外出先で、会社で、家で、よく髪の毛を触っている男性を見かけたことはありませんか?
常に髪の毛を触っている姿が目に付き始めると、どうしても気になってしまうけどハッキリとは言えない…という女性も多いのではないでしょうか。
どういう触り方をしているのか、どういう場面で触っているのか人それぞれであり、髪の毛を触ることには色々な心理が影響していると言われています。今回はそんな「いつも髪の毛を触っている」男性を紐解いていきます。
髪の毛を触る5つの男性心理
髪を触る頻度の高い男性にはどんな心理が秘められているのでしょうか?意識的にしているのか無意識なのか…その特徴をつかめば心理を読み取ることができるかもしれません。
不快に思えてしまうこの仕草の本質を見抜くことができたら少し見え方も変わってくるかもしれません。仕草に隠された心理を5つに分けて分析していきます。
相手の女性に恋愛感情がある、緊張している
男性は一緒にいる女性に恋愛感情がある場合、緊張して落ち着かない時や照れている時に髪を触るという行動に出ることが多いようです。
デートで一緒にいる女性と目が合った時や、食事をする際に正面に座ったときなど相手の視線が自分だけに向けられた瞬間、手が自然と髪の毛を軽く触っているというケースが多いです。
これは目の前の女性に「かっこよく見られたい」「変じゃないかな?」「恥ずかしい」という思いや、心理的背景として髪を触ることで落ち着きを取り戻そうとしていることが考えられます。つまり目の前の女性を意識している状態です。
意中の彼がその仕草をデート中に自分の前だけでしていたら、「照れているのかな?」と胸キュンしそうですね。
ナルシスト気質がある
誰かといても一人でいても、鏡やスマホの画面、お店のショーウィンドウに写る自分を見ては髪の毛を触ってヘアスタイルをこまめにチェックしている男性はナルシストの傾向があるようです。
そういった男性は心の中の「完璧な自分で居たい」「沢山の人に見られたい」「モテたい」気持ちが行動に強く表れています。特に前髪を気にしている男性はナルシストである傾向が強いそうです。
出会いの場やデートでは特に気合が入るのかもしれませんが、印象だって良くないですよね。美意識の高い男性も多い今、ヘアセットは時間をかけ入念に手入れしているからこそ吹く風さえも許せない男性が増えているのかもしれません。
コンプレックスがある、人目を気にする
自分に自信がなく人の目を人一倍気にしてしまうことによりこの仕草をしてしまう男性もいます。髪の毛は自分を守る物、隠す物という心理が働いている場合があると言われています。
うつむき加減で髪を触っている男性は、人目を気にしている様子が伺えます。またコンプレックスな部分をカバーさせる為に前髪やサイドを伸ばしている場合、気になる部分カバーされているか、ついつい触ってしまうこともあるかもしれませんね。
また髪質、毛量など悩みも人それぞれ、悩みが重いほど人の視線が髪に集中していないか気になってしまい頻繁に触ってしまう。といったデリケートな問題を抱えている場合もあります。
考え事をしている、悩み事がある
仕事中、髪の毛を触っている男性をよく見かけませんか?何か考え事をしていたり、悩んでいることがある場合にもこの仕草をとります。悩んでいることに対して「頭を抱える」と言いますよね。
まさに頭を抱えるようにしている場合は、考え事をしている状態と言えるでしょう。女性でも「うーん」と悩んでしまった時についつい髪を触ってしまう人は多いのではないでしょうか。
髪の触り方でわかる!彼の心理状態とは?
髪の触り方も心理状態によって変わってきます。あなたの目の前の男性はどのような髪の触り方をしているでしょうか?
