Gスポット・中イキは存在しない!?科学的な研究で証明された女性が感じる本当のポイントとは?

女性の中には、「中でイケない」とか、そもそも「オーガズムに達したことが無い」という悩みを抱えている人が少なくないのではないでしょうか?

「私の感度が低いからイけないの?」
「パートナーに申し訳ないから、イッたふりをしてるけど・・・。」

しかし、最近の様々な研究により、とある事実が報告されているからなんです。

結局は、”女性は「中イキ」や「Gスポット」が存在せず、クリトリスへの刺激で感じている”と。

確かにクリトリスが感じやすいというのは分かりますが、それで「中イキ」や「Gスポット」が存在しないってどういうこと?と思う方も少なくないでしょう。

今回は、そんな「クリトリス」についての科学的解説から、感度を高めるためのテクニックまで、幅広くご紹介いたします。

「中イキ」と「Gスポット」の研究レポート

セックスに関する知識において、この「中イキ」や「Gスポット」というのは最早常識とも言えるものですが、それが「存在しないも同然」なんですね。

その根拠として、近年の研究では、「結局”中イキ”も”Gスポット”も、その快感は全てクリトリスによるものである」という結論に落ち着いているからです。

その研究(レポート)の流れがこちら。

  • 1953年:キンゼイレポートにて。「膣の内部よりクリトリスの方がはるかに敏感であり、”感じる”器官として可能性を秘めている」と報告される。
  • 1966年:マスターズ氏とジョンソン氏が、700人の女性を対象にした調査報告。「性交・マスターベーションを問わず、女性のオーガズムの源はクリトリスであって、クリトリスで発生した快感が膣に波及する」という事を突き止める。
  • 1976年:アメリカの性科学者シェア・ハイトが3,000人の女性からセックスについてのデータを収集してまとめた『ハイト・リポート』が発表される。「クリトリスが女性の快楽の中心である」と結論づけられる。
  • 1998年:研究者ヘレン・オコネルによってMRIを使ったクリトリスの調査が行われた。クリトリスの構造が明らかになる。
  • 2008年:産婦人科医のオディール氏、外科医のピエール氏らがクリトリスエコーの調査を行う。クリトリスの解剖学的な構造が解明され、『膣オーガズムは存在せず、クリトリスがオーガズムを引き起こすただ1つの器官である』事が科学的に証明された。

この表を見てみると分かるように、クリトリスについての研究がある程度結論まで近づいたのは、つい最近の事なんですね。驚きです。

また、年表では簡単にまとめましたが、これらの報告結果から判明したことが、こちら。

  • 中イキというのは、膣壁への衝撃が体内のクリトリスに伝わって快感が生じたもの(結局はクリトリス)
  • Gスポットという特定の感じる”点の様な場所”は存在しない(ゾーン的には存在するが、個体差がある)

またクリトリスの臓器は体内でGスポットに繋がっていることもわかっています。つまり結局は「女性の快感の中心はクリトリス」、ということです。

クリトリスの特徴を徹底解説

では、なぜクリトリスが一番感じるのはなぜなのでしょう?

その理由は、クリトリスが持つ様々な特徴に示されています。一つずつ、見ていきましょう。

クリトリスの特徴

性的快感を感じるためだけの器官

現時点では、クリトリスは「性的快感を生む」意外の役割が発見されていないんですよね。つまり、”ただ快感を感じる為の器官”なんです。そういう意味では、まだ謎に包まれた器官でもあり、とても興味深いものでもあります。

男性器よりも敏感で感度が高い

快感というものは、神経細胞が刺激されて生じるもの。そして、その神経細胞の密度が、男性器と比べてクリトリスの方が圧倒的に高いんです。「セックスで得られる快感は、男性より女性の方が大きい」と言われるのは、これが理由になんですね。

