あなたは美容液を使っていますか?
化粧水や乳液は使うけど美容液を使っていないという人は意外に多いようです。美容液はご自身の肌悩みに合わせた集中的なケアができる優れモノ。
自分の肌悩みにピッタリ合った美容液を選べば、プチプラ価格の美容液でも効果を実感することができます。
この記事では、美容液の必要性と効果的な使い方を解説!ぜひ参考にしてみてくださいね。
美容液はなぜ必要なの?
多くの人は、化粧水と乳液でスキンケアを済ませる人もいますが、それだけでは不十分。
水分を補給する化粧水と、肌に油分を与える乳液、悩みに合わせた集中ケアアイテムである美容液とそれぞれ目的が違っています。
それぞれのアイテムを順番に塗布することで、肌にしっかり潤いと成分を閉じ込め効果を発揮できるようになります。
その中でも美容液は、30代を過ぎた肌には欠かせないアイテム。特に「シミが気になる…」「くすみやシワを改善したい」「乾燥肌を改善したい」など各自異なる肌悩みに対して集中的にケアする美容アイテムです。
美容液は、美容成分が一般的なスキンケアアイテムよりも高濃度で配合されているので、気になる部分に集中的に塗布することで肌悩みが解消されていきます。
年齢が上がれば上がるほど、しっとりみずみずしい肌をキープする美容液の使用は欠かせません。
自分の肌悩みに合わせた美容液の選び方
今抱えている肌悩みは何ですか?
季節によって乾燥肌がひどくなったり、年齢を重ねるごとに今までなかった肌悩みが現れることもあるでしょう。
まずは、自分の肌悩みを見つけましょう。そうすれば肌悩みにぴったり合った美容液を見つけることができますよ。
肌のくすみやシミが気になる
夏の日焼けの残りを放置しておくと、肌のくすみやシミの原因に。1年中透明感のある明るい肌をキープするためにも、くすみやシミに悩んでいる方は、美白用美容液を選びましょう。
美白用美容液は、肌内奥に蓄積されたメラニンの生成を抑制し、酸化させないことでシミやくすみを予防する効果があります。
特に美容液にビタミンC誘導体が配合されているものは、肌のターンオーバーを整える働きも。シミの原因になる色素沈着の改善を促します。
乾燥肌が気になる
毎日スキンケアしているのに肌が乾燥しがちな方や、朝しっかりメイクしたのに夕方になると化粧が崩れてしまうという人は保湿重視の美容液がおすすめ。
保湿成分が多く配合されたスクワランやヒアルロン酸、セラミドなどを選ぶと高い保湿効果を期待できます。保湿に特化した美容液を選ぶ際には、テクスチャーにも注目して選びましょう。
顔につけたときにテクスチャーがしっかり肌奥まで浸透するようとろみのある少し重いタイプのテクスチャーを選びましょう。
乾燥で肌はバリア機能が失われた状態なので、刺激の少ない成分だけが配合された美容液を選ぶことも大切です。
年齢によるアンチエイジングケアがしたい
年齢を重ねるごとに、今まで感じなかった肌悩みが多くなってきたという人はアンチエイジングケアに特化した美容液を使いましょう。
肌のバリア機能が年齢を重ねることで失われていき、シワやくすみ、ほうれい線など今までなかった肌トラブルが生じてきます。
肌にしっかり保水をし、乾燥を防ぐことで多くの肌悩みは解消されます。特にコラーゲンやヒト型セラミド、アスタキサンチンなどは年齢肌による乾燥におすすめの有効成分。
レチノール(ビタミンA)やマツエキスは。リンパ管を正常化することで、肌の弾力を作り出してたるみやシワを改善する効果があります。
美容液の効果的な使い方
今まで見た通り、美容液は肌悩みに合わせて使い分けることで美容液の効果を最大限に肌に感じることができます。
美容液の効果を最大限に発揮するためにも、正しい使い方をマスターしましょう。正しい使い方を実践しないと効果が半減するので注意してくださいね。
美容液を塗るまでの順番は?
