恋愛は、付き合ってから長続きさせるのも簡単ではないですが、そもそも好きな人と付き合う段階まで行くのも、大きな山場ですよね。
一方、恋愛上手な人は、彼氏と別れたと思ったらすぐに新しい人を見つけていることも。どうして次から次へと上手に恋愛ができているのでしょうか?もしかしたら、恋愛の押し引きを使いこなしているのかもしれません。
この記事では、少しでも恋愛を上手に進められるように、恋愛の押し引きについてお話していきます。知識として知っておくだけでも、これまでのあなたより少しだけ恋愛が上手になれるかもしれません。
恋愛の押し引き、実際にどうやればいいの?
好きな人ができても、なかなか距離を縮められなかったり、お付き合いまでいかなかったり…。まったく脈なし、という感じでもないのに、でも結局上手くいかない。そんな経験はありませんか?
元々脈がない人に対してアプローチをかけても成就するのは難しいかもしれませんが、脈を感じる相手と出会ったら、そこから先はきっかけやタイミングが大切だったりします。
そんなきっかけやタイミングをあなたの“押し引き”で上手く誘導できたとしたら…。思ったよりもスムーズに彼との距離を縮められるかもしれません。
押しとは?どういうことをすればいいの?
押しの目的は「相手に自分の好意を伝えること」。行動としては、彼との接点を積極的に増やすことです。
恋愛対象として見ていなかった相手から告白されて断ってしまったけれど、それ以来、なんか異性として意識してしまう…なんて話を聞いたことはないでしょうか。
こういうケースがあるように、まず好きな気持ちを相手に伝えることは、相手に少しでも自分を見てもらう上で重要です。
もちろん、あなたのことをまだなんとも思っていない相手に急に告白をしても上手くいく可能性は低くなってしまうので、普段の言動で好意を間接的に伝えましょう。
間接的に好意を伝える「押し」の行動とは、
- 彼と話すときはいつも楽しそうにする
- 彼の良いところを見つけて褒める
- メールや電話など、自分から率先して連絡をとる
などがあります。
引きとは?どういうことをすればいいの?
逆に引きの目的は「相手のあなたへの思いに気づいてもらうこと」。行動としては、「押し」の行動をぱったりとやめることです。
「押し」の行動により、彼とあなたとの接点が増えた中で急にその接点がなくなると、余程の鈍感な人でない限り「あれ?」と思うものです。
そして、彼もあなたのことを少なからず恋愛対象として意識し始めていたとしたら「寂しい」と思うはずです。
彼が「寂しい」と感じ、あなたに対して少なからず好意があるということを自覚することで、あなたと「会いたい」「連絡をしたい」という気持ちを強く持つようになるでしょう。
具体的な「引く」の行動は、
- あえて自分から作っていた彼との会う機会をなくす
- メールや電話などの連絡をやめる
などです。
彼との関係性によって、自然と顔を合わせる機会があったり、連絡を取らなくてはいけなかったり、という人は自分からの「押し」行動を0にするくらいの気持ちがちょうどいいかもしれません。
恋愛の押し引きで意識すべきポイント
「押し」と「引き」の目的や具体的なアクションがわかったからといって、何も考えずに押して引けばいいというものではありません。
どのくらい押せばいいのか、そしてどのタイミングで引くのかを考えながら行動することが必要です。
押し引きの順番は、その言葉の通り「押し」てから「引く」のですが、相手の気持ちの変化をしっかりと感じながら「押し」と「引き」のバランスを見極めましょう。
相手のことをよく見て、気持ちの変化を察知する
押し引きで一番大切なことは、「押し」から「引き」に切り替えるタイミングです。
彼にあなたの好意が伝わる前に「引き」の行動に切り替えてしまったら、彼がその変化に気づくことはなく、またあなたを意識することもないかもしれません。
