好きな人に会うと照れる!?テンパる!?会話ができない!そんな時にあなたが試す改善策

好きな人と会うと、どんどん脈が速くなって照れたり、テンパったりしてしまいますよね。会話なんてとんでもない!という人も多いのではないでしょうか。

でも、好きな人と向き合うことができない以上、関係性の発展は望めません。少しでも好きな人に近づくためにはテンパってしまう自分を改善する必要があるでしょう。

そこで今日は、好きな人と会って、たとえ照れたとしても「テンパらずに会話する」方法をご紹介していきたいと思います。

なぜ好きな人と話すと照れたりテンパったりするの?

まずは、好きな人と会話をするとどうして照れてテンパってしまうのか、その原因を説明します。実は単なる緊張だけではなく複雑な心境があるからこそのテンパりなのです。

好きな人に自分を良く見せたいから

誰だって、好きな人には自分の事も好きになってほしいですよね。ということは、自然と自分を素敵な人だと相手に認識させたくなります。つまり、自分の欠点を隠そうとするわけです。

自分の欠点を好きな人に知られないために、より自分を着飾ろうとすることで言葉にも身振りにも緊張し、テンパってしまうのです。

好きな人の前で恥をかきたくないから

好きな人に自分を良く見せたいという気持ちにも似ていますが、好きな人の前では自分史上ベストな状態でありたいと思いますよね。

恥をかかないためには「髪形を整える、似合うコーディネートをする、気遣いを見せる、話し方に気をつける」など、会話以外のことが気になってきてしまいます。そうなると、会話に集中できなくなりテンパることが多いんです。

好きだという気持ちを隠したいから

好きな人に自分の気持ちがバレると、恥ずかしいですし、何よりもこの先も良い関係でいられるか不安になりますよね。だからこそ、私たちは好きな人への好意を隠そうとします。

隠すためには、明るく友達のように振舞うなどして照れる気持ちを抑え込みますよね。でも、抑え込もうとすればするほど緊張し、逆にアガってしまう自分がいるのでテンパってしまうのです。

好きな人の前でもテンパらない対策【思考編】

では実際に照れずに、テンパらずに好きな人と会話するためにはどのような点を意識すればいいのでしょうか。ここではまず思考的な改善策を紹介していきますね。

テンパる自分を客観視する

緊張してテンパっている状態というのは、「緊張や照れに食われている」状態を指します。まずは一度落ち着いて、照れている自分を客観視してみましょう!

「今自分は緊張しているな。声が上ずっているかも…。相槌だけでもきちんと笑顔で答えよう!」など客観視することで、単に焦ってしまうのではなく、自分の現状を冷静に判断することができます

好きな人と話してテンパってしまう場合には、一呼吸置いて「自分は今緊張しているかも」と自分自身の状況を客観視することを意識してみましょう!

好きな人の心を深読みしない

テンパって上手く話せないと、「つまんないと思われるかな」と心配になることがありますよね。でも、それは自分が勝手に思っていることなんです。

相手にとっては全く気になっていないかもしれないし、もしかすると少しは恋愛対象として興味を持ってもらえているかもしれません。

確かめられるはずもない相手の心を、自分の中だけで悪く考えるのはもう終わりにしましょう。そうすることで、もっと軽やかに会話を楽しむことができますよ。

「テンパる自分が可愛い」と考える

テンパる状態とは、一生懸命話そうとアワアワしている状態のことを言います。常に何かを話そうと、積極的に相手に働きかけているということなんです。

一生懸命に話す姿は自分自身にとっては恥ずかしいものですが、相手からしたら愛らしくさえ思えるものです。一生懸命笑う、一生懸命照れる、もうこれだけで可愛さは揃ったも同然です。テンパる自分の可愛さに自信をもって、好きな人と10秒でも長く話してみませんか。

好きな人の前でもテンパらない対策【実践編】

考え方を変えたとしても、好きな人を前にするとやはりドキドキしてしまうのが人間というものです。ですので、好きな人との会話中に前述の思考編の対策をしてもテンパってしまった時のために、実践的な対策もご紹介します。

話を聞く側に徹する

好きな人に嫌われないように、楽しませるために、会話を終わらせないように、こちらから一方的に話そうとした経験はありませんか? そうです、好きな人との会話でテンパってしまうのは、あなたが「話そうとしすぎている」からなんです。

あなたがしたいことは、好きな人との「会話」ですよね。好きな人への演説ではないはずです。会話には、必ず相手が必要です。その相手の話を聞くことこそが、テンパらないための第一歩なんです。

もし言葉に詰まったら、「ちょっと待ってね、ここ(喉)までで出たんだけどな~」や「○○さんのお話が面白すぎて、何を話そうとしたか忘れちゃいましたよ」など、「言葉に詰まった」ということをどんな言葉ででも良いので、素直に伝えれば良いのです。

照れて、会話中にテンパりそうになった時は、好きな人の話に頼ってみましょう。

好きな人の話の中から質問したいことを見つける

好きな人の話を聞けるようになったら、今度は一つ一つの言葉に敏感になってみましょう。

会話の中で共感できるものは共感して、相手の話から派生させて質問を振ってみましょう!自分から話題を作るよりもずっと気軽に相手との会話を楽しめます。この際1つのキーワードに固執せず、内容を派生させて考えることがおすすめです。

例えば「タイタニックの映画がよかった」という話であれば、ずっとタイタニックについて質問をし続けるのは難しいですが、「他にもよかった映画は?」「オススメのものはある?」など派生させた話題を振ることで会話を繋げることができます

そうすると、相手は自分の会話の内容に興味をもってもらえていると感じ、あなたともっと話したくなりますよ。

好きな人の前でもテンパらない対策【番外編】

ここまで、好きな人との会話中の対策について説明してきました。ここでは、好きな人と話す前にできる対策について紹介します。テンパってしまうとわかっているのであればあらかじめ対策をして、出来るだけテンパりにくい状況を作っておきましょう!

好きな人と会う前に大笑いしてみる

好きな人と会う前の10秒でも5秒でもいいので、どうぞ大笑いしてみてください。大笑いをすると、1度の深呼吸の約2倍の酸素を吸うことができます。

好きな人と会うことは、うれしさと同時にストレスを感じることでもあり、ストレスを感じると脳は酸欠になります。笑って酸素を入れると、脳を落ち着かせることができリラックスすることができるんですね。

好きな人と会う前に呼吸を整えてみる

人間は緊張すると、筋肉に力が入り、体が硬くなっていきます。心拍数が上がり浅い呼吸になると、どんどん緊張が強くなっていきます。そんな時は、深い呼吸と体の緩みを意識してみましょう。

体を揺らしたりストレッチをしたりして体を緩ませた後、吸った息をゆっくり長く吐いていきます。体が緩むと、肩や背中が自由に動くようになり肺の動きが良くなります。

そして、長く吐くとその分肺の空気が外へ出ていきますから、無くなった分の空気を入れようとして体はより多くの空気を吸うことになります。こうすることで、体内に酸素を十分に入れられるようになり、緊張がほぐれていくのです

1秒でも長く会話を楽しんで関係を進めよう!

ここまで、好きな人と会話をするための「照れない、テンパらない方法」を説明してきました。テンパることはおかしいことではなく、ごく自然な現象です。

そして、照れることも当たり前のことです。ですので、テンパることにとらわれることなく、相手との会話を楽しむことに意識を向けてみましょう。

どうしてもテンパりすぎて会話が難しそうでしたら、上の改善策を試して、少しでも楽しく会話をすることを目指してみてください。