不満を言えない女子の心理とは?彼に自分の本音・意見を伝える為のマインド法

「彼に直してもらいたいところがあるけど、嫌われたくなくてなかなか言い出せない」「付き合えば付き合うほど彼の嫌なところが目についてしまう」あなたは彼氏に対してこのように思った経験はありませんか?

いくらあなたが彼のことを愛していたとしても、人によって性格や価値観はさまざま。一緒に過ごす時間が長ければ長いほど相手の嫌なところが見えるのはごくごく普通のことです。

これから長い付き合い、さらには結婚を考えている相手であれば正直に自分の考えを伝えるべきでしょう。しかし、そうとはわかっていてもいざ彼に伝えるとなるとなかなか勇気がいりますよね。今回はそんなあなたのために彼に自分の意見を伝える方法不満の具体例についてご紹介します。

彼氏に不満を言えない女子は多い!その理由とは?

とある調査によると、「パートナーに不満があるか」という質問に対し、「はい」と答えた割合は男性が43%、女性が49%という結果が見られました。

すなわち女性の方が男性に比べると不満を抱えやすいということがわかります。ではなぜ女性は彼氏に不満を伝えることができないのでしょうか。ここではその理由に迫りたいと思います。

彼氏に嫌われたくないから

最も多い理由として挙げられるのは「彼氏に嫌われたくないから」というもの。

「正直に不満を言ったら面倒くさい女だと思われるのではないか」「男性にとっては何でも言うことを聞いてくれる女性の方が魅力的なのではないか」と彼の顔色を伺って、言いたいことを我慢してしまう女性が不満を溜めてしまう傾向にあるでしょう。

喧嘩をしたくないから

不満を伝えるとその内容や伝え方によっては喧嘩に発展してしまうことも。喧嘩ってかなりの体力を消耗しますよね。さらに、長引いてしまえば最悪そのままお別れなんてことにもなりかねません。その結果、「そんなリスクを負うくらいなら自分が我慢すればいいや」と彼に対する不満をどんどんため込んでいってしまうのです。

彼が言っても聞き入れてくれない性格だから

これは彼の性格上自分の意見を聞き入れてもらえないという場合です。たとえ不満を伝えたとしてもそれを受け入れてもらえないのであれば意味がありませんよね。そしてこんな状況が続けば、もはや彼に期待することをやめ、不満を伝えることすらしなくなってしまうかもしれません。

自分が我慢をする方が楽だから

基本的な考え方として自分が我慢すればいいと感じている節があります。平和主義者で相手とのトラブルを避けたいという傾向が強い人に現れがちな考え方です。そして、不満だけでなく喜びや悲しみといった諸々の感情も表に出すことが苦手である場合が多いです。

自分が我慢することで波風を立てずに過ごしたいと考えるため、相手に反発するようなことは言わず、自分の中で消化しようとして不満を溜め込みます。

不満を言えない女子が抱える悩みとは?

ここまではなぜ不満を言えないのかという原因についてお話ししてきました。ではその不満にはいったいどのようなものがあるのでしょうか?ここでは大きく3つの不満に分けてみていきましょう。

彼氏の愛情表現に関する悩み

「もっと会いたい」「もっと甘えてほしい」、逆に「甘えすぎてうざったい」など愛情表現に関する不満は人によってさまざまです。相手の気持ちは自分の気持ちとは同じではありません。しかしどうしても相手にも同じだけの気持ちを求めたくなってしまうのも恋愛の醍醐味です。

長く続くカップルの傾向としては一方がサバサバとしていて、もう一方が甘えん坊というような、正反対の性格を持ち合わせているケースも多いでしょう。

しかしこの場合、自分の価値観では理解できない相手の愛情表現にストレスや不満を感じることも多いです。また度を越したサバサバや重たい愛情表現は相手に不安や不快感を与える原因にもなります。

彼氏の金銭感覚に関する悩み

結婚を考えている女性の場合は特に彼氏の金銭感覚に関しても気になる点が増えてくるでしょう。彼氏に浪費癖があったりギャンブル依存症であったりした場合は早い段階で不満を伝える必要があります。

お金がないのにそれでも浪費が激しいという彼の場合「このままではいつまでたっても結婚できない」「今後についてどう考えているのか?」と女性にとってはヤキモキすることもあるでしょう。

彼氏の交友関係に関する悩み

彼氏に女友達がいたり交友関係が広かったりした場合、嫉妬や独占欲などから多くの不満を感じやすいのではないでしょうか?特に「彼氏が頻繁に女友達と食事に行く」「彼氏が男友達との遊びを優先するせいで自分となかなか会ってくれない」といった悩みを持つ女性は多いように思います。

またせっかく一緒に過ごせる時間なのに、友達からの電話で放置される時間があったり、前日の飲み会のせいで彼が全然起きてこない、など自分との時間を優先して欲しいと不満に感じることもあるでしょう。

不満を言いたくても言えない女子のための解決策とは?

ここまでは女子が彼氏に持つ不満の中身を具体的に見てきましたが、これらの悩みはいったいどのようにして伝えれば良いのでしょうか?今回は3つのポイントをご紹介します。

相手に行動を強要しない

何か自分の意見を言いたいと思っても、相手に負の感情を与えたくないと考えがちなのが不満を言えない女子の特徴でしょう。そこでおすすめなのが優しく自分の気持ちのみを伝えるということです。

「〜してくれると嬉しい」「〜されたら悲しい」と、相手に自分の気持ちを伝え、行動を強要しないようにしましょう。そうすることで「これからはこうするね!」と相手から提案してくれれば平和的解決です。

相手がそれに対して100%行動をしてくれなくても、自分の気持ちを伝えることで少し気持ちが楽になるでしょう。

なぜ不満に思っているのかを伝える

男性は女性に比べると論理的に物事を述べる傾向があります。したがって不満を述べる際にも結論だけを伝えるのではなく、「~だから…してくれると助かる」というように理由も含めて伝えると効果的です。

ただしこのような理由を伝えるときには感情的になったり昔のことを蒸し返したりするとかえって聞き入れてもらえなくなるので、あくまでも優しく話をするように注意しましょう。

日ごろから感謝を伝える

彼に不満を伝える前に考えてもらいたいことがあります。それは「日ごろから相手に感謝の言葉を伝えているか」ということです。彼が良いことをしても、何も言わないのに不満だけを伝えるというのは彼との関係を悪化させる原因になってしまいます。

もしあなたが日ごろから「~してくれたんだね。いつもありがとう」などの感謝の言葉を彼に伝えていれば、逆に彼の方からこっちの不満を察してくれるといった気遣いをしてくれるかもしれません。

まずは優しく自分の気持ちを素直に伝えよう!

「不満をいう」というと、喧嘩腰のように感じられるかもしれませんが、人は誰しも同じではないので、不満や価値観の違いは生じるものでしょう。

カップルであればお互いに気持ちよく過ごせるように「不満」にあたる部分を1つ1つクリアにしていくことも大切です。

不満を伝えることが苦手な場合、一人で黙々と溜め込んでしまいがちですが、それは最終的に自分自身が辛い思いをすることになるため良い解決法ではありません。

まずは優しく自分の気持ちを伝えてみましょう。決して喧嘩腰ではなく、関係を良好にするための手段だと考え、彼の反応を見てみるのも良いでしょう。お互いに不満やストレスのない関係を築いていけると良いですね。