友だちが集まる飲み会でいつも同じ男性が自分の横に座ることありませんか?席についたときから横にいることもあれば、遠い席にいたのにいつの間にか横に移動してきている。
そんなことが続くと「彼は、もしかしたら私のことが好きなのかも?」と気になって、意識してしまいますよね。脈があるのか、心理学を参考に彼の行動や反応から読み解きましょう。
心理学から見る座る位置と彼の心理とは?
心理学において座る位置は相手の心理状況を表すとも言われ、これはスティンザー効果と呼ばれます。
無意識のうちに相手に近づいたり、遠ざけたりする心理が働き距離感が調節されているのです。ここでは座る位置から見える彼の心理を見ていきましょう。
横:親しさ
横は、親しさを感じていることの表れとされています。また、横に座ることで目線が同じ方向を向くので対立しにくい席。ふたりで同じものを見ながら話したり、笑ったりと経験を共有できるので、心の距離が縮まりやすいです。
物理的距離が近く、話すときに顔が近づくので親密さが強調されます。逆に、体温が感じられるほど近くにいるから親しいんだ、と脳が錯覚することもあります。
正面:敵対心
正面の席が有効なのは、国家間交渉のような、面と向かってお互いの意見をぶつけ合うような場面です。目線や表情が丸見えなので、緊張感があります。
そのため心理学の観点から見るとあなたに反対意見を持っていたり、ライバル視されている傾向があるとされます。ただし必ずしも敵対しているのではありません。
交渉ごとも含め、相手の話や考え方に興味があるからこその位置付けでもあるのです。そのため、単にあなたの話や考え方に興味があるということもあるでしょう。
L字横:リラックス
L字の横、角を挟んだ横の席は、ほどよい距離で圧迫感がない位置です。別名カウンセリングポジションと呼ばれ、リラックスが必要なときに用いられます。
右利きの人の場合、顔の左側は感情を表すといわれています。カウンセリングポジションで、かつ左側にばかり座るなら、あなたの本音を見たいと思っている可能性があります。
隣に座る彼の基本心理は?
彼がなぜ横に座るのか、気になりますよね。あなたのことが気になっている可能性が高いとされますが、その気になっている理由も様々です。
好意を抱く男性だと、ついいい方に考えがち。でも、浮かれすぎて危ない思いをしないように気をつけることも忘れないようにしましょう。ここではいつも隣に座ってくる男性の具体的な心理状態についてみていきましょう。
あなたのことが好き
一番距離の近い横の席に座るのは、親しさの現れです。あなたと親しいから、もしくは親しくなりたいと思っているからです。
横に座ってあなたの様子を観察し、より親密になるタイミングを探っているのでしょう。あなたの横を誰かに奪われたくないという熱い気持ちを秘めている可能性もあります。
あなたのことをもっと知りたい
あなたの話を聞きたい、あなたのことをもっと知りたいと思っているからこそいつも隣に来てくれているのかもしれません。
まだ「気になる」と言う段階かもしれませんが、ここでうまく彼の気持ちをつかめれば彼との交際もそう遠い話では無いでしょう。
この場合、相手から話を振ってくれたり、質問を投げかけてくれることが多いでしょう。好意的な感情を抱いていることは間違いありません。
話しやすい・気を使わない
大勢の飲み会などの場合、親しみやすい人や話しやすい人と楽しく飲みたいと思うものです。彼はあなたといると話しやすいと思っているのかもしれません。普段から仲の良い関係であればその可能性は高いでしょう。
あなたといると気を使わず楽しめると感じており、「あっちのグループにいるよりあなたの隣にいた方が楽しい!」と思っている可能性があります。
この場合、恋愛感情というのではなく友情を感じているケースも考えられますが、いつも隣に来たいと思うほどあなたを信頼している間柄であれば恋愛関係に発展する可能性も決して0では無いでしょう!
下心がある
中にはあなたに下心を持って近づいている男性もいるかもしれません。隣に来てお酒を飲ませようとしたり、ボディタッチが多いような場合、またはあなた自身が露出の多いような格好をしている場合は、注意が必要です。
彼からみたあなたは「軽そう」「落とせそう」と思われている可能性があります。彼の行動から下心を感じた場合ははっきりと拒否をするようにしましょう。
隣に来た時にチェック!脈ありか判断するポイント
いつも横に座るのは、少なくとも好意があるからというのは間違いありません。物理的な距離は心理的な距離に一致します。誰だって嫌いな人の横には座りませんよね。
では、好意に恋愛感情が含まれているのかどうか。脈ありなのか、なしなのか。こんなポイントをチェックしてみてみましょう。
会話中に彼がさりげなく近づく動作を見せるか
他人を立ち入らせたくない領域(距離)をパーソナルスペースといいます。パーソナルスペースの大きさは、相手との関係性によって変化します。
また個人差があり、おおらかな人や社交的な人、あるいは寂しがり屋で常に誰かにくっついていたい人だと、パーソナルスペースは狭くなりがちです。
一番距離が近いのは、恋人や家族。肌が触れる距離、45cm以内に入れるのはごく限られた人だけです。親しい友だちだと45~120cm、手を伸ばして触れるくらいの距離になります。初対面の人や敵対心を抱く人とは120cm以上の距離をとろうとします。
横の席に座ろうとしている段階で、だいぶ距離が近いものですが、ここで彼がさらに近づくような動作を見せたら脈ありの可能性大!
あなたのパーソナルスペースに入りたい=あなたともっと近づきたい、仲良くなりたい、と感じている表れでしょう。
ただし先述したように過剰なボディタッチがある場合は体目当ての下心が先行している可能性があるので注意が必要です。近づくけれど、ベタベタと触ってきたりしない、程よい距離感であれば脈アリの可能性が高いでしょう。
プライベートな話を持ちかけてくるか
彼のプライベートなことを話してくるのなら、脈ありの可能性が高いです。特に、家族の話や自分の過去を横に座っているあなただけに話すのは、信頼している証拠。もっと自分のことを知ってもらいたいとアピールして気を引きたいのです。
また、自分のことを話すことで、あなたにも同じように自分のことを話してもらいたい、あなたのことを知りたいと思っています。
ただし、武勇伝ばかりを延々と話すのは、ただ自慢したいだけなのかも。自分のことばかりを話して、あなたの話を聞こうとしないのなら、脈なしかもしれません。
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隣に座るのは好意の表れ!彼との距離を縮めよう!
いつも隣に座る男性は形は違えどあなたに興味を持ち、好意的に思っている表れと言えるでしょう。まずは彼が恋愛対象として自分を好意的に見ているのかチェックポイントを利用してチェックしてみましょう。
該当しなくても大丈夫!彼はあなたを好意的に思っているのですから、あなたも彼に好意を抱いているのであればこれから挽回するチャンスはいくらでもありますよ。
せっかく彼が横にいる時間、彼との時間を一緒に楽しんでくださいね!