美容液の効果を充分に発揮するには、塗る順番も大切です。美容成分の浸透性をよりよくするためにも、なるべく皮脂分泌が始まる前にスキンケアを完了しましょう。
①洗顔でしっかり汚れを落とす
朝は水洗顔でも構いませんが、夜の洗顔はクレンジングと洗顔でしっかり汚れを落としましょう。1日外の空気に晒された肌は、見えないホコリや汗、皮脂がいっぱい。洗顔料を使って汚れをしっかり落とすことで、その後のスキンケアの浸透をよくすることができます。
②化粧水を塗布する
洗顔の後の肌は無防備で、時間が経つごとに肌は乾燥がすすんでしまいます。失われた水分を補い、美容液の効果が発揮しやすい土台を作るためにも化粧水で肌に水分を取り込みましょう。
③美容液を塗布する
化粧水の後には、肌悩みに応じた栄養素を取り込める美容液を塗布しましょう。まず、美容液を手のひらに出して人肌に温めましょう。このワンステップだけで、肌への浸透力がアップします。
皮脂分泌の多いTゾーンは薄塗りで、乾燥が気になる目や口元周りはたっぷりと付けることがおすすめです。美容液を顔全体に塗布したら、手のひらで肌を抑えるようにして馴染ませてくださいね。
④乳液やクリームで肌に蓋をする
乳液は、美容液成分は肌の内奥に浸透するのを助け、肌の乾燥を防ぐ効果があります。
手のひらに10円玉ほどの量を出し、頬から額、あごの順番で顔の中心から外側に向かって塗布していきましょう。
この時に、まだ乾燥が気になるところには重ねて付けることで潤いをキープすることができます。
美容液を使うタイミング・注意点は?
美容液を使うのは朝晩の2回が基本です。洗顔後、肌は急速で乾燥が始まっていくので。タオルドライ後5分以内を目安にスキンケアを始めましょう。
美容液成分が高濃度で配合された美容液は、たっぷり塗布したほうが効果的と感じると思うのはNG。肌悩みを早く解決したいからといって、必要以上に塗りすぎても意味はありません。
効果を出すのには、美容液の量よりも使い続ける期間が大切です。日々のケアを怠らず、ボトルに記載されている規定量を守って継続して使うようにしましょう。
美容液を塗布するときにはパッティングしない
顔は皮膚が薄くてデリケート。手でパッティングを行うと、たとえ弱い力でも肌にとっては大きな衝撃になってしまいます。
肌内奥になる毛細血管が広がり、赤ら顔の原因になったり新陳代謝のリズムが崩れるなどのデメリットがあります。手のひらで顔を包み込むように優しく肌に浸透させましょう。
他の化粧品と混ぜて使うのはNG
他のクリームや美容液を混ぜて使うのはNG。他の化粧品と混ぜて使うことで、成分が分離したり、美容成分の浸透を妨げるデメリットがあります。
たとえ忙しくて時短にスキンケアを行いたくても、1つ1つしっかり浸透させながら肌に馴染ませていきましょう。
使用期限を守る
美容液は1度開封すると、そこから酸化が進みます。使用していくうちに雑菌が繁殖していったり、日光によって劣化していきます。
ですから、1度開封したものは早くても2~3ヶ月、遅くても1年以内には使い切るようにしましょう。
特に試供品で提供される美容液は、簡易包装で提供されているので1年以内には使うようにすることをおすすめします。
美容液は正しいタイミングと使い方が大事!
あらゆる肌悩みに特化して作られている美容液は、自分にピッタリのものを選ぶことでトラブルのない肌つくりが叶うおすすめのアイテムです。
美容液を使う時には、使うタイミングと量に注意して選びましょう。使う順番を間違うと、効果を感じにくくなってしまいます。
美容液は数日で劇的な効果を発揮するものではありません。毎日続けて使用することで肌サイクルを整え肌トラブルを改善していくことができます。正しい使い方で、続けて使っていくようにしてくださいね。