市販品で作る!お肌スベスベで心も癒されるアロママッサージオイルの作り方

日頃の疲れを癒すためにサロンやエステに行きたい!でもそんな時間もお金もない!そんな時、自分でマッサージに挑戦してみる人も多いのではないでしょうか?

セルフマッサージを快適にするためにおすすめなのが、アロマを使ったアロママッサージオイルです。

オイルの効果でお肌はすべすべ、アロマの香りで心も癒されます。ここでは簡単にできるアロママッサージのオイルの作り方を紹介します!ぜひ自宅でサロンの気分を味わってみてください!

マッサージオイルを作るために準備するもの

アロママッサージオイルは、サロンなどではトリートメントオイルまたはベースオイルとも言われています。

最初からブレンドされているマッサージオイルも売っていますが、ここでは自分でアロマの精油やキャリアオイルを選んで作る方法を紹介します。

精油(エッセンシャルオイル)を選ぼう!

アロマのマッサージオイルを作るには、まず精油(エッセンシャルオイル)を準備しなければなりません。

最近では、有名なメーカーの精油を取り扱ったお店も多くなってきました。ネットでの購入も可能です。

精油を選ぶ時は天然成分100%のものを選ぶようにしてください。最近は香りだけ精油に似せたアロマオイルもたくさんあります。

肌に直接使うマッサージオイルですからきちんとした成分のものを使用するようにしましょう。

マッサージオイルの主役!キャリアオイルとは?

精油が準備できたらベースとなるキャリアオイルを準備します。精油は直接肌につけることはできません。

必ずキャリアオイルなどで希釈して使用するのです。オイルマッサージの時、肌に余計な刺激を与えないためにも優しい成分のオイルを選ぶといいでしょう。

赤ちゃん用のベビーオイルや食用のオリーブオイルとは違うものなので、購入する時は、アロマ関連のグッズを置いているお店で買うようにしましょう。ネットなどでも販売されています。

キャリアオイルの種類と特徴

アロママッサージオイルのベースとなるオイルを選びましょう。オイルもそれぞれ特徴があります。自分に合ったキャリアオイルを選ぶようにしましょう。ここでは初めてでも使いやすいキャリアオイルを紹介します。

ホホバオイル

砂漠に自生するホホバの種子からとれる液体のワックスは、人の皮脂とよく似た成分でとてもなじみがよく、敏感肌の人にも安心して使える人気のオイルです。

ビタミンやミネラルを豊富に含み、髪の毛やお肌のお手入れに最適です。匂いがほとんどないため、精油との相性も良く、劣化しにくいので保存も可能です。

ただし低温になると固まる性質がありますので置く場所には注意が必要です。

スイートアーモンドオイル

マッサージオイルを初めて使う人におすすめのオイルで、赤ちゃんでも使える刺激の少ない優しいオイルです。

ゆっくりと肌に浸透して、皮膚を柔らかく健やかな状態に導いてくれます。美白の効果もあり日焼けなどのケアにもおすすめです。まれにアレルギーを起こす人もいるのでパッチテストをしてから使用しましょう。

グレープシードオイル

ブドウの種子から抽出したオイルで、さっぱりとした優しい使い心地で、ホホバやスイートアーモンドと並んでオイルマッサージでは人気のキャリアオイルです。

香りが少なくサラリとした感触でフェイスマッサージなどにおすすめです。豊富なビタミンはアンチエイジングにも効果的で手作りの化粧品などにもよく使われます。

アルガンオイル

モロッコで自生するアルガンツリーの実から採取するオイルです。ビタミンEを豊富に含み「天然の防腐剤」とまで言われるほど、抗酸化作用に優れています。

活性酸素を除去して皮膚のターンオーバーをたすけることからアンチエイジングにはおすすめのオイルです。

マッサージに使うことで血行を促進し、肌を活性化させることから頭皮のケアにも役立つと言われています。

アロママッサージオイルをさっそく作ってみよう!

準備したキャリアオイルに精油を入れます。それをよく混ぜれば出来上がりです。とても簡単ですね。ひとつ気をつけるのは精油の濃度です。

マッサージに使うオイルの希釈濃度は基本的に1%と覚えておきましょう。敏感肌の人は0.5%くらいに調節してもいいでしょう。

精油は1滴が約0.05mlなのでキャリアオイル50mlに対して10滴が濃度1%のマッサージオイルになります。

濃度が高いと肌トラブルの原因になることもあるので、希釈濃度はしっかりと守るようにしてください。

アロマオイルマッサージの基本的なやり方

できあがったマッサージオイルを手のひらにたっぷりつけて、なじませましょう。体温に近いぬくもりにするための動作でもあります。

マッサージをしたい部分を手のひらで優しくさするように行います。老廃物を流すためにリンパの流れにそってゆっくりとマッサージをするといいでしょう。

ツボのある部分を軽く指圧するのも効果的です。筋肉の大きな部分は揉んだりたたいたりするのもおすすめの方法です。

アロママッサージは力を入れすぎないように行うのがポイントで、痛くない気持ちのいいくらいの力加減で行うようにしましょう。また、マッサージをした後は水分を十分に摂り、のんびりゆっくりと過ごすようにしましょう。

アロママッサージオイルの使用上の注意

パッチテストしよう!

植物を使った天然のオイルだからと言ってもまれに肌に合わない場合もあります。マッサージを行う前に必ずパッチテストをしましょう。

腕の内側などにオイルを数滴垂らして24時間から48時間様子を見ましょう。異常がなければ安心です。もし、赤くなったりかぶれたりしたらすぐに水で洗い流し、そのオイルは使用しないようにしましょう。

マッサージオイルは使う分だけ作ろう!

精油を使った手作りのマッサージオイルは長期間の保存はできません。できれば使い切る量をその都度作ることをおすすめします。

どうしても多くなってしまい使い切れなかった場合は、遮光の瓶などに入れて冷暗所に置くようにしてできるだけ早く使うようにしましょう。

また酸化したオイルはトラブルのもとになる可能性があるので使用しないようにしましょう。

妊娠中や乳幼児の使用には気をつける

キャリアオイルだけでマッサージを行う場合は比較的安全ですが、アロマの精油を使う時は精油の成分に気をつけなければいけません。

中には通経作用がある精油もあります。また刺激が強すぎる精油は肌トラブルの原因にもなります。妊娠中や小さい子供はとくに注意して精油を選ぶようにしましょう。

オイルのついた布は注意!

オイルマッサージに使った衣類やタオルに付いたオイルは、洗濯機ではなかなか十分に落ちません。

オイルが布に残った状態で乾燥機にかけると発火する危険もあります。洗濯後は乾燥機にかけないようにしましょう。

アロママッサージオイルでセルフケアを習慣にしよう!

アロマオイルマッサージは香りで癒されながら、体のコンディションを整えることのできるセルフケアにはもってこいの方法です。

リンパの流れをよくして血行を促進し、疲れやむくみにも効果があります。サロンに行くと敷居が高いアロママッサージも簡単に自分でやることができるのです。

自分に合った精油とキャリアオイルを使ってオリジナルのマッサージオイルを作ってみてください。きっとご機嫌な毎日が送れるようになることでしょう!