つわりが辛い…あなたはどれ?つわりの種類と症状の改善方法

妊娠すると一番初めに訪れる不調、それがつわり(妊娠悪阻)。個人差はあるものですが、少しでもその辛さを軽減したい!と思っているはずです。

普段の生活で取り入れやすい、つわりの辛さを軽減する方法をご紹介していきたいと思います。

あなたはどれ?まずはつわりの種類を把握しよう

一括りにつわりと言っても、様々な症状がありますよね。

  • 吐きつわり
  • においつわり
  • 食べつわり
  • よだれつわり
  • 寝つわり

ざっと分けて上記の5種類だと思われます。1つづつ詳しく見ていきましょう。

吐きつわり

こちらは妊娠した事がない方でもイメージつくと思いますが、良くドラマでもできちゃったら、洗面所に駆け込み吐くシーンがありますよね?

名前の通り、とにかく吐き気を催して、吐いてしまうパターンのつわりです。必ずしも吐くのか?と言ったらそうでもありません。

吐き気だけ伴う場合もあります。

においつわり

どんなにおいがダメなのかは個人差がありますが、ご飯の炊けるにおい・スーパーのお惣菜コーナーのにおい・ご主人のにおい…日常の様々なにおいが気持ち悪くなってしまいます。

このつわり症状がある方はご飯の支度も大変ですし、お買いものに行くのも大変です。そんな時は無理をせず、ご主人や家族にお手伝いしてもらったり、宅配サービスを上手に使いましょう。

