カップルにはそれぞれの形があり、その中の一つのポイントとして「年齢差」があります。近年はネット上での出会いも増え、離れた年齢の人とも簡単に出会える時代となっています。
パートナーを選ぶ際、または交際をスタートしてから年齢差が気になってしまうという人もいるのではないでしょうか?今回は、カップルの年齢における現状と年の差カップルの魅力について解説していきます。
カップルの年齢の現状と割合は?
カップルにはさまざまな形がありますが、年齢差もカップルごとに異なります。最近では、年の近いカップルだけでなく年の離れたカップルも珍しくなく一般的になってきていると言えるでしょう。まず、カップルの年齢差の現状と割合についてみていきましょう。
年齢差カップルは近年増加!
近年、年齢差カップルは増えている傾向にあります。芸能人の歳の差婚をして注目を浴びる夫婦が多く、歳の差婚のハードルも下がりつつあるでしょう。
年齢差カップルが増えた理由として、若い女性は同年代のゆとり世代でいわゆる「草食系」と呼ばれる男性より、男らしさのある一世代年上の男性に惹かれるようになったからといえます。
他にも、マッチングアプリなど出会いの幅が広がることで、出会える年代の幅も広がったなどの理由で年齢差のカップルが増えています。
カップルの年齢差の割合は「0〜5歳差」が一般的!
(引用元:ゼクシィ カップルのホンネ通信)
- 彼が2歳〜3歳年上…25%
- 彼が5歳以上(10歳未満)年上…23%
- 同い年…21%
現状を見てみるともっとも多いのが男性側が2歳〜3歳年上であるということがわかります。また、年の差が5歳以内である割合が半数を超えるので、一般的には0〜5歳以内の年の差のカップルが多い傾向があるようです。
年齢差が広がるにつれて割合は低くなっていきますが、男性が10歳以上年上であるカップルの割合も13%となっているので、非常に珍しい!ということもなくなってきているのがわかります。
男性が年上のカップルが約6割!
年齢差のあるカップルの場合、女性が年上のカップルよりも男性が年上のカップルの方が多く、上の表からもわかるように約6割は男性が年上であるカップルであるようです。
男性からすると、頼ってくれて慕ってくれるかわいさのある年下女性に魅力を感じ、女性からすると包容力もあり、リードしてくれる年上男性に魅力を感じる傾向があります。
男性が年上のカップルの中でも、10歳差以下の年齢差であるカップルが特に多いようです。
年の差カップルは何歳から?
年の差婚という話題も出てくるほど、年の差があるカップルは主流になってきています。実際年の差カップルは何歳から言われ、一般的に何歳まで年の差があっても気にならないのでしょうか?ここでは、年の差カップルについて解説していきます。
何歳離れていると「年の差カップル」?
(引用元:ESSE online)
「何歳差から年の差婚か」という質問に対し、65.7%の読者が「10歳差」から年の差婚だと答えました。また、19.9%の読者が「12~15歳差」、2.2%の読者が「20歳差」以上と答えました。
この結果から「10歳以上」年の離れているカップルは、年の差婚のカップルだといえるでしょう。
先述したアンケート内容でも5歳以上の年の差カップルが半数を占めていたことから5歳以内であれば年の差も一般的な範疇と捉えられるのでしょう。
年の差はいくつまで許容か?
年の差といっても恋愛対象になるにはそれなりの限度があるものです。ここではそんな恋愛感情と年の差を踏まえたアンケート調査をもとにご紹介します。
年が離れたパートナーと付き合うなら、何歳までが許容範囲ですか?
質問 | 男性 | 女性 |
年上と付き合うなら何歳までOK? | 5歳上まで…27.8%
10歳上まで…21.8% 3歳上まで…9.4% |
10歳上まで…29.6%
5歳上まで…14.8% 12歳上まで…10.5% |
年下と付き合うなら何歳までOK? | 10歳下まで…23.1%
20歳以上下でもOK…16.2% 5歳下まで…12% |
5歳下まで…30.9%
1歳下まで…21.7% 2歳下まで…14.5% |
(参考:マイナビウーマン「年の差は何歳までOK?うまくいく年の差と理由を解説」)
女性は年上男性との交際の場合、10歳程度の年齢差でも付き合うことができる人がもっとも多く、男性側は女性が年上の場合、5歳までがもっとも多い結果となっています。
また同様に女性側は5歳下までの年下男性を限度とする傾向がある一方で、男性は10歳下、さらには20歳下でも16.2%を超える結果が出ています。
- 女性は年上10歳/年下5歳
- 男性は年上5歳/年下10歳
こちらがアンケート調査によるもっとも多かった結果となります。この結果から見ても女性は年上男性を、男性は年下の女性を好む傾向があり、現状として男性が年上のカップルが多いのも頷けます。
年の差カップルの魅力とは?
