パパ活は稼げる手段ですが、金銭的・個人的・身体的なトラブルがたえません。結論、女性側が気をつけていれば防げるトラブルが多いです。しかし知らなければ、大きな損をする可能性も。
この記事では、実際の事例や法律の観点から、パパ活のトラブル・予防方法についてご紹介!パパ活のトラブルについて知識をつけて、トラブルを回避しましょう。
パパ活の主なトラブル3種類
最初はパパ活のトラブルの種類を、法律も交えて見ていきましょう。これらの事例に対しての対処法は、最後に詳しくまとめています。
知っておくだけでもトラブルを回避できるので、是非最後までご覧ください。安心してパパ活をするために必要です。
パパとの”金銭的”トラブル
パパ活での代表的な金銭的トラブルは、以下があげられます。
- パパからお金が貰えない
- パパ活をやめようと思ったらパパから「金を返せ」と言われた
- 月契約をしたのに後払いでお金が振り込まれなかった
- ご飯中に男性がご飯代を払わず女性を置いて店を出る
パパから貰ったお金の返却」についてですが、パパがあなた自身に「貸した」のではなく「与えた」のであれば返済義務はありません。訴えられると言われても、LINEのやりとりや録音・その他の証拠で「贈与」しているのが判明すれば問題ないでしょう。
ご飯中に代金を支払わず女性を置いてお店を出る場合や振り込みがない件に関しては、弁護士に相談する方が割高になってしまいます。
また契約書などでも交わしていない限り、未払いとはいえお金を回収するのは難易度が高いです。先払いをお願いするなどして、回避に努めましょう。
パパとの”情報”に関するトラブル
次はパパ活において、個人情報など情報に関するトラブルをご紹介します。
- 隠しておきたい写真をネットにバラまくと言われた
- 個人情報が流出してしまいストーカー事件に発展した
「裸などの写真をバラまく」と脅された場合は、犯罪になる可能性が高いです。脅されている場合は弁護士に相談をしましょう。
ちなみに個人情報は、思わぬ所から流出します。銀行口座で本名を特定されてしまうと、その後はSNSの特定が始まり、住所も特定されるでしょう。この間わずか数日です。
個人情報の管理はいかなる場合も気をつけてください。個人情報が漏れがちなシチュエーションは、最後に詳しくご説明します。
パパとの”身体的”トラブル
パパ活において、身体的トラブルは身近に潜んでいます。
- ご飯だけの予定なのにホテルに連れ込まれた
- 会うだけだったのに無理矢理キスされた
- 乱暴され妊娠してしまった
- 相手が既婚者で妻から訴えられてしまった
パパ活女子を「身体的な関係を持ってくれる女性」と勘違いしている男性は少なくありません。
既婚男性から、身体的関係に持ち込まれるケースもあります。不倫関係になった場合、妻から多額の慰謝料を請求される可能性があります。
無理矢理身体的な関係を持たされた場合は犯罪になる可能性が高いですが、キスや身体をまさぐられただけでは立証の難易度は高いでしょう。
女性に不利益が生じるパパ活のトラブル事例
次は女性に不利益が生じてしまう、パパ活のトラブル事例を見ていきましょう。
実際に不利益を被った女性は多くいます。多くは既婚男性と身体的な関係を持ってしまった女性です。その他にも身体的な関係を無理矢理もたれたりと、心に大きな傷を持つ場合も。
パパ活女子の、トラブル事例からその実態を見ていきましょう。
既婚男性と知りながら身体の関係を持った
男性側が既婚者であるのを隠していた場合は、女性に非はありません。しかし既婚男性と知りながら関係を持ってしまった場合は、妻から訴えられてしまう可能性があります。
既婚者であるのを知らない場合でも、「知らない」立証ができなければ請求されてしまうケースも。以下、筆者知り合いA子の事例です。
LINEでとある男性とやりとりをしていました。ご飯に行きつつ、たまに身体の関係ももつような関係です。
とある日、郵便受けをあけると裁判所からの不在届が入っていました。受け取ると中身は彼の妻からの慰謝料請求。
既婚者であるのを知らなかった私はショックを受けましたが、まずはこれらをどうにかするかありません。弁護士に相談して奮闘した結果、「知らない」証明はできず慰謝料を振り込むことに。
故意ではないのは証明できたため減額はできましたが、結局は大きなお金を取られてしまいました。
パパから金銭を貰ったとき「返すね」と言った
パパからお金を貰うとき、「返す」旨の返信をしてしまうと贈与には当たらないケースがあります。
このようなやりとりがある場合は、パパ活でもらったお金を返さなければならなくなる場合があります。