食べつわり

こちらは、常に食べていないと気持ちが悪くなってしまうつわりですね。

非妊娠時でも空腹が続くと気持ち悪くなると思いますが、あの気持ち悪さが常に付きまとうので、ちょこちょこ食べてしまうパターンが多いです。

食べる事が悪いとは言いませんが、体重が一気に増えてしまい検診時に注意を受けてしまう場合もあります。

とは言え、一過性のものなのでいつかは終わると自分に言い聞かせて気持ちわるいのを我慢せず、少しずつ食べると良いです。

よだれつわり

皆さん聞いた事ありますか?このつわりの特徴は、自分のよだれが気持ち悪くなってしまい、飲み込めないというものです。

また、非妊娠時よりもよだれが増える傾向があります。この場合、無理に飲み込もうとせず、ティッシュ等に吐き出すようにすれば大丈夫。

そう長くは続きませんので安心しましょう。

寝つわり

妊娠した事ある方なら大体訪れる症状ですが、寝ても寝ても眠気が凄い!これが寝つわりの特徴です。

眠気を我慢せず、寝れる時は無理せず寝ちゃいましょう!お腹の赤ちゃんから、「ママ、今のうちにゆっくりしてね!」というサインです。

ママ達のつわり時とっていた対策法

本当につわりは個人差があるものです。対策法が必ず効くかと言ったら100%効くよ!とは言いませんが、辛さを少しでも軽減してくれる事でしょう。

このように皆さん色々と試行錯誤をなされているようです。

ツイッターを見ていると、こんにゃくゼリーはつわりにおすすめの食べ物なのかよく見かけました。

つわりを和らげる方法を見ていこう

さて、ここからはつわりを和らげる様々な方法を解説してゆきます。

つわりを和らげる方法~服装編~

つわりが訪れるのは妊娠初期、妊娠初期だとまだお腹は膨れてこないので、今までの服でも大丈夫!と思っている方が多いと思います。

しかし、スリムなスキニーパンツや締めつけがきつい服装は、よりつわりを悪化させてしまします。締め付ける事により、気持ち悪さを増してしまうんですね。

ですから、妊娠初期でもゆったりめの服装がおすすめです。

最近ですとスウェットも流行していてラフだけどおしゃれ!というコーデもしやすいので、この機会に挑戦してみるのも有りかもしれません。

つわりを和らげる方法~におい編~

先ほど紹介したつわりの種類の中ににおいつわりがありましたが、この症状を少しでも軽減する方法です。

妊娠中って酸っぱいものが食べたくなるって結構聞きますよね。においも爽やかなシトラス系だと大丈夫と言う方が多いです。

最近では、風邪予防も踏まえてマスクをしている方がたくさんいますが、マスクにも香り付きの物が売られています。

シトラス系にかかわらず、自分の落ち着くにおいの物を探してみるとよいでしょう。

また、気分転換も兼ねて森林浴もおすすめです。マイナスイオンに癒され、心も体もスッとした気分になれるでしょう。

つわりを和らげる方法~吐き気編~

ちょっとした事でゲーゲーなってしまうつわりによる吐き気。毎日する歯磨きも、つわり時期の妊婦さんには大変な作業となります。

しかし、気持ち悪くなるし吐き気が来るからと言って歯磨きをしないわけには行きません。歯磨きを疎かにしてしまうと、歯周病になりかねませんし、後々大変な事になります。

では、つわりで吐き気が酷い場合の歯磨きはどうしたらよいのか?ちょっとした発想の転換をすればよいのです。

赤ちゃん用品のコーナーや介護用品のコーナーに、歯磨きシートという物が売っているのをご存知ですか?

自分で歯を磨くのが難しい人向けの商品ですが、シートで歯を拭き取るだけで汚れは落とせます。また、それにプラス歯間ブラシを併用すれば口内はすっきりしますよ。

無理に歯ブラシ+歯磨き粉で磨こうとせず、自分に合ったやり方を考えてみましょう。歯磨き粉を変えてみるというのも、一つの手です。

つわりを和らげる方法~食べ物&飲み物編~

昔ながらの方は、妊婦(つわり)は病気じゃない、赤ちゃんの分もしっかり食べなきゃダメよ!という意見の方もちらほらいますが…つわり時期は、基本的に自分の食べたい物&飲みたい物を摂ればOKです。

食べられる物や飲める物も個人差が出てくると思います。誰しもが妊娠中に、酸っぱい物を食べたくなるわけではありません。

マクドナルドのポテトを無性に食べたくなって、バクバク食べたという意見だってよく耳にしますからね(笑)

仮に、食べるのが無理!と思うなら、数種類のドリンクを常備しておくのも有りです。スムージー等、ご飯代わりになるような物も沢山ありますから、自分にあった方法を見つけていくのが一番です。

飲み物は、炭酸水がスッとして飲みやすかったという意見がネット上では多かったです。また、つわりが辛い時期&妊娠初期だからこそ、葉酸ビタミンB6は沢山摂るように心がけましょう。

妊娠初期は赤ちゃんの臓器を作っていく大事な期間、しっかり栄養を赤ちゃんに与えてあげ、ビタミンB6でつわり軽減の鍵となります。おすすめの食事は以下でも解説しています。

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※但し、全く水分も食べ物も受け付けない場合は無理をせずかかりつけ医に相談しましょう。つわりが重い場合は、入院となる事もあります。

つわりの時はネガティブになりがち!楽しい事を想像しよう

ホルモンバランスの関係もあり、妊娠してつわりが辛いと尚更ネガティブになってしまう方も多いです。

そんな時はゆったり過ごしましょう。好きな音楽を聴いたり、好きな映画やアニメを見たり等、リラックスする事が大事です。

気を張っていると疲れちゃいますし、ストレスにもなってマタニティーライフが嫌になってしまうので無理は禁物

つわりの時期は、赤ちゃんも一生懸命大きくなろうと頑張っています。どんどん人間へと成長していこうと頑張っているのです。生命の神秘ですね。

また、同じくらいの妊婦さんとの交流も息抜きになります。今はSNSですぐに共通点がある方と繋がる事ができますし、情報共有もしやすいのでおすすめです。

まとめ

つわりの辛さや症状は個人差がありますが、結論から言うとつわりの時期は無理は禁物と言う事です。

一定期間のみ現れる症状ですし、軽減法を試しながら楽しいマタニティーライフを過ごしましょう。

以下も併せてご覧ください。

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