クリトリスのサイズや形

出典:Wikipedia

クリトリスは複数のパーツで構成されており、その長さは平均して9~11cm。全体としては、女性器周辺に広範囲に分布していて、殆どが体内に存在します。

一部である前庭球は、尿道や膣の入り口部分、大陰唇の下、膣壁の裏側にも存在しています(この分布しているゾーンをCゾーンと呼びます)。

実は、私達がイメージする「クリトリス」は「陰核」というもので、体外に突出している直径約1cmの”クリトリスの一部”にすぎないのです。

ちなみに、この陰核の部分がかなり敏感で感じやすいのは、特に多くの神経細胞が存在しているためです。

クリトリスは人それぞれ

当たり前ですが、人によって鼻の形が違う様に、クリトリスの位置やサイズ、形は人それぞれです。

膣口から陰核までの距離も人それぞれですし、体内にあるクリトリスの上下左右の傾きも人によって違います。

感じる体位」が人によって違うのがこのためですね。

なので、「女性はこの体位が気持ちいい!」や「ここを突けばいい」といった”絶対”は存在しません

クリトリスの特徴まとめ

以上、クリトリスの特徴をまとめるとこちらの様になります。

  • ”性的快感を生み出す”だけの器官
  • 長さは平均9〜11cm、陰核は直径約1cm
  • 形には個体差がある
  • 全体で見るとゾーン的(Cゾーンと呼ぶ)に存在
  • 男性器よりも神経細胞の密度が高い(陰核は特に敏感)

以上のことを踏まえると、これまでのセックス観はガラッと変わります。

「クリトリス」を刺激するセックスほど、“良いセックス”になる(イケる確率が高くなる)ということですから。

イけるセックスって?

ここからは、クリトリスの特徴を抑えながら、「より感じて”イク”にはどうすれば良いか」をご紹介します。

パートナーに「自分が感じる体位」を伝える、もしくは一緒に探す

パートナーに「自分はココが感じる」といった事は伝えていますか?恥ずかしいとは思いますが、これはとても大事なことです。

お互いの関係をより長続きさせて、かつ良いものにしたいのであれば、どちらかが我慢する(イッたふりをしたり)という様な状況は良くありません。

もし「そもそも自分が感じる体位が分からない」といった場合は、「一緒に自分が一番感じる体位を探す」というのも、二人の関係を向上させる良い体験になるのでオススメです。

基本はスローセックス

「クリトリスを刺激すれば気持ちいい」と言うと、「とりあえず刺激すれば良いんだ!」と安易に激しい刺激を与えたり(強く擦りあげたり)しがちですが、これは間違いです。

なぜなら、快感を生み出す神経細胞は、”強い刺激を与えると麻痺してしまう”んです。「ただ激しいセックスは気持ちよくない」というのは、これが原因なんですね。

従って、ポイントは「神経細胞を麻痺させない程度の優しい刺激を与える」こと。激しいセックスはオーガズムに向きません。以下でも解説しています。

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イきたければ、リラックスした状態のスローセックスをしましょう。

クリトリスが刺激される体位を選ぶ

そもそもクリトリスが刺激されない限りオーガズムに達するのは難しいので、「クリトリスが刺激される体位」を選ぶのが基本です。

行為に慣れているなら、自ら工夫して動くのもいいでしょう。兎も角、まずは「クリトリスが刺激される体位」を試します。

そこから「クリトリスが刺激され、かつリラックスできる体位」など、より快感を得られる体位を探していくのも、セックスの楽しみの一つですよね。

また、クリトリスは広範囲に分布しているので”Cゾーン”も刺激すればより高い快感も得られることでしょう。

まとめ

さて、今回は「クリトリス」についての多くを紹介しながら、「Gスポット・中イキは存在しない」から「イケるセックスとは?」までの話もさせて頂きました。

今回のお話で最も重要なのは、「中イキ・Gスポット、なんて存在しない物の為に悩む必要はない!」ということです。

多くの研究者が示してくれたこれらの事実が、皆さんのこれからの”良い性生活”へと繋がれば、と願っています。

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