妊娠前検診(ブライダルチェック)とは?診察内容は費用、検査を受けるタイミングなどを解説

妊娠前に、母体に感染症や病気はないかをチェックする妊娠前検査。早めに自分の体が妊娠に適しているのかがチェックできるため、最近では検査を受ける人も多くなってきています。

しかし、妊娠前検査を受けたことがない人の場合「費用はどれくらいかかるのか」「検査を受けられる病院はどのようにして選ぶべきなのか」「診察内容はどういったものなのか」など色々と気になるでしょう。

今回は、そんな人のために妊娠前検診の診察内容や費用、検査にかかる時間や検査を受ける目安の時間などを詳しく解説していきます。

妊娠前検診とはそもそも何か?受けるメリットは?

この記事を読んでいる人の中には「妊娠前検査ってそもそも何なの?受けるメリットとかあるの?」と思うはずです。

妊娠前検査とは、その名の通り妊娠をする前に受ける検査のことを指します。一般的には「ブライダルチェック」という名称で呼ばれることも多いです。

結婚前や妊娠前に、体に異常がないか・出産に影響を与える疾患等はないかをチェックするのが妊娠前検査です。

費用は自己負担になりますが、その分、事前に妊娠や出産できる体なのかどうかをチェックできるというメリットがあります。

また、検査で不妊症の可能性があると判明されるケースもあるので、早めに不妊治療を行えるという隠れたメリットも存在します。

妊娠・出産時のリスクを考えるならば、検査を受けておくことをおすすめします。

妊娠前検査の費用

一般的に、妊娠前検診の費用は2万円~5万円が相場とされています。

場合によっては検査費用が1万5千円と安くなっていることもありますが基本的には健康保険の適用外で、実費で支払うため注意が必要です。

ただし、お住まいの自治体によっては検査費用の助成が受けられるケースもあります。

検査費用を少しでも安くしたい場合は、お住いの自治体にそういった制度がないか確認してみるのもオススメです。

検査は婦人科・産婦人科で受けることができますが、勤めている会社によっては健康診断で追加で検査することも可能です。

あらかじめ、健康診断で妊娠前検査が受けられるかどうか確認しておくといいでしょう。

診察内容

妊娠前検診の診察内容は、以下の3つが行われます。

問診

問診の際には、「月経周期」「持病・アレルギーの有無」「妊娠/出産の経験」「初潮がきた年齢」などが問われます。

問診票の内容は病院によって様々ですが、基本的に聞かれることは一緒です。

なるべく正確に答えられるよう、アプリや手帳に月経周期やアレルギーの有無などを記録しておくのがおすすめです。

内診

続いて行わるのは、内診。これは、膣・子宮・卵巣に異常がないかチェックする検査です。

中に棒状のものを入れて、検査をする「エコー検査」・卵巣や子宮内に疾患がないかチェックする「超音波検査」・おりものを取って性病がないかチェックする「おりもの検査」の3つがあります。

どの検査も痛くないので、リラックスをして臨みましょう。

血液検査

そして、妊娠や出産時にリスクのある疾患にかかっていないか血液検査でチェックしていきます。

クラミジアやおたふくかぜ・B型肝炎といった、母子ともに感染する危険性のある病気・流産の危険性があるびょう

また、疾患以外にも内診・血液検査・超音波検査といった一般的な検査はAMH検査※1や卵管の検査といった妊娠に向けた本格的な検査も行えます。

AMH検査など精密な検査は、基本的にオプションで受けることが可能です。

「早めに妊娠をしたいけど、妊娠前に自分の体がどうなってるのか詳しく知りたい」
「晩婚できちんと妊娠できるか分からない…」

そういった時に、オプションで精密検査を受けてみてはいかがでしょうか?

