これからさくらのシーズンや6月のジューンブライド、11月のいい夫婦の日などで結婚式のシーズンになってきますよね?年代によっても結婚ブームが合ったりしますよね。結婚式にお呼ばれする機会も増えてきますよね。
結婚式といえばご祝儀を包むと思いますが、いくら包めば良いのか悩みませんか?
結婚式に参列する場合と、お祝いだけ渡す場合で金額違うのか?また、最近増えている会費制の結婚式に呼ばれた際に、ご祝儀を会費と別に持っていくべきなのかや、年代別、間柄別のご祝儀の相場やご祝儀にまつわる数字など、結婚式のお祝いに関することについてまとめていきたいと思います。
ご祝儀の相場とは!?結婚式に参列する場合
ご祝儀の相場と平均のご祝儀金額について知ってますか?一人で参列する場合と、夫婦や子供と参列する場合がありますよね?新郎新婦との間柄、参列者の年代別でのご祝儀の一般的な相場はこちらです。また金額に合ったご祝儀袋を選ぶようにしてください。
- 友人
- 会社の上司
- 会社の同僚・後輩
- 親族
- 取引先
友人
友人のご祝儀の相場は、親しさによりますが、3〜5万円です。年代別に見てみると、20代ですと、2〜3万円、30代40代ですと、3〜5万円が多いです。
例えば、ご自身が20代で収入が少なく、親しい学生からの友人の結婚式に参列するなら、2万円でも良いかと思います。また、ご祝儀袋も3万円用の物を買うようにしてくださいね。イメージとしては袋の装飾はシンプルな物が多いです。
会社の上司
ご自身が新郎新婦の上司の場合、ご祝儀の相場は、3〜10万円です。年代別に見てみると、20代ですと3万円、30代ですと3〜5万円、40代ですと5〜10万円が多いです。一般的にですが、5万円包む方が多いです。ご祝儀袋も3万円ように比べると少し豪華になります。
会社の同僚・後輩
新郎新婦の同僚の場合は、3万円、新郎新婦の後輩の場合は、2〜3万円のご祝儀が多いです。一般的には、3万円が相場になります。年代別に見てみると、20代ですと2〜3万円、30代40代ですと3万円が多いです。
金額で迷った場合は、同じ社内に結婚式に呼ばれている方がいれば相談して金額を合わせることをおすすめします。
親族
兄弟・姉妹の場合、3〜10万円が相場になります。一般的なのが3万か5万が多いです。年代別ですと、20代ですと3〜5万円、30代ですと5万円、40代ですと5〜10万円が多いです。
甥・姪・従兄弟の場合、2〜10万円が相場です。年代別ですと、20代ですと2〜3万円、30代ですと3〜5万円、40代ですと5〜10万円が多いです。年代と新郎新婦との親しさで変わってくるかと思います。
取引先の方
会社の取引先の方の場合、3〜5万円が相場です。一般的に多いのは3万円です。20代ですと3万円、30代ですと3〜5万円、40代ですと5〜10万円が多いです。
夫婦やこどもと参列する場合は?
夫婦で参列する場合もありますよね?夫婦それぞれがご祝儀を包む必要はありませんが、金額は多く包む必要があります。金額は奇数の5万円か7万円が一般的な相場です。
「5万円は少ない気がするけど、7万円は正直ちょっと厳しいな……」という場合ありますよね!?その場合は、5万円のご祝儀に何か贈り物をプラスしてもいいですよ。子供と参列する場合は、お子様用の食事を用意してもらうかでかわってきます。
例外!こんな時どうしたら良い?
- やむを得ず参加出来ない場合
- 会費制の結婚式に呼ばれた場合
やむを得ず参加出来ない場合
なんとか予定をつけて参列することがベストではありますが、どうしても、出張で行けないや家庭の事情で行けないなんてことも有ると思います。その場合は、新郎新婦にどうしても都合がつかず参列出来ない連絡をした上で、料理や引出物の金額を引いた1万円がご祝儀の相場になります。
もしくは、新郎新婦と親しい場合は、二人が欲しい物を聞いて、希望の品物をプレゼントするっていうのもおすすめです。
会費制の結婚式に呼ばれた場合
最近、会費制の結婚式をする新郎新婦も多いですよね?この場合にご祝儀を別に持っていくべきなのか悩みます。
こちらは、料理などにかかってくる費用をゲストに負担してもらう代わりにご祝儀を辞退する趣旨です。この場合は、会費のみを持参すればOKです。会費は受付で直接渡しますので、ご祝儀袋に入れていく必要はありません。
お釣りが無いようにピッタリの金額に両替をして持参することをおすすめします。二次会のみに参加する場合も、会費のみの持参でOKです。もし気持ちでなにか渡したいと思われるなら新郎新婦のリクエストをきいて、希望の品物をプレゼントしましょう。
無難なご祝儀の決め方と数字の意味
ご祝儀の金額は、「料理・飲物・引出物」+「気持ち」代として3万円が相場です。
ビュッフェやコース、立食や着席などパーティの種類にもよりますが、一般的な結婚式の場合、披露宴で振舞われる料理・飲物代が1万円~2万円、お土産としていただく引出物が5,000円程度ですので、新郎新婦はゲスト1人あたり1.5万円~2万円負担しています。
その額にお祝いの気持ちを上乗せして、キリのいい数字にすると、だいたい3万円が相場の基本となります。そこに役職や年代でプラスしていきます。
ご祝儀で縁起のいい数字と縁起の悪い数字とは
ご祝儀の金額は「奇数」が基本です。ご祝儀の金額は、一般的に奇数が良いとされています。割り切れる偶数は「別れ」をイメージさせるため、「割り切れない」奇数のほうが、縁起が良いとされています。
縁起のいい数字として、「2」は“ペア”という意味もあることから、ご祝儀の2万円はOKという風潮があります。すでに紹介したとおり、自分がまだ20代で、友人や職場の上司・先輩の結婚式に出席する場合なら、2万円は非常識ではありません。
「八」は末広がりを意味し、縁起が良いので、偶数でも8万円は歓迎されます縁起の良くない数字として、4は偶数であるうえ「死」を連想させるため、4万円のご祝儀は避けましょう。奇数の9は「苦」を連想。忌み嫌われる傾向にあるので、お祝いの場では避けましょう。
まとめ
日本の冠婚葬祭では、様々なしきたりやご祝儀にまつわる数字など、いろいろ気を使わなければいけないことがありますが、一度学んでみると面白いものですよ。いつ参列するかわからない結婚式ですが、せっかくお呼ばれするのですから、喜んで参列し、新郎新婦を全力でお祝いしてください。
気持ちでもあるご祝儀の金額は誰もが、悩みます。相場を知っても本当に良いのか?悩まれる方も多いです。一緒に参列する方がいる場合は一緒に行かれる方に合わせると良いでしょうし、ご自身の結婚式でご祝儀をいただいた方の結婚式であれば、頂いた金額と同額を包むのが一般的です。
恥を欠かないために、新郎新婦との間柄や年代によってご祝儀の金額についてしっかり知って、参列する際にご自身に置き換えてください。しっかり知ることで安心して結婚式に望んでください。