金銭的トラブルとしてパパから返金を求められた場合を先ほどご紹介しましたが、返金を回避するためにはパパから「贈与」されているのを立証する必要があるでしょう。
パパからお金を貰った場合は、「いつもありがとう!大切に使うね」と、貰っているのを明らかにしておきましょう。
睡眠薬を飲まされホテルに連行された
ご飯だけのつもりだったのに、ホテルに連行される場合もあります。以下も筆者知り合いのパパ活女子の事例です。
ご飯だけのつもりでした。パパがおすすめしてくれた個室のご飯屋さんにいって、そのまま帰る予定でした。しかし私がトイレに行っているときに飲み物に薬を混ぜられたのか、私はクラクラとしてそのまま意識朦朧状態に。
パパに軽く支えられながら、意識もままならない状態でホテルに連行されてそのまま強制的に身体の関係を持たせられました。
仲の良いパパだっただけに、酷くトラウマです。パパからはその後、一切連絡がありません。お互いの住所も本名も知らないので、そのままです。
仲の良いパパでも、いきなり乱暴になる可能性は0ではありません。飲食店に入るときは、細心の注意を払いましょう。
パパ活で発生するトラブルの予防方法
最後はパパ活で発生する、トラブルの予防法をご紹介します。パパ活は個人で行うものです。女性自身が責任を持たなければならないため、最低限の知識が入れておくと良いでしょう。
今回ご紹介するものだけで、大体のパパ活トラブルは回避できると思います。
基本的に身体的関係は持たない
パパ活で身体的な関係は持たないことがおすすめです。
パパ活では食事やデートだけでもお手当てとしては十分な額がもらえるパターンが多いですし、相手が既婚男性だった場合、「既婚であるのを一切知らない」証拠を提示するのは正直難しいです。
身体的な関係を持つとお金を多く出してくれるパパが多いのは事実ですが、
- 不倫相手になる可能性(金銭的な不利益)
- 妊娠の可能性(金銭的・身体的な不利益)
- シャワー中に貴重品が無防備(個人情報流出・金銭的な不利益)
が生じることから、リスクの方が高いのが分かります。大きなリスクが発生するパパ活は、しないに限ります。
他に人のいる場所で会う
ホテルへの連れ込みを避けるためには、他人のいる場所であるのを心がけてください。またご飯屋さんに行く場合は、どれだけ仲の良いパパでもなるべく席を立たないようにしましょう。
- 個室以外のレストラン
- 席は絶対に立たない
- 人気のお店に行く
男性指定の怪しいお店には行かず、人気のお店を中心に会いましょう。男性指定のお店の場合は、店員さんも全てグルであなたを貶める可能性があります。
既婚男性と知った段階で関係を切る
もし男性が既婚男性と知った場合は、その段階でそのパパとは関係を切ることがおすすめです。不倫の主は「身体的な関係」ですが、それ以外でも不倫が立証されるケースはありリスクが高いのが現状です。
また、既婚パパと別れる際は「不倫になるから」といった理由は伏せましょう。長く付き合いのあるパパを不倫が理由に関係を切ると、パパから「妻とは別れる」など、恋愛感情を持ち込まれる可能性があります。
既婚パパとパパ活をしてしまった場合は食事のみに止めるように意識しておきましょう。
個人情報は漏らさず一線を引く
個人情報は一切漏らさないようにしましょう。以下、個人情報が漏れるシチュエーションをまとめました。
- クレジットカードの番号等を教えてしまう
- 銀行振り込みの際の本名
- 携帯から見えるSNSアカウント
- メールアドレスからの本名
- 部屋の写真等で住所特定
- 写真で住んでいる地区の特定
あらゆるシチュエーションで、個人情報が漏れてしまいます。大学帰りや会社帰りにそのままパパ活をした際、バッグから会社名や大学名が記載された書類が見えてしまう例も。
パパ活をする際は、きちんと身なりを整えて「いつもとは違う」のを意識しましょう。携帯は弄らず、持ち物は全てパパ活用に変えてください。
その他、実際に「犯罪」になってしまうケースはこちらの記事でもご紹介しています。
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パパ活トラブルは知識をつけて回避しよう
パパ活に関するトラブルをご紹介してきました。
パパ活トラブルは、事前の知識があればほとんどは回避できます。自分自身で知識を取り入れて、起こりがちなトラブルを回避しましょう。
相手が既婚者の場合は裁判に発展する可能性があるので、分かった時点で手を引くのが第一です。そしてストーカー被害を防ぐために、個人情報の流出には十分に注意を払いましょう。
相手からの支払いトラブルを防ぐために、金銭は必ず「貰い」、先払いをお願いするのが大事です。この記事を参考にして、理想的なパパ活ライフを送りましょう。