ファンデーションの種類に適切なクレンジングを選ぼう!正しいクレンジングの選び方や使い方

クレンジングについて「メイクを落とせたらなんでもいい!」と、スキンケアの中でも軽く位置づけてしまっていませんか?

クレンジングはメイクを落とすと役割だけではありません。

肌の不要なものを取り除いて、化粧水など次につけるスキンケアの浸透を高める、重要な部分なのです。また普段使用するファンデーションとクレンジングには実は相性があるのです。

間違ったクレンジングを使い続けることで、せっかく効果の高いスキンケア用品を使用しても、しっかり肌に入っていきません。

最悪なケースとしては、たるみやシミなどの老化につながってしまうこともありえます。

ここではファンデーションとクレンジングの相性について解説します。肌の美しさを左右するキーマン、クレンジングについて知識を深めることで、美しい肌を手に入れましょう。

クレンジングの種類はどれくらいあるの?

クレンジングはおおまかに分類すると、8種類ほどあります。

以前はスタンダードなジェルやオイルクレンジングがメインでしたが、今や肌に負担をかけないミルクタイプやバームタイプなど、種類も豊富になってきています。

メーカーによって成分に違いありますが、一般的に洗浄力の高い順にみていきましょう!おすすめクレンジングも一緒にご紹介します。

①クレンジングオイル

洗浄力NO1!目元や口元のポイントメイクも、しっかりメイクも落とせます。コクがあるものから柔らかいものまで種類はさまざま。

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shuuemura アルティム8∞ スリムビューティークレンジングオイル

150ml 4,600円(税抜)
450ml 11,500円(税抜)

保湿感やオイルのとろみは残しつつ、「自然由来成分98%配合」で、カシミヤのような、なめらかなテクスチャーです。ダブル洗顔がいらないのも魅力の1つでしょう!

②クレンジングリキッド

オイルよりゆるいテクスチャーでのびが良いのが特徴です。洗いあがりもオイルより比較的さっぱり!オイル成分を含まないものも多く、濡れた手で使えるタイプが人気です。

ORBIS クレンジングリキッド

150ml ボトル入り 1,333円(税抜)
詰め替え 1,152円(税抜)

無香料、無着色、オイルカットのクレンジングリキッドです。オイルのような肌なじみの良さが特徴で、とろみ感が摩擦を軽減し、メイク汚れを優しくからめとります。

③クレンジングシート

シートにクレンジング料がひたひたに含まれていて、拭き取ってメイクを落とします。軽量で携帯できるので、旅行にも便利です。

ドクターシーラボ クレンジングシート

46枚入り 600円(税抜き)

肌触りの柔らかいシートが、気持ちいいです。うるおい成分がたっぷり配合されていて、使用後もべたつかず、アイライナーやしっかり厚めに塗ったファンデーションも落ちます。

④クレンジングクリーム

クリームタイプはこっくりしたテクスチャーで摩擦がかかりすぎず、洗いあがりもしっとりしています。
オイルタイプよりも洗浄力は高くないので、ナチュラルメイクの方にもおすすめです。

ゲラン クレンジングクリーム

200ml 9,000

洗い流し、拭き取りの両用。ムスクやジャスミンの香りが優しく肌を包み込み、しっとりと洗い上げます。クリームなのに重くないテクスチャーで、しっかりした濃いめのメイクにも対応可能です。

⑤クレンジングバーム

固形の状態から、手のひらで温めやわらかいオイル状にして使用します。メイクはしっかり落としたいけど、うるおいはキープしたいという方におすすめです。

CLINIQUE(クリニーク) テイクザデイオフ クレンジングバーム

110g 3,800円(税抜)

肌にのせると、すぐに溶けてオイル状に変化。肌なじみもよく、洗い上がりもつっぱらず、なめらかです。初めてバームタイプを使うという方に、おすすめのクレンジングです。

⑥クレンジングジェル

半透明でやや弾力のあるテクスチャーのものが多いです。最近では、ホットクレンジングが流行っていて、マッサージすることで温まり、毛穴を広げてくれるので、毛穴の汚れもしっかり溶かし出してくれます。

マナラ ホットクレンジングゲル

200g 3,800円(税抜)

美容成分が肌をやわらかくし、古い角質や毛穴汚れを取り除きます。吸着力の高いゲルが毛穴汚れを根こそぎキレイにしてくれ、うるおい成分が肌の水分バランスを整えるので洗い上がりもしっとりです。

⑦クレンジングローション

コットンに含ませ、拭き取ってメイクを落とすタイプです。メイクをなじませる時間がめんどうな方には、簡単で楽なアイテムです。

ビフェスタ クレンジングローション ブライトアップ

ボトル入り300ml 1,000円(税抜)
詰め替え270ml 750円(税抜)

