平均的な夫婦のセックス頻度はどれくらい?セックスレスの解消方法7選も紹介

今や夫婦の2組に1組がセックスレスに陥ってると言われています。一般的に男性の方が性欲が強いというイメージがありますが、実際には女性の方が結婚後のセックスレスに悩みを抱えているのです。

女性が、ましてや母になると「セックスについて悩んでいるなんて恥ずかしい」そういった心理が働くかもしれませんが、セックスレスは夫婦間に亀裂を生む深刻な問題なのです。しっかりと向き合う必要があります。

本記事では夫婦の理想的なセックス頻度やセックスレスの原因・解消法について徹底解説いたします。

セックスレスの定義って?

自分たちがセックスレスなのかどうか明確にはわからないという方もいるのではないでしょうか。性の悩みは仲の良い友達でもなかなか相談できないですよね。ここでは普段聞けない結婚後の性生活の実態を見ていきましょう

1月以上営みのない夫婦は要注意!

一般的にセックスレスだと言われているのは、1ヶ月以上セックスがない状態のことです。1ヶ月と聞くと結構短く感じませんか?結婚後は、カップルの時とは生活が変わるし頻度が落ちるのなんて当たり前、と思っていると危険です。

期間が空けば空くほどセックスレスになりやすいんです。

夫婦がセックスレスになるタイミングとは?

新婚の時は誰しもがラブラブで一生この幸せが続くのだという魔法にかかっています。

しかし、結婚生活にも慣れていきてお互いの存在が当たり前になってきた結婚3年目からセックスレスが急増すると言われています。セックスレス問題は、予想以上に深刻です。

セックスの理想の頻度は?夫の本音アンケート

『AneCan』8月号で、女性には直接言えない「男の本音」ということでアラサー男性100人アンケートをとっていました。その中のデータによると、セックス に関する理想頻度についてもアンケート結果が出ています。

理想のセックス頻度はどれくらい?

(引用元:『AneCan』8月号)

理想の頻度でいちばん多かったのは「週1回」です。僅差で「週2~3回」が31%となりました。それに対し現実はどうなっているでしょうか。

現実はこれ…

(引用元:『AneCan』8月号)

なんと一番多かったのは「最近していない」で4割近くの人が直近ではセックスをしていません

現実よりも理想のセックス頻度が高いことから、もっとセックスをしたいと思っている男性が多いという結果になりました。男性側もセックスをしたいという根本的な欲求があるにも関わらずなぜセックスレスになってしまう夫婦が多いのでしょうか?

夫婦がセックスレスになる原因5選

まず知っておきたいのがセックスレスの原因。どのようなことが原因となりセックスレス になってしまうのでしょうか?ここでは夫が抱くセックスレスの原因5つをみていきましょう。

妻に性的魅力を感じない

お風呂上がりに裸で歩いたり、目の前でオナラをしたり、すっぴんに眼鏡でダラダラとしていたり、「女を捨てたような姿」を見ると、サーッと冷めてしまう男性は多いようです。

男性の本質は、女の子のスカートをめくってみたいと思っていた小学生時代とそう変わりません。何歳になっても「隠れているから見てみたい」「触れられないから触ってみたい」という好奇心を持っているので、女性の恥じらう姿というものが大事になってきます。

子供がいるのでタイミングがない

日本では当たり前の「川の字」で寝る習慣ですが、欧米では、赤ちゃんは別室で一人寝るものだとされています。これこそが日本でセックスレスが進んでいる大きな要因とされています。

0歳児だったら同じ空間にいてセックスをしても記憶に残っているなんてことはまずないでしょう。しかし2歳、3歳と年齢を重ねていった子供の前でセックスをしていたらトラウマになりかねません。この川の字で寝ている期間にぐんぐんとセックスレスが加速していくのです。

仕事で疲れてセックスの優先順位が低い

性欲自体はあるものの家に帰ってベッドに入ったらもう深夜。次の日も早いのでセックスをしている余裕もありません。人間は食欲・睡眠欲・性欲のうちどれを取るかと言われると睡眠欲を取る人が多いそうです。

セックスは心と体に余裕がある時でないとできません。また、結婚して3年後にセックスレスが増えるとお伝えしましたが、ちょうどその頃、旦那さんは仕事の歴も長くなり、何かしらのポジションを任せられる場合が多いです。

仕事が軌道にのるのは良いことなのですが、夫婦生活に支障が出るようならあまり良い職場とは言えませんね。

性欲が落ちた

(引用元:STERON)

最近は男性の性欲減退が噂されていますが、実際のところどうなのでしょうか。WEBアンケートによると自身の性欲の衰えを悩んでいるかどうかの結果は上記のグラフのようになりました。

35〜39歳の男性に関しては約6割もの人が自身の性欲の衰えを感じています。年齢が上がるにつれて自身の性欲に関して悩みを抱えていることがわかりますね。

自身の体の問題

近年増えている若年性のED(勃起障害・勃起不全)。EDとは、「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続ますること」とされています。

つまり、勃起が起こらないケースはもちろんのこと、硬さが不十分、勃起状態が維持できないなど、満足な性交が行えるだけの勃起が得られない状態は、いずれもEDとなります。性欲があるのに勃たないと言うことが往往にしてあるようなので、この場合は優しく見守ってあげましょう。

夫婦のセックスレスを解消する方法7選!

