モラハラをする男の特徴とは!?モラハラされた時の対処法も解説

「どちらもいい人だったのにになぜ離婚しちゃったんだろう?」離婚した夫婦に対してそんな感想を抱いたことはありませんか?離婚する原因は様々ですが、その原因の一つにモラハラが挙げられます。

モラハラは目に見えない暴力なので周囲から気づかれにくいという特徴があるのです。今回は、家庭内で起きてしまう可能性があるモラハラについてお伝えしていこうと思います。

モラハラをする人の5つの特徴

モラハラとは、モラルハラスメントの略称で、精神的な暴力や嫌がらせのことです。離婚の原因で男女ともにトップ3に入るほど深刻な問題です。結婚して彼氏・彼女がモラハラ夫・モラハラ妻になるのは避けたいですよね。それを防ぐためにも、モラハラのパターンを理解しておきましょう。

表向きは良い人

モラハラをする人は、表向きは良い人が多いです。表面的な付き合いや、自分より格上だと思う人とは上手に付き合っていくので、周囲からの評価も高く、人気がある人が多いです。職場ではバリバリ仕事もできて、上司からの評判もいい夫が、家に帰ると妻に暴言を吐くケースも多くみられます。

不機嫌になると手を付けられない

気分屋で感情のコントロールができないこともあげられます。機嫌がいいときは優しいのですが、機嫌が悪くなると手を付けられません。こちらが気を使っても余計に機嫌を悪くします。機嫌が悪くなると相手を無視したり、態度や言葉で八つ当たりしてくることが多いです。

自分が正しいと主張する

モラハラをする人は自信家が多いので、基本的に自分が正しいと考えています。よって、こちらが正しいことを言っていても自分の考えと異なると聞く耳を持ちません。

日本人は空気を読んで周りに合わせる人が多いので、もし職場にモラハラ上司がいると大変なことになります。夫婦間ではそれが顕著になり、話にならないこともあります。

気に入らない相手に対する態度が極端に悪い

モラハラをする人は自分が気に入った人にはすごく懐きますが、気に入らない相手や自分が下に見ている相手への態度は凄まじく悪いです。見るからに相手を見下したり、指示に従わないといった行動を見せます。

常に相手を否定する

最期に、相手を否定するのもモラハラの大きなポイントです。妻や夫を下に見たり、馬鹿にする態度をとります。「こんなこともできないの?」「お前のここがダメだ」相手を否定する発言は行動に関するものだけでなく、人格そのものの否定にまで及びます。

モラハラを受けるとどうなる?

では、モラハラを受けるとどのような変化が起こるのかを見ていきましょう。愛するパートナーから受ける心の暴力は、肉体的な暴力以上に傷を負います。

心についた傷を癒すには多くの時間が必要になります。もし、パートナーからモラハラを受けたら一人で抱え込まずに誰かに相談したり、相手との距離を置くのが重要です。

ストレスでイライラする

モラハラを受けている最初の段階は、相手(加害者)に対してムッとしたり相手の態度にイライラを感じます。相手に対してイライラできるのは、まだ相手の支配下に置かれてない状況で、自分の考えや意志がブレていない(圧倒的に加害者が悪いと思える)状態です。

夜が眠れなくなる

日常的にモラハラを受けていると、ストレスで夜が眠れないことが多くなります。寝ようとしても寝付けなかったり、寝る前に加害者に言われたことに対して悩んでしまうため余計目が冴えて眠れない状況に陥ります。また、眠れたとしても夜中に何度も起きてしまうなど、質の高い睡眠をとることが難しくなります

食欲がなくなる

食欲もなくなってしまいます。食べたいはずなのにいざ食べてみると一口しか食べれなかったり、食べる気さえしなくなってきます。食欲がなくなると、十分なエネルギーを補充できないため、力が出なかったり、栄養失調になってしまう可能性があります。

急に涙が出る

モラハラを受け続け、悲しい想いばかりしていると、なんでもないときに急に涙が零れたり、涙もろくなってしまいます。この段階まで来ると心が悲鳴を上げているので、周りに相談することが必要です。

自分が分からなくなる

モラハラは、相手の人格を否定します。人格を否定され続けると、モラハラ被害者は「私が間違っているのかな」と感じてしまい、自分らしさを見失ったり、自分の選択に自信が無くなったりします。最終的にはうつ病になってしまう可能性が出てくるのです。

もしモラハラをされたら

もし結婚相手であるパートナーからモラハラを受けたらどうすればいいのでしょうか。モラハラは精神的な暴力のため他人からは見えません。モラハラを受けたときに行動を起こせるのは自分自身だけです。自分の心を守るためにも正しい選択をしなければなりません。

誰かに相談する

まずは一人で抱え込まずに、誰かに相談することが重要です。友人や、家族、頼れる人が近くにいなければ医療機関でも大丈夫です。モラハラを受けていると精神的に不安定になるので心身ともにズタボロになります。そこで第三者の意見を聞くことで自分を持ち直したり、冷静に現状を見つめなおすことができます。

ひたすら受け流す

こちらはあまりオススメではありませんが、もう子どももいるし離婚はできないといった場合の手段になります。モラハラをしてくる人の言葉や態度を真に受けていたら、こちらが傷つくだけなのでひたすら受け流す必要があります。相手にしない、または聞き流すことで心を守ってください。

別居・離婚する

最も良い対処法は、別居または離婚です。お互いを幸せにするために生涯を誓ったはずなのに傷つけられてばかりでは未来が見えません。自分のためにも加害者から離れることが効果的です。

モラハラ離婚を防ぐためには

モラハラ離婚を防ぐためには、結婚する前にパートナーがどんな性格なのかを見極めることが大切です。モラハラをする人は似たような傾向があるので、日常を過ごしていく中で相手に対しての思いやりがあるのかどうかを見極め、少しでもおかしいなと思ったらよく話し合うことが必要です。

もし、結婚後にモラハラが発覚したら勇気を出して離れましょう。それを防ぐためにも、結婚する前の相手選びが今後の結婚生活の大きな鍵となるのです。