触り方のパターンからある程度心理状態を読み取ることによって、どう接したらいいのか、どんな人なのか分かることができます。ここでは髪の触り方からわかる男性の状態についてご紹介します。
頭をかくように髪を触る
髪を乱暴にグシャグシャと掻きむしる男性を見たことありませんか?その場合、ストレスが溜まりイライラいることが分かります。
髪を乱暴に扱うことによってストレスをぶつけているのです。人の目を気にすることができる状態でこの行動を取ることは少ないと思うので、人の目を気にすることすらできなくなる程、追い詰められていることが分かりますね。
ストレスが酷くなると激化して髪の毛を自分で抜いてしまうこともあるそうです。
ポリポリと頭を掻くように髪を触る
人と話している時に、ポリポリと頭を掻くように髪を触っている場合は照れていることもあるようです。褒められた時などの描写として、マンガでもよく表現されていますよね。
恥ずかしさも度を越えてしまうと顔が赤くなり髪を激しく掻いてしまうこともあるようなので、表情を見て判断することも大切です。
髪をかきあげる
髪をかきあげる仕草には、注目を浴びたい心理が働いています。人の視線を集めたい時に、髪をかきあげることによって髪に動きが出て、人の目線は自然と向けられます。
CMや雑誌の一場面でも髪をかき上げているシーンは多いですが、この仕草はその人をより魅力的に見せるための方法だそうです。
男性は女性に比べ前髪が短い人が多いので、邪魔になりかき上げることは少ないと思いますが、それでも前髪をよくかき上げている男性は注目を浴びたいナルシスト気質があるかもしれませんね。
遊ぶように髪を触る
毛先をクルクルしてみたり毛先を引っ張ってみたり、髪の毛で遊んでいる様子の場合、つまらないと感じていることを表しています。退屈だから暇つぶしで髪を触っているのです。目の前に人がいて、このような行動を取った場合あまり良い印象はありませんよね。
上司や先輩と言った、目上の人の前でこの行動をする男性は居ないはずです。目の前の人に退屈であることを隠すつもりもなく堂々としている、これについては「態度」にも言い換えられるので、男性の人となりが見抜ける場面かもしれません。
気になったときの対処法
自分を意識している場合なら嬉しい仕草ではありますが、それ以外の理由では仕草が気になって話に集中できなかったり、落ち着きのない印象を抱いたりと、あまりいい気分はしませんよね。
髪を触るのをやめるように指摘することができたらどんなに楽か…そんな時、パターンによってどんな行動に出ればよいのか解説します。
遠回しに指摘する
この方法は特にナルシストタイプの男やあなたに好意を抱く男性にとって効果的です!話の流れで…
- 見た目とか完璧を求める男性って、女の子は近寄りがたいみたい
- 女性って案外男性の髪型を見てないらしい
- 男性の無防備な寝癖などに母性をくすぐられる
と言ってみるなど、髪の毛以外に意識を向けさせるよう、けしかける方法です。
髪型にこだわりがある男性に効果は望めませんが、「モテたい」「あなたに好かれたい」と思っているタイプの男性に関しては効果が望めるかもしれません。
勘が良ければ指摘されていることに気付くでしょうし、できればやんわりと伝えていることに気付いてほしいところ。
夢中になれることを提案する
彼とのデート中に彼が髪を触ってばかりいるのであれば、彼が髪を触らず夢中になれることを提案してみましょう!彼が好きなことをするのも良いですし、バッティングセンターやスポーツを楽しんで物理的に手がふさがる状態を作るのもおすすめです。
夢中になっているときや楽しいときは案外髪の毛に意識がいかないものです。
相談に乗ったり手伝ってあげる
ストレスの溜まっている触り方をしている場合はそっとしておくのが一番かもしれませんが、落ち込んでいる様子なら「何かあった?よかったら聞くよ」、煮詰まっている様子なら「手伝えることある?」などと声をかけてみるのはいかがでしょうか?
相手との間柄にもよりますし自分にかかる負荷との兼ね合いがありますが、これは原因を根本から断つ方法としては効果が出やすいものと言えるでしょう。
原因を考えて上手な付き合い方を見つける
髪を触る男性心理は様々です。普段の男性の性格や、接している時の行動などから髪を触る根本原因を考えてみましょう。原因を予測することでそれぞれの心理状態に見合った行動ができるでしょう。
ただ美的センスやこだわりを持つポイントは人それぞれです。男性が髪型に対して譲れないこだわり等を持っている場合、なかなか改善が難しいかもしれません。
そんな時はあまり深く気にせず、二人の時間をとにかく楽しむ事が大切になります。