不安
リペア、付け替えなどを繰り返していると、本当にマツエクの辞め時がわかりません。
マツエクをすることによって少なからず自まつ毛に負担をかけているわけで、マツエクを取った瞬間に顔面の戦闘力がガタ落ちする事が予想されます。
それを考えると、なかなか自まつ毛に戻す勇気が出なかったです。
「マツエクが私の戦闘服よ!」と強がってみたりするものの、私このまま一生マツエクを付けて生きていくのかな、とちょっとだけ不安になったりしていました。
マツエクをしていない女性を素敵と感じるようになった
よく見てみると、人気のある芸能人やアイドルってあまりマツエクをしていないな、とある時気が付きました。
また、自分の周りのマツエクをしていない女性を見てみると、なんとなく上品な雰囲気な人が多いような気もしました。
もちろん、マツエクが似合っていて綺麗な女性もたくさんいますが、筆者はこの時30代に差し掛かった頃。盛れ具合や華やかさよりも、「上品さ」に重要度が傾き始めたことは確かです。
マツエクをやめて感じたこと
このような理由から、勇気を出してマツエクを取ってみました!
ちなみに、自分で取るのは自まつ毛を必要以上に傷つけてしまう可能性があるのでおすすめしません。できればサロンに行きましょう。
以下は、私がマツエクをやめて感じたことです。
意外と大丈夫だった
どれだけ顔がしょぼくなるのだろう・・・とドキドキしていたのですが、実際に取ってみると、意外と大丈夫でした。数年ぶりの自まつ毛、むしろ新鮮!
数年間に渡るマツエクの負担に耐えてくれた自まつ毛に、「よく頑張って生き残ってくれたね」、とものすごく愛着が湧きました。
スッピンが好きになった
マツエクがない方が顔のバランスが取れて、とても自然なことに気付きました。
マツエクの種類やデザインにもよりますし、元の顔立ちにもよりますが、マツエクをしているとノーメイク時にまつ毛部分だけが目立ってしまい、どうしても不自然になることが多いです。
マツエクを取ると確かに顔のインパクトは減少しますが、ノーメイク時の顔全体のバランスは断然良くなるような気がします。インパクトはないけど、ナチュラル!
結果、以前よりも自分のスッピンを「悪くない」と思えるようになりました。
まつ毛が健康になった
マツエクを取った直後は、やはり自まつ毛の本数は少なくなっていましたし、弱っていました。
ですが、マツエクを取ったことによりその瞬間から負担は激減!マツエクで遮られることなく美容液をしっかり塗り込むこともできるようになりました。
その結果、見る見るまつ毛が回復!自まつ毛に戻して1ヶ月ほどで、量、長さ共に普通レベルのまつ毛になりました。嬉しい!
マスカラの楽しさに気づいた
自まつ毛に戻して以来、メイクをする際はマスカラを使うようになりました。
以前は、マスカラって面倒臭い、盛れない、などのマイナスメージがありましたが、意外や意外、マスカラ、楽しいです!
マスカラの種類や塗り方によってまつ毛の長さやボリュームを調整することができますし、カラーマスカラで遊ぶこともできます。
お湯落ちマスカラを使えば、クレンジングの負担も最小限にすることもできます。マスカラ、優秀!
盛りたい時はつけまつ毛を
しかし、元々派手なメイクが好きな私。たまにはメイクで思いっきり盛りたい時もあります。そんな時はつけまつ毛を使うようにしています。
手軽に普段と違う雰囲気を楽しむことができて、すごく便利!マツエクと違ってその日だけ楽しむことができて、取れば元通りですしね。
モテるようになった
マツエクをやめてから、なぜか男性にモテ始めました。予想外すぎる出来事でした。自分なりに理由を分析してみたところ・・・
筆者はわりとボリュームのあるマツエクを愛用していたため、どうしても派手なイメージになっていたようです。また、よく考えると取れかけのマツエクは清潔感に欠けていたかも・・・。
ですので、自まつ毛に戻したことにより「親しみやすさ」と「上品さ」がアップしたのではないかと思います。
モテた対象の男性も、真面目そうな方や年上の方など、今まであまり縁がなかった方達が多かったように感じます。交際に発展するかどうかは別として、「モテる」って単純に嬉しかったです。
「手放す」選択肢を持つことができるようになった
これは、私がマツエクを辞めて一番大きいメリットだと感じていることです。
以前は、「マツエクがないと顔が完成しない」「マツエクがないと私らしくない」と、マツエクをなくてはならないものと思っていました。
しかし、実際に辞めてみると意外と平気、平気どころか時間やお金も節約できるし、「マツエクしなきゃ」の呪縛から逃れることができました。これがすごく気持ち良い!
これをきっかけに、「ネイルもやめてみたらどうだろう?」「ジムをやめてみたらどうだろう?」と、「あって当然」と捉えていたものに対して、「手放す」選択肢を持つことができるようになりました。
お洒落を放棄するわけでなく、やめる代わりにネイルポリッシュにしたらどうか、自宅でできるエクササイズを調べてみようか、など、自分で工夫するようになりました。貯金も増えるし、一石二鳥!
まとめ
このように、マツエク依存症だった私がマツエクをやめた結果、いいこと尽くしでした。
もちろん人によって価値観や状況も違いますので、絶対にやめた方がいい!とは言いません。が、やめたいけどやめられない、と感じている方の参考になったら嬉しいです。