「押し」の行動をしているときは、彼のことをよく見て、彼があなたからの好意に気づいているかどうか、彼の気持ちを敏感に察知して、「引き」の最適なタイミングを見逃さないようにしましょう。
押すときは自分の好意をしっかりアピールする
まずは、行動や言葉であなたの好意が彼に伝わるように押していきましょう。人の好意に敏感な人は軽く押す行動をしただけでもあなたの好意に気づいてくれる場合もあります。
ですが、あとで引いたことに気づかれない程度の押しだと、あなたが頑張っている「押し」から「引き」への効果が薄れてしまう可能性があります。
早々にあなたの好意が彼に伝わったとしても、プラスでもう一押し、二押しする方が確実です。逆に鈍感な人の場合は、結構大胆にアピールする必要があるかもしれません。
誰から見てもわかりやすいくらい、彼と話す機会を積極的に作ったり、連絡をたくさん取ったりして好意を表現しましょう。
引きは極端に!相手に寂しさを感じさせる
彼に自分の好意が伝わった、という手応えを感じたら、次は「引き」の行動に移りましょう。
「押し」から「引き」へはバチっと切り替えることが大切です。ゆっくりだと、その差に気づかず、そのままフェードアウトしてしまう可能性があります。
急にあなたとの接点がなくなることで「あれ?」と変化に気づかせ、その後に「会えないと寂しいな、連絡こないと寂しいな」と彼に感じてもらえたら、この押し引きは大成功です。
彼は徐々にあなたを恋愛対象として意識し始めているでしょう。
恋愛の押し引きで相手の気持ちを知ろう
これまでは恋愛を上手く進めるための手段として押し引きのお話をしてきましたが、押し引きは相手の気持ちのバロメーターを知ることができる手段でもあります。
恋愛上手な人は、押し引きをすることで恋愛を上手く進める一方、押し引きをした結果、その相手との進展が期待薄だと感じた場合には、すぐに諦めて切り替えることも考えています。
あなたが押し引きをする中で、相手の反応をよく見て、今後付き合える可能性があるのかないのかを判断する基準にもなるのです。
押し引き後に二人の関係が少しでも前進していたら、恋の進展を期待大!
押し引きをしたことにより、彼と顔を合わせる機会が増えたり、メールや電話などの連絡が増えたり、彼が自分のことを話す機会が増えたり、あなたへの質問が増えたり…。
彼との接点が増え、距離が縮まっていると感じられるようになったら、彼もあなたに対し、少なからず好意を持っている可能性があります。
このまま、彼と距離を縮めていくことでお付き合いすることができるかもしれません。
押し引き後に、相手からのアクションがなければ期待薄
よく顔を合わせて話す機会もあり、会えないときにも適度に連絡を取っていた相手との接点がぱったりとなくなった時。相手のことを好きであればあるほど、そのことを寂しいと感じるはずです。
押し引きをした後に、彼からなんのリアクションもなかったら、つらいことですが、あなたへの好意はあまりないかもしれません。
今後の進展は期待薄なので、気持ちを切り替えて次の恋愛へと進むのもあり。どうしても諦められない、と思うくらい好きな相手であれば、彼に振り向いてもらえるように、ゆっくりと時間をかける覚悟をした方がいいでしょう。
押し引きを活用して今の恋愛を一方進めよう!
恋愛上手な人のように、駆け引きをたくさん使って好きな人に振り向いてもらう!ということが苦手な人も中にはいるかもしれません。色々な駆け引きを使い分けるのはハードルが高い、という人もいるでしょう。
ですが、 “彼との距離がなかなか縮まらない”と悩んでしまったときに押し引きを実行することで、それがきっかけとなり、いい方向に進んでいく可能性もあります。
押し引きは、間接的にあなたの好意を伝える大切な役割も持っているので、基本的には自然に任せつつ、彼への恋心を伝える手段としてハードルを下げて実践してみると、あなたはこれまでよりもう少し恋愛上手になれるかもしれません。