いざ、本番って時に、あれ?上手く入らない、めちゃくちゃ痛かった、全然気持ち良くなかった、など、あまり良い思い出にならなかったセックスはありませんか?
本番に失敗した方に共通する点は、毛の処理や体を綺麗にすることは入念なのに、男性が挿入しやすい「体づくり」をしていないのが大半です。
では、挿入しにくい原因は何なのか、どうすれば挿入しやすくなるのかを説明をしていきます。
どうして入らない?セックスで挿入がうまくいかない理由は?
セックス時に上手く挿入できない理由は、上手い下手や体の相性だけではなく、ひょっとしたら自分の体に原因があるのかしれません。
元彼ともそうだった…なんて場合、あなた自身が「挿入しにくい体」の可能性があります。ではなぜ、挿入しにくい体とはどのようなことを指すのかみていきましょう!
入らない理由①体が硬いから
セックスで意外と必要な身体能力は、『柔軟』です。正常やバック、騎乗など、その他にもたくさんの体位がありますが、ああ見えて実は、脚や腰などの柔軟性がかなり必要です。
例えば、正常位は、股関節が柔らかくないと、足を広げることができず、挿入しにくくなりますし、バックでは、腰を反ることができないと、膣の位置が下がってしまい、かなり挿入しにくい体勢になってしまいます。
後の章では、元から体が硬い方でも、簡単に柔軟性を高めるストレッチ方法を教えます。セックスで最も重要な身体能力は、柔軟性があるかどうかです。
入らない理由②アソコがキツすぎるから
挿入が上手くできない原因は、もしかしたらアソコがキツイのかもしれません。目安としては、自分の指を1本入れてみて、膣内が指に密着する、中に隙間がなさそう、狭いなと感じれば、それは相手にとってかなり窮屈な膣となります。
もし、アソコがキツイと、男性のモノなんて・・・普通に考えたら入りませんよね?人にはそれぞれ体質がありますが、では改善できないのか?といったらそうではありません。
ある程度、自分で練習をすれば改善はできます。挿入が上手く入らない、入れようとしてもあれ?となる場合は、アソコが男性のモノをいれる、ゆとりがないのかもしれません。
入らない理由③アソコが濡れにくいから
挿入時にアソコが十分に濡れてないと、上手く入らないケースが多いです。愛液があまり出てない状態で、男性のモノを入れようとすると、滑りが足らず、スムーズに入らないのです。
痛みを感じるのも、実は濡れが足りず、乾燥しているのが原因なのです。体質上、どんなに前戯をしても濡れにくい人はおりますが、気持ちが足りないとわけでもないのです。
日常生活のちょっとした意識さえ変えれば、改善する場合があります。挿入が上手くできないのは、自分の愛液の量が足りないのかもしれません。
ぶっつけ本番は、ダメ!まずは体づくりから始めよう
いきなりですが、準備運動をせずに、フルマラソンで完走できますか?これは、マラソンを趣味とする人からしても、ゾッとするような提案ではないでしょうか。
実は、セックスでも同じことが言えます。例え、挿入前に男性が「前戯」で慎重にほぐしても、女性の体が硬いと、
- 脚が広げられない
- 腰が丸まっててやりにくい
など、挿入がかなり困難になります。柔軟が苦手な方でも、短時間で、簡単にできるセックスに有効なストレッチ方法をご紹介します。
伸脚は、正常位で伸びてほしい、内ももの筋肉と股関節を柔らかくしてくれるストレッチです。体が硬くても自分で強度を調整できるので、無理なく行えるでしょう。
やり方
- 両足をそれぞれ1歩分、左右に広げます。
- 爪先は、外側に45度広げ、手は手先が内側に来るように太ももに添えます。
- 片方の膝は曲げて、片方の足は伸ばしたまま、重心は曲げた膝の方へ姿勢を保ちながら落としていきます。
- 曲げた方の膝は、爪先の方向へ整え、そこから5〜10秒キープします。
- 反対側も同じようにし、最低でも毎日5回ずつ行います。