近年増加傾向にある年の差カップルですが、実は魅力的なポイントがいくつもあるのです!ここでは年の差カップルならではの魅力ポイントをご紹介していきます。
婚約までの期間が短い
(引用元:ゼクシィ カップルのホンネ通信)
表は「付き合い始めから婚約までの期間」についてのアンケートの結果ですが、年の差のカップルは同年代のカップルに比べて婚約までの期間が短い傾向があります。
年の差が広がるにつれて、婚約までの期間が短くなっているので、歳の差が大きい方が結婚までの期間が早いといえます。
年の差カップルの方が婚約までの期間が早い理由は、片方が年上ということで金銭的な余裕があるカップルがあったり、年上である方の年齢を考えて「結婚をできるだけ早くしたい」と思っていたりするようです。
喧嘩になりにくい
年の差カップルは、比較的喧嘩になりにくい傾向があるようです。理由は、年齢が10歳以上も年齢が違うと、年上である方が包容力と余裕をもって相手に接することができるので、喧嘩になりにくいようです。
「相手が年下だから」と思えば多少のわがままもかわいく見えたり、欠点も許してあげられたりします。欠点が許せない場合でも、年下相手に頭ごなしに怒ることなく解決できることが多いようです。
素直に尊敬できる
年の差カップルは、経験値や育ってきた年代が違うためお互いを素直に尊敬しあうことができます。良い意味で比較対象とならないので、相手の良い部分をしっかりと見極めることができるのです。
またパートナーが10歳近く年上の場合、社会人経験や経済的にも安定した人が多く、人生の経験値も高く包容力もあるので、尊敬の目で相手をみることができるでしょう。
悩み事の相談がしやすい
年齢差があるカップルは、年上の方の経験豊富なので悩み事などがあったときに相談がしやすいようです。人生の先輩でもあるので、経験を踏まえたうえでのアドバイスや悩み事への対策など的確に教えてもらうことができます。
また、年上の恋人は余裕をもって自分のことを考えてくれるので、客観的に物事を見て教えてくれるので、自分の成長にも繋がるでしょう。
年の差カップルが長続きするために意識したいポイント
魅力的な部分もたくさんある年の差カップル!でもちょっとしたことがきっかけでお別れしてしまうケースも珍しくありません。せっかくお付き合いをするなら長続きしたいですよね。
ここでは年の差カップルが仲良くお付き合いを続けられるコツをご紹介します。
金銭面で頼りすぎない
年の差のある相手だと、どうしても金銭的に頼りがちになってしまいますよね。年上側がご飯もおごりでプレゼントも高いものをおねだりして……となると疲れてしまうかもしれません。お金目的なのか?!と思われてしまうことも。
年上相手にお金を出すとプライドを傷つけてしまうのでは?と思うこともあるかもしれませんが、金銭的に依存しすぎないようにしましょう。
お互いの意見をしっかりと言い合おう
年齢差があると、年上側は「年下なのだから我慢してあげよう」と思い、年下側は「年上の言うことなのだから聞いておこう」などと、どちらかが気を使って意見を言わないケースも多く見られます。
でもカップルという立場は対等な方が長続きしやすいのです。だから、お互いの意見は言い合うようにしましょう。年齢にとらわれずフラットな関係を築くことが長続きの秘訣です。
束縛しすぎない
年の差があると、同性代以上に相手の環境がすごく気になってしまいますよね。自分の知らない環境でどんな生活を送っているんだろう、やっぱり同世代のほうが話も合うし一緒にいて楽なのかな、と考えるとついつい束縛しちゃうかもしれません。
でもどんなカップルでも束縛をすると長続きはできません。年の差のあるカップルだからこそ、お互いのプライベートも尊重しあう関係を作ってください。
年齢差カップルは10歳以上から!年の差ならではの魅力を楽しもう!
年齢差が離れすぎることで、周りの目を気にすることもあるかもしれませんが、年齢差を気にしすぎる必要はありません。
最近では、25歳以上の年齢差カップルが結婚をしたり、男性が年下で女性が年上であるカップルが増えていたり、さまざまな形のカップルがいます。
最終的に大事にするべきなのは、年齢差ではなく相手の人間性やお互いの価値観なので、しっかり相手を見て理想のパートナーを探しましょう!