※1 AMH検査とは…卵巣内に卵がどれくらい残っているのかをチェックする検査のことです。

検査にかかる時間

妊娠前検査は、病院の混雑具合や項目チェックによって少々異なってきますがだいたい30分前後で終わることが多いです。

問診票のチェックの場合は、基本的には5分~10分ほど。血液検査の場合も数分~数十分ほどで終了するのがほとんどです。

ただし、おりものや膣内の検査の場合結果が出るのが1週間~2週間後ほどになっているため後日病院に行く必要があります。

1時間以上かかることはほとんどありませんが、念の為予定がない日に妊娠前検診の予約をしておくといいでしょう。

検査時間・検査内容に関して不安なことがある場合は、最寄りの病院に問い合わせしておくのもいいですね。

妊娠前検査を受けるタイミング

一般的には、結婚から約3ヶ月~4ヶ月が目安とされています。

ただ、検査を受ける時期は人によって様々なので一概に「この時期に受ければいい」とは言えません。

結婚前に恋人と受けに行く人もいれば、妊活をしたいと思った時に検査を受ける人もいます。基本的には自分が受けたい時に、検査を受ければいいというわけです。

「妊娠できるかいますぐチェックしたい。」「病気がないか調べたい。」

こういった場合は時間がある時に、恋人・もしくは旦那さんと一緒に受診するといいでしょう。

検査を受ける病院の選び方

「でも、検査を受ける病院ってどうやって選べばいいんだろう?」

このように悩む人も多いでしょう。

はじめて検査を受ける場合は、すぐに病院を決めるのではなく、以下の条件で選ぶのがおすすめです。

検査の値段

  • 口コミの多さ(悪い部分も含めて)
  • 患者へのケアがしっかりしているか

非常に残念なことに、病院やクリニックによっては妊娠前検査の費用が相場よりもかなり高額であったり、患者への対応が雑なところもあります。

無駄足を踏まないためにも、ネットで事前に口コミを見たり、病院の公式HPを見て判断することをおすすめします。

一番無難なのは、Googleで病院・クリニック名を調べて口コミを見るのがいいですが、中には口コミがまったくない・極端に少ないクリニックもあります。

そういった場合は、病院専門の口コミサイトを利用するのがオススメです。

利用者のより詳細な口コミが見れるので、はじめて妊娠前検査を受けるならそちらのサイトも活用してみてはいかがでしょうか?

こちらで、病院の口コミを検索できるサイトをピックアップしていますのでよろしければ参考にしてみてくださいね。

  • 参照元:病院検索・名医検索【ホスピタ】:https://www.hospita.jp/
  • 参照元:病院の評判やランキングも! 病院口コミ検索サイト【Caloo・カルー】:https://www.hospita.jp/

妊娠前検査を受けるときは旦那に相談すべきか

妊娠前検査を受けるときは、事前に旦那さんに相談しておいたほうがいいです。

妊娠や出産は、旦那さんの協力なくしてできるものではありません。また、妻だけでなく旦那さん側に何らかの疾患があった場合、妊娠・出産時に影響が出てしまうことも…。

そうならないためにも、事前に旦那さんに相談をして可能であれば一緒に受診してみるのもいいでしょう。ちなみに、妊娠前検査(ブライダルチェック)は男性でも受診可能です。

妊娠する前にお互いの体を調べておくことで、女性だけ辛い思いをすることもないのでオススメです。将来元気な赤ちゃんが欲しいと望むなら、一緒に受診しましょう。

まとめ:妊娠希望の方は妊娠前検査を受けておいて損はない

今回は、妊娠前検査について詳しく解説していきました。自分たちの体に疾患がないか事前に調べることで、妊活をスムーズにすすめることができます。

検査費用は保険適用外のため原則自己負担ですが、自治体によっては助成金が出て通常よりも安く受診することも可能です。

また、女性だけでなく男性も一緒に行くことでお互いの体をチェックすることもできます。

将来的に元気な赤ちゃんを産みたいと思っている方は、これを機に妊娠前検査を受診してみてはいかがでしょうか?