もし、強度を上げたい場合は、どんどん床の方へお尻を下げて、それに合わせて足を広げていきましょう。
ヨガの「合せきのポーズ」は、主に骨盤周りの筋肉をほぐすポーズです。「股関節の柔軟性アップ」・「骨盤の歪み調整」・「血流促進」など、女性にとってたくさんのメリットがあるストレッチです。
やり方
- 足裏を合わせて座ります。
- 手は、足先を包み、両膝は左右それぞれに開き、姿勢をただします。
- 膝を数回上下に揺らし、心地よい位置で止めます。
- 息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら姿勢を崩さずに前へ上半身を下ろしていきます。
- これ以上前へ進めない所で止まり、5回深呼吸をします。
- 終わったらゆっくりと起き上がります。
柔軟が効く、お風呂上がりにやるのがオススメです。
開脚ができるとなぜいいのか、説明しなくても分かりますよね。可動域を気にせずにセックスに集中できるのは、男女ともにポイントが高いのではないでしょうか。また、開脚をすると、「冷え対策」・「腰痛改善」・「下半身の老廃物を排除」にもなります。
やり方
- 「伸脚」や「合せきのポーズ」で準備運動をします。
- 背筋を伸ばし、足を左右にまっすぐ広げます。
- そこから、姿勢を崩さずに、手を前へ床に付けます。
- 指を前に歩かせて、徐々に前へ上半身を倒していきます。
- これ以上、進めない所で一旦止まり、10回深呼吸をします。終わったらゆっくり、起き上がります。
開脚のコツは、無理をしないことです。
いきなりペニスはNG!オナニーで準備運動をしよう!
皆さん、オナニーをしてますか?そんなの恥ずかしい…と言ってる場合ではありません。なぜなら、男性のペニスは、ナスのような硬さであり、普段の膣の大きさ以上のものがいきなり中に入るんですよ。
それを何の準備運動もなしに入れてしまうのは、かなり無謀です。膣を傷つける原因になり、男性も狭すぎる膣の中にペニスを入れるのは、かなり難易度が高くなってしまいます。
普段からオナニーをして、膣をほぐしてあげることで男性器もスムーズに入りやすくなりますよ!
オナニー方法①柔らかく挿入しやすい入り口作りを
膣口は、指がフィットし、何の抵抗もなくスルッと入るのがベストだと言われてます。それができない場合は、以下のやり方で膣口をほぐしていきましょう。
やり方
- 指を清潔にします。
- クリトリスなどを刺激し、膣口の周りを濡らします。
- 十分に濡れたら、膣口に指1本を添えて円を描くように動かします。
- 3をすると膣口が開いてくるので、5mmほど指を中に入れ、また円を描くように動かします。指の第1節が入るまで繰り返します。
- 第1関節まで入ったら、上下左右に5回ずつ入り口を動かします。
- 直径2cmほどの円を描くように指を動かし、5回繰り返します。
これを2週間に1回やると膣口が徐々にほぐれます。膣口ほぐしは出産前の女性も同様に行なっています。しっかりと膣口をほぐすことで痛みも感じにくくなりますよ!
オナニー方法②膣内をほぐしスペースを確保
膣がキツめな女性の場合、男性の前戯に頼らず、ここは自分も頑張って日頃からほぐしてあげましょう。ほぐせばほぐすほど、挿入できる確率は上がっていきます。
やり方
- 指を清潔にします。
- クリトリスなどを刺激し、膣口の周りを濡らします。
- 指1本を根元まで中に入れます。
- 少しずつ抜いたり、入れたりを5回ほど動かします。
- 再度、指を根元まで入れて、今度は円を描くように中を10回ほど動かします。
- 今度は指を2本にし、3〜5を行い、最終的に指が3本入れば終わりです。
これを2週間に1回のペースで行います。もし、指2本が限界であれば、無理をせず次やる時に再チャレンジしましょう。
オナニー方法③バイブで練習してみる!
