女性の性欲は毎月の生理周期に合わせて増減してゆきます。
もちろん月経周期以外にも、ライフスタイルやストレス、人間関係によっても性欲は変わってきますが、ここでは月経期、増殖期、排卵期、生理直前に分けて解説をしてゆきます。
性欲が増減する理由
女性特有のホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンなどの分泌が増えると性欲も増すと言われています。生理中は肌荒れが気になり、生理が終わり排卵期に入ると肌のツヤが良くなります。
これらも女性ホルモン分泌量による変化だと言われています。
ここでは月経周期を月経期、増殖期、排卵期、生理直前の4つに分けてそれぞれのホルモンの分泌量と性欲の関係を見てゆきます。またここではわかりやすくするために日数を表示していますが月経周期は25日~35日程度とブレがあります。
ぴったり28日という方は全体の1割程度だと言われていて非常に少ないのが現状です。なのでこの日数に合わなくても心配しないでくださいね。
月経期(1日目~7日目)
生理中はエストロゲンが最も減少する時です。性欲が最も落ち着いている時期であると言えます。また生理中は感度も下がっているので『やってみたけどイマイチだった..』という方も多いのではないでしょうか?
エストロゲン ★★★☆☆☆☆☆☆☆
プロゲステロン ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
性欲 ★★★★☆☆☆☆☆☆
増殖期(8日目~14日目)
この時期は排卵に向けて卵胞が育成されます。14日目辺りから排卵が始まり、卵巣が刺激されてゆきます。その過程でエストロゲンの分泌量も増えてゆきます。排卵直前にエストロゲンと性欲がピークを迎えます。
エストロゲン ★★★★★★★★★★
プロゲステロン ★★★☆☆☆☆☆☆☆
性欲 ★★★★★★★★★★
排卵期(15日目~21日目)
排卵日が始まっても引き続きエストロゲンと性欲がピークを維持します。セックスをするのならここが最適だと言えます。また妊娠の可能性が最も高まるのも排卵日直後だと言われています。そこから少しづつ性欲が減少してゆきます。
エストロゲン ★★★★★★★☆☆☆
プロゲステロン ★★★★★★☆☆☆☆
性欲 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
生理直前(22日目~28日目)
この時期はエストロゲンの分泌量が減り、イライラしてしまう時期でもあります。性欲も基本的には減少しますが、イライラやモヤモヤが続き、性欲で満足度を満たそうとする人もいるので、性欲が低滞している訳ではなさそうです。『急にムラムラし始めた!』という経験のある方も多いのです。
エストロゲン ★★★★☆☆☆☆☆☆
プロゲステロン ★★★★★★★★★★
性欲 ★★★★★★☆☆☆☆
まとめ
今日書いたように女性ホルモンのエストロゲンと性欲は比例していると言えます。もちろん性欲は月経周期のみでなく、ライフスタイルや妊娠前後、育児などで変化してゆきます。
あなたの性欲はどうでしたか?性欲がある時はしっかりと解消することで女性ホルモンの分泌が促進されます。溜め込みは良くないですね…
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『今日はムラムラする』