オイルフリー、W洗顔不要の拭き取りタイプのクレンジングローション。種類も豊富なラインナップですが、その中でもブライトアップは、古い角質や毛穴汚れをすっきり取り除きます。ビタミンC誘導体とAHA乳酸配合で、肌に明るさを与えてくれます。

⑧クレンジングミルク

比較的肌に優しいものが多く、肌にあまり負担をかけずにメイクが落とせ、洗いあがりもしっとりするので乾燥しやすい方におすすめです。

ACSEINE(アクセーヌ) ミルキークレンズアップ

120g 2,800円(税抜)
200g 3,800円(税抜)

敏感肌にも優しい、こっくりとしたクレンジングミルクです。肌なじみの良いミルクが優しくメイクをオフします。無香料なのもおすすめのポイントです。

 

ファンデに合わせてクレンジングも見直そう!

 

ナチュラルメイクが流行っている昨今、ファンデーションも極端に厚塗りされている方も少なくなりました。

メイクの傾向が変わるとともに、使うファンデーションも変わってくるということもあるでしょう。

しかし、ファンデーションを変えてもクレンジングはずっと同じモノを使い続けていたりしていませんか?

例えばナチュラルメイクに洗浄力の高いクレンジングだと、肌のうるおいまで落としすぎてしまいます。

また、逆にカバーが高く、日焼け止め効果がしっかりしているファンデーションに洗浄力の弱いクレンジングだと、残存メイクが肌あれの原因になってしまうことも。

ここからは、ファンデーションの種類別におすすめのクレンジングタイプをご紹介します。

 

クリーム・リキッドファンデーション(カバー高め)

リキッドファンデーションにも種類があります。

シミやそばかすなどといったマイナスポイントをしっかりとカバーする濃厚なカバー力高めのファンデーションの場合はしっかりメイクも落とせる「クレンジングオイル」「クレンジングリキッド」がおすすめです!

オイルやリキッドでしっかり汚れを落とすことで、残存メイクのリスクを減らすことができる為、洗浄力の高いクレンジングを選択するのがベストです。

具体的な商品としてはダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップなどが対象商品として挙げられます!

クリーム・リキッドファンデーション(カバー力低め)

シミやそばかすなどのマイナスポイントに対するカバー力よりも、さらりとした使用感で素肌感のある仕上がりをメインとしたカバー力低めのファンデーションには「クレンジングジェル」「クレンジングクリーム」「クレンジングバーム」がおすすめでしょう!

オイルやリキッドはカバーの低いファンデーションには落としすぎて、肌のうるおいが奪われやすく、摩擦で肌に負担がかかってしまいます。うるおいもキープしながら洗い上げるジェルやクリーム、バームがBEST。

具体的な商品ではマキアージュドラマティックリキッド UVが該当商品として挙げられます。

クッション・エマルジョン(練り)ファンデーション

エマルジョンファンデーションとはクリームファンデーションを固めてコンパクトケースに入れたもので、練りファンデーションとも言われます。エマルジョンファンデーションを使用する方には「クレンジングミルク」「クレンジングクリーム」「クレンジングローション」がおすすめ!

クッションやエマルジョンタイプのファンデーションは、ほとんど素顔に近い仕上がりでカバー力もナチュラルなものが多い為、優しい洗い上がりのミルクやクリーム、ローションで肌をいたわりながらクレンジングするのがBEST。

KATEレアペイントファンデーションもエマルジョンファンデーションとして人気の商品の1つです

パウダーファンデーション

パウダーファンデーションはパフに取ると粉状ですが、しっとりとした感覚のベースメイクファンデーションです。このようなパウダーファンデーションを使用する方には「クレンジングミルク」「クレンジングローション」がおすすめです!

クッションやエマルジョンタイプ同様、パウダーファンデーションもカバー力がナチュラルなものが多い為、優しい洗い上がりのミルクやローションがBEST。

またパウダーファンデーションにはお化粧直し用に皮脂吸着成分が入っているものもあり、肌が乾きやすいので、ミルクやローションでうるおいを与えながら洗い上げることが大切です。

メーカーによってファンデーションに最適な自社のクレンジングを用意しているところもあるでしょう。ファンデーションを選ぶ際には一緒にクレンジングも検討するようにしてみましょう。

 

間違ったクレンジング選びはこれでもう卒業!

クレンジングは、すこやかな肌を保つために重要です。

メイクが落ちることだけに着目してしまいがちですが、実はそれ以外にもたくさんの役割を担っているのです。

今あなたのお使いのクレンジングは、「ご自身のファンデーションと相性の良いクレンジングなのか」を今一度確認してみると良いでしょう。

自分の肌やメイクにあったクレンジングを使用して美肌を目指しましょう!