購入するには、かなり勇気のいるアダルトグッズ…だけど、性器を考慮し作られているので、女性は本来頼りにするべきです。挿入しやすい体を作るのにバイブはぴったりと言えるのです。
日本人女性はセックスやラブグッズなど”性的なもの”に消極的な面がありますが、海外の女性にとっては感度を磨いたり、セックスの練習をしたりするのに、ラブグッズは欠かせないアイテムなのです。
ここは一旦恥じらいを捨て、バイブを取り入れて、彼のペニスを受け入れるための練習をしてみましょう。
また、バイブと一緒に『コンドーム』や『ローション』を買うことをオススメします。バイブは、思ったより大きさがあるので、膣を傷つけないためにも一緒に購入しましょう。
こちらの記事でもバイブの種類をご紹介しています
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入らない原因はもしかしたら濡れ不足が原因かも?
挿入しにくい、いくら頑張っても入らない、むしろ痛い!と思う場合は、愛液が足りてないのかもしれません。
それは、相手の気持ちに冷めたとかではなく、体や体調が関係してる場合は多いのです。普段の生活で、濡れやすい体質づくりを心がける必要があります。では具体的にどんなことができるか3つご紹介します。
濡れやすくする方法①水分をしっかり飲む
濡れない主な原因は、水分不足です。普段から水分をあまり飲まない方は、汗をかかない生活を送っている状態です。
愛液は、いろんな成分でできておりますが、その中にも「汗」が含まれております。体の水分が不足していると、水分を外に出させないようにする傾向があります。そのため濡れにくい体質を普段から作ってしまっているのです。
目安としては、喉が潤ってないなと感じた時に、必ず喉が潤うまで水分補給をしましょう。1日に飲む量は2リットルを目標に、毎日欠かさずに飲み、濡れやすい体質を目指しましょう。
濡れやすくする方法②ストレスを溜めない
女性のストレスは、子宮にとても影響が出やすいのを必ず肝に銘じておくことです。普段のおりものから自分が今どのような状態かがわかるように、愛液が濡れやすいのか濡れにくいのかで自分の心理状態が分かります。
正常な場合は、少しキスをしただけや、クリトリスをいじっただけで濡れますが、何をしても濡れない場合は、精神的にストレスを抱えてる可能性があります。特徴としては
- 普段から、ハードな仕事をしている
- 睡眠不足である
- 疲れている、あるいは疲れが取れない
などが原因です。環境をいきなりガラッと変えることは、難しいかもしれませんが、極力ストレスをためない生活を意識していきましょう。
濡れやすくする方法③体を温めること
女性にとって、そして子宮にとって最大の敵は「冷え」です。これが解消されない限り、血行が滞り、汗をかかない体質を作り上げ、愛液が出にくくなります。
そして寒いと意外とセックスに集中ができなかったりする・・・まさにいいことなしです。では、普段から厚着をしなければいけないのか?と思うかもしれませんが、温める箇所を抑えれば、厚着をしなくて済みます。
基本的には、『お腹』・『腰』・『足首』が女性にとって冷やしてはならない箇所になりますので、普段から腹巻やレッグウォーマーで体を冷やさない生活を心がけるようにしましょう。
濡れやすくする方法④挿入時にたっぷりローションを使う
直接的に濡れやすくするというわけではありませんが、”濡れている状態を作りだす”という意味ではローションを使うのがオススメです。水分をとったり、ストレスを溜めない、体を温めるなどは体づくりとしてはとても有効ですが、効果を実感するまでには少し時間を要します。
すぐにでも濡れている状態を作って挿入しやすくしたい!という場合は挿入時にたっぷりとローションを塗るようにしましょう。挿入のしやすさはもちろん、摩擦による痛みを軽減し、さらには感度をあげてくれます。
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セックスでうまく入らない時は体作りをしてみよう!
挿入がうまくできない、理由を男性のせいにしてませんか?本当にそうなのか、いまいちど立ち止まり、自分を見つめる必要があります。セックス前にやるべきこと、実はこんなに盛り沢山で、案外したことがないものが多いのではないのでしょうか。
日本では「セックスの練習なんて…」と思われがちですが、海外では互いに気持ちよくなるための日頃からのケアは欠かしません。
私は外国人の彼氏を持っていますが、「僕のペニスは、かなり大きいから練習しといてね。」とはっきり言われたぐらい、セックスの事前準備はかなり当たり前で、お互いにとって大切なことなのです。
上手く挿入できるために準備をしっかりして、本番ではスムーズに、そして気持ちの良いセックスができるように、普段からできるからやってきましょう。