同棲したカップルが別れる原因は?同棲を長続きさせる秘訣をご紹介!

彼氏と彼女がひとつ屋根の下で生活をする同棲。大好きな彼がいる女性なら彼との同棲生活を一度は夢にみたことがあるのではないでしょうか。

しかし、いざ一緒に生活をしてみると期待していた同棲生活とは何かが違う…思い描いていた理想の同棲生活と現実との違いにショックを受け、最終的に別れを決断することになった女性も多いでしょう。

この記事では、同棲したカップルが別れる原因を踏まえたうえで同棲を長続きさせる秘訣をご紹介します。

同棲したカップルが別れる原因

ずっと一緒にいたいと思い、同棲までしたカップルが別れることになってしまうのはどうしてなのでしょうか?同棲をすることでその人本来の姿が見えてきます。受け入れられない短所が見えてくる可能性もあるでしょう。

ここでは、同棲を破綻させる具体的な原因について、考えられる6つのポイントについてみていきましょう。

生活習慣が違う

一緒に生活をするうちに分かってくるのが生活習慣の違いです。同棲をする前は気づかなかったことや知っていても気にならなかったことが、同棲をすることで分かったり気になったりしてきます。一方にとっては当たり前のことでも相手にとっては違和感を感じる場合もあります。

もともと生まれ育った環境が違う男女なので、生活習慣が違うのは当然でしょう。しかし、二人の意見や考えがまるっきり違っていたり、その価値観のずれがあまりにも大きかったりする場合は、同棲を続けるのが難しくなり別れることになってしまうのです。

家事の負担に差がある

同棲生活では食事の準備や後片付け、掃除や洗濯などの家事全般を二人で行っていかなければなりません。とくにお互いが仕事をもっているカップルの場合は、協力して家事を行っていくことが大事になってきます。

しかし、どちらか一方だけが家事を担当していたり負担が大きくなっていたりすると、「どうしてわたしだけ?」と不公平に感じ、相手に対してイライラが募ってきます。

そして、そのイライラを相手にぶつけることから喧嘩に発展し、別れることになってしまう場合があるのです。

金銭感覚が違う

彼氏と彼女が一緒に生活をするうえで必要になるのがお金です。同棲では、家賃や光熱費、生活に必要なお金は二人で折半するのが一般的でしょう。

しかしですが、どちらか一方に金銭的な負担が偏ると、負担の大きいほうに不満が溜まってきます。相手の金遣いが荒かったり、無駄遣いが多かったり、二人の金銭感覚が違う場合も別れる原因になるでしょう。

結婚観が違う

将来的に結婚を視野に入れて同棲を始める人もいれば、ただ好きな人と一緒にいたいという理由で同棲を始める人もいます。一方が結婚を前提に同棲をしたのに、もう一方はそうではないという場合、結婚観の違いが別れる原因となってしまうことがあります。

お互いに結婚を意識して同棲を始めたカップルでも、長く一緒に生活をすることで結婚をする機会を逃してしまったというカップルも多いようです。

自由に過ごせない

同棲を始める前は一人暮らしで自由気ままに生活をしていたという人は多いでしょう。それが彼氏や彼女と一緒に暮らし始めたことで自由に過ごせなくなり、そのことが原因で別れることになるカップルも多いでしょう。

どんなに仲が良いカップルでも、いつもべったり一緒に過ごしていたらお互いにストレスを感じてしまいます。一緒に生活することでいろいろな制約を受け、自由に過ごせないことがストレスとなってしまうのは同棲したカップルによくある問題といえるでしょう。

マンネリ化

同棲をしたばかりの頃は何もかもが新鮮で楽しかったカップルも、長く一緒に暮らすうちに新鮮味がなくなり、だんだんマンネリ化していきます。相手と一緒に過ごす環境に慣れすぎてしまい、ウキウキワクワクするような感覚がなくなってしまうのです。

相手を思いやったり身だしなみに気を遣ったりすることがなくなると、異性としての魅力を感じなくなる場合も。同棲生活や付き合いがマンネリ化してしまった結果、浮気をして別れることになってしまうカップルもいるのです。

別れるカップルと何が違う?同棲を長続きさせる秘訣

同棲をした結果、さまざまな原因で別れることになってしまったカップルがいる一方で、長期間にわたって同棲生活を送っているカップルがいるのも事実です。別れるカップルと長続きするカップルは何が違うのでしょうか?