夫婦として生活していると何もかもが理想的に進むと言うのは難しい局面もあるでしょう。セックスについても同じです。ここではセックスレスかもしれない…と感じている女性に実践してほしい!セックスレ解消法7選をご紹介します。

今日から早速心がけて旦那様との距離を近づけてくださいね!

自分からセックスに誘ってみる

これまで自分からセックスに誘ったことはありますか?セックスレスと感じる女性の中には「夫からお誘いがなくて…」と、落ち込む女性も多いですが、自分からもお誘いをしてみてはどうでしょうか?

お誘いをするときは「今からセックスをしよう」と直接言葉にするのではなく、雰囲気を何よりも大事にしましょう。

まずは軽めのキスをして舌を絡ませて、愛撫をしてフェラをする。これで大概の男性陣はスイッチが入ります。特にいつもセックスは控えめと言う女性が行うと男性側の興奮度も上がること間違いなし。

もちろん、男性の体調や精神状態などのタイミングによっては断られてしまうこともあるかもしれません。しかし、断られた場合でも何度か誘ってみることで、夫がセックスをしたがらない本当の理由が見えてくるものです。

なんとなく受け身でいた…と言う女性はぜひ自分から誘ってみてはいかがでしょうか?

タイミングを変えて誘ってみる

なんとなくセックスは夜するもの…と言う印象があり、夜寝る前に布団の中で誘っていると言う女性も多いかもしれません。それでもダメだったときはタイミングを変えて誘ってみましょう。

例えば「眠いからごめん…」「疲れてるから…」などと断られることがあった場合は朝、可愛く起こしてお誘いして見るのも◎いつもと違うシチュエーションや、”朝からセックス”と言う名目で、しっかりと睡眠時間の取れる休日の朝などに誘われることでその気になる男性もいるでしょう。

女性として魅力的に見えるように意識する

結婚生活が長くなればなるほど、旦那は妻を女性として見ることが難しくなります。今までは「結婚」という目的のためにおしゃれや自分磨きに励んできました。しかし、実は結婚後の方が、外見、内面ともに自分磨きがもっと必要なのです。

旦那さんは妻のだらだらとしてている姿を見たり、付き合っていた頃より太ってしまった体を見て無意識のうちに魅力を感じなくなってしまいます。

下着も適当な古くなったものをつけていませんか?見えないところのおしゃれをすることは旦那さんにとっても良いですが、自分が女性であると言うことを再認識させてくれるのでおすすめですよ。

日常の中で簡単に下着姿や着替えの場面を見せない

旦那さんには、妻の下着姿や裸を見ることは特別なことなのだという認識をさせましょう。自分の価値を自分であげていくことで旦那さんの好奇心はいつまでも刺激されます。

セックスをするときも恥じらいを持って、肌を見せることへの抵抗がある姿勢を見せましょう。そうすればいつまでもあなたは「手に入らない女性」として認識され、男性の狩猟本能を刺激できセックスレスが解消できます。

2人だけの時間を作る

子供が生まれるとどうしても女性は育児のことで手いっぱいになってしまいます。そのため結婚当初のように2人で甘い時間を過ごすということも自ずとなくなってしまうものです。

環境が許すのであれば旦那様と2人きりになれる時間を意識的に作るようにしましょう。

子供がいる状況ではエッチな気持ちになれない、子供といると”女性”としてではなく、”お母さん”と言う目線で見てしまう…という男性の場合、子供がいない環境で2人きりになると思わぬお誘いがあるかもしれませんよ。

軽めのスキンシップを意識的にとる

日頃からスキンシップを気軽にとれる関係性にしておくことも重要です。セックスをしていない期間が長ければ長いほど、「相手に触れる」と言う行為すらハードルが高く感じてしまうものです。

日頃からキスやハグができれば理想的ですが、ちょっと気まずい…なんて方はマッサージをしてコミュニケーションを取るのも◎。

まずはマッサージ、次は肩に寄りかかってみる、それができたら後ろから抱きついてみる…と徐々に段階を踏んで旦那様との距離を埋めていきましょう。

自分の思いの丈を伝える

色々試してもセックスに応じてもらえない場合、原因をしっかりと究明するためにも自分の思いの丈を伝えましょう。あくまでもセックス してくれないことを責めるのではなく、”自分はしたい”と言う気持ちと”どうしてセックスする気にならないのか”と言う点を落ち着いて伝えることが重要です。

もしかしたら夫もあなたとしたいのだけど、EDなどが原因となり、自分に自信をなくしていたり、1人で悩んでいる可能性もあるのです。やたらと責め立ててはより頑なに心を閉ざしてしまうこともあるでしょう。

セックスレスはデリケートな問題であるからこそ、相手の気持ちが読めず苦しむ夫婦も多いです。しかし本心で向き合えば相手も本心で向き合ってくれるはずです。ここは勇気を出して思いの丈をぶつけてみましょう。

夫婦のセックスレスは解消できる!勇気を出して実践しよう!

男性は「恥じらい」や「隠れているもの」に興奮する生き物であると言う性質を利用することでセックスレスは解消されます。また、女性は母になっても「女性」であるとこを常に意識して自分の価値を高めていきましょう。

いきなりセックスの回数を増やすのが難しいという方はまずはボディタッチやキスなどハードルの低いものからスタートすることでスムーズにセックスをする流れに持っていきやすくなるのでぜひ試して見てください。

挿入までいかなくとも触れ合うことが大事です。男の人って案外単純なのでちょっとしたことでセックスレスは解消できちゃうんですよ。