チャームってどうゆう意味?行く前に知っておきたいバーの基礎知識・基礎用語集

「映画やドラマで見るような素敵なバーに行ってみたい!」まだバーに足を踏み入れたことのない方は、一度や二度このように思ったことはないでしょうか?

またバーには専門用語や独自のシステムがあるので、なかなかバーに足を踏み入れるその勇気が出ない…なんて方もいると思います。バーは紳士淑女の社交の場です。

同じ空間に集い楽しくお酒を楽しめるバーは、大人のマナーさえ守れば誰でも楽しく過ごせます。今回はこのようなバー未経験者に少しでも身近に感じてもらうために、バーの基礎知識・基礎用語集を見ていきましょう。

バーの種類

バーは多く種類があります。時代によって呼ばれ方が違ったり、今も日々新しいジャンルのバーができてたりします。その中でもよく耳にするものだけをピックアップしました。

オーセンティックバー

伝統的なスタイルを貫く正統派バーです。熟達したバーテンダーが確かな技術でカクテルを作ってくれるのが魅力です。お酒を楽しむのがメイン。大人の社交場というイメージですね。みんなでワイワイ楽しむ…場所ではないかもしれません。

ショットバー

「ショット」は「ワンショット」を意味してます。お酒を一杯から頼める気軽さが売りのバーです。バー初心者でも比較的立ち寄り易いです。

スタンディングバー

立ち飲みスタイルのバーです。ふらっと立ち寄れる気軽感があります。回転率を考慮したスタイルです。フードメニューもシンプルなものが多く、リーズナブルに楽しめるのも特徴です。

ダイニングバー

「フードバー」と呼ばれることもあります。フードメニューが充実していて食事を楽しめるので、女子会などで利用される頻度が高いバーとなります。

ミュージックバー

音楽に特化したバーです。音響システムや選曲などにこだわり、曲を聴きながらお酒を楽しむことができます。ジャンルに特化したバー(ジャズバー、ロックバー、ピアノバーなど)もありますので、自分の好みのジャンルで音楽談義を楽しめるでしょう。

アミューズメント系バー

マジックバーやダーツバー、ゲームバーやシューティングバーなど、一風変わったコンセプトでお客さんを楽しませてくれるバーです。いつもと違う刺激が欲しくなったら、試してみてもいいですね。

バー基礎知識

バーの種類が大まかにわかったところで、バーの基礎知識をお伝えしたいと思います。バーに行って「それは何??」と慌てないように事前にここで予習しておきましょう。

ドレスコード

厳しく決められているバーもあると思われますが、不衛生でなければあまり気にしなくても大丈夫です。

バーの予算いついて

「テーブルチャージ」や「サービス料」といった追加料金を設定しているところがあります。

「テーブルチャージ」は「席代」のようなものとして、ドリンク一杯分くらいの料金設定をされているところが多く、「サービス料」はオーダーとは別途10%〜20%くらいかかるのが相場となります。カジュアルなバーでは設定していないところもありますが、基本的にはかかるものだと思っていた方がいいでしょう。

これらの追加料金を考慮し3〜4杯程度のお酒を頼んだとすると

  • 都市部オーセンティックバー ¥5,000〜¥8,000
  • 郊外オーセンティックバー ¥3,000〜¥5,000
  • オーセンティックバー以外 ¥2,000〜¥4,000

というのが相場と思われます。

大声での会話

ダイニングバーやスポーツバーなどでは大いに会話を楽しんでいただいて構いませんが、一般的なオーセンティックバーでは静かにお酒を楽しみたいと言う方が多くいらっしゃいます。周りのお客様の迷惑にならない程度のボーリュームで会話を楽しむことをオススメします。

ボトルや備品を触る

お酒の香りを嗅ぎたいと言って、ボトルに鼻を近づける。目の前の蝋燭でタバコに火をつける。これらの行為をしたい気持ちはわかりますが、お店側にとっては迷惑行為です。

ボトルに鼻がついたら、そのお酒を捨てなくてはいけません。蝋がテーブルに溢れたり、蝋燭立てを壊される事もあります。バーの備品には高額なものが少なくありません。気になるものはお店側に許可を取って手に取ることをオススメします。

お水について

水問題は飲食店の方々がよく話していることですが、お水が無料だと思って何杯も飲む方がいらっしゃいますが、あまりスマートな行為と言えません。良識ある大人であればバー以外でも是非やめた方がいい行為です。

なおバーではミネラルウォーターを使用し有料のバーも少なくありません…お気をつけください。

バーの基礎用語

バーのイメージが段々掴めてきたのではないでしょうか?次は基礎用語です。知らない言葉が飛び交っていると不安になってきますよね?なんとなく意味を捉えておくだけでも、不安にならずに済むかもしれません。それでは見ていきましょう。

バーテンダー

バーでお酒を作り、サービスをする人。バーテンでは無くバーテンダーが正しい呼び方となります。

スピリッツ

蒸留酒のこと。ジン、ウオッカ、テキーラ、ラムなど。

リキュール

フルーツやハーブなどで風味付けをしたお酒。カンパリやカルーアなど。

シェイク

カクテルを作る際に、シェイカー(ステンレス製の容器)を使い、材料と氷を入れて素早く冷やして混ぜる技法。

ステア

カクテルを作る際に、スプーン(バースプーン)を使い、お酒と氷をかき混ぜる技法。

ショート

ショートカクテルの略。シェイクなどで作ったカクテルをカクテルグラス(逆三角形のグラス)で提供するスタイルの事。マティーニやギムレットなど。氷入れてなくアルコール度数は高め。

ロング

ロングカクテルの略。時間をかけて飲むカクテル(ロングタイム)という意味で呼ばれている。レモンサワーやジン・トニックのように氷が入ってアルコール度数は低め。

フィズ

ベースとなるお酒に、レモンジュースや砂糖を加え、ソーダで満たしたカクテルスタイル。

チェイサー

強いお酒を飲む際に、一緒に出される「和らぎ水」のようなもの。お水の事を「チェイサー」と思っている人がいますが誤りです。飲んだお酒を和らげる飲み物全てに対し「チェイサー」と呼ばれています。

チャーム

サービスとして提供しているおつまみ。ナッツやチーズ、スナックなど。お店によりこだわりがあるころもあれば、出していないところもあります。

まとめ

いかがでしたでか?少しはバーについてのイメージが湧いたのではないでしょうか?上記の知識を頭の片隅に置いて、気に入ったバーを見つけて、ぜひ足を運んでみてください。

きっとあなたの知的好奇心を刺激する、新しい趣味になることでしょう。今回の情報を是非お役立ていただき、楽しいバーライフをおすごしください。くれぐれも飲み過ぎはご注意くださいね。