つぎは、同棲を長続きさせる秘訣についてご紹介します。

コミュニケーションを取り合う

長く一緒に暮らしていると、慣れ合いや甘えからコミュニケーションが少なくなってきます。そのコミュニケーション不足の状態を放置してしまうと、カップルの間で意見が食い違ったり気持ちがすれ違ったりして、別れるきっかけになってしまうことも。

一方、円満な同棲生活を長続きさせているカップルは、コミュニケーションをしっかり取り合っています。今日の夕食や次の休みの予定、将来に関することなど、お互いが何を考えているのか共有し合うことで意見の食い違いや気持ちのすれ違いを防いでいるのです。

価値観を尊重し合う

恋人同士とはいえ、価値観が全く同じとは限りません。生まれ育った環境や過ごしてきた環境が異なれば、その間に習得した考え方や感じ方には当然違いが出てきます。

同棲を長続きさせる秘訣は、お互いの価値観の違いを認めたうえで尊重し合うことです。自分の価値観を優先させるのではなく、相手の価値観も理解しようと努めることが大事なのです。

家事の役割分担を決める

二人の共同生活ともいえる同棲では、生活の基本となる家事も協力して行っていくのが理想です。話し合いもしていないのにどちらか一方だけが家事を担うような体制になってしまうと、負担を強いられたほうに不満が溜まり、別れる原因になってしまう場合も。

同棲を円満に続けるためには、一緒に暮らし始めた段階で家事の役割分担を決めておくことが大事だといえるでしょう。

お金の管理をきちんとする

同棲したカップルが別れる原因として多いのは、金銭的な負担の違いや金銭感覚の違いなど、お金に関する問題です。そのため、同棲を長続きさせるにはお金の管理をきちんとする必要があります。

どちらがお金を管理するのか、家賃や光熱費、生活費など、それぞれの費用をどちらが負担するのか、同棲を始める前にしっかりルールを決めておくことが大切です。

プライバシーを大切にする

自分の生活スペースに相手が入り込む同棲は、想像以上にストレスを感じるものです。同じ空間で過ごすことでイライラしてしまったり、窮屈な思いをしてしまったりすることもあります。中には相手の束縛や干渉に耐えられなくなる人もいるかもしれません。

しかしですが、いくら仲が良いカップルであっても、相手に知られたくないことや見られたくないものはあるでしょう。同棲を長続きさせるためには、お互いのプライバシーを大切にし、適度な距離感を保つようにすることが大事なのです。

相手に期待しすぎない

同棲を始める前は自立心があったのに、一緒に暮らし始めた途端に相手に甘えたり依存したりしてしまう人も少なくないでしょう。こんなとき相手はこうしてくれるだろうと期待してしまうこともあるかもしれません。しかし、相手に過剰な期待をしすぎるのは禁物です。

多少の甘えは可愛いと思われるかもしれませんが、あまりに頼りっぱなしだと相手の負担になったり重荷になったりしてしまうからです。相手に期待しすぎず、自分のことはなるべく自分で処理するようにしたほうがいいでしょう。

別れることなく円満な同棲を続けるために

もともとは好き同士のカップルが一緒に暮らしたいと思ってスタートした同棲生活。ですが、さまざまなことが原因で別れることになってしまうのも決して珍しいことではありません。

せっかく同棲までしたのですから、できることなら別れることなく円満に暮らし続けていきたいもの。より良い同棲生活を送るためにも、この記事でご紹介した「同棲を長続きさせる秘訣」をぜひ参考にしてみてください。