ネットに溢れるセックスのやり方。女性のイかせ方、騎乗位のやり方、気持ちいいバック…。そもそも、女性の身体を理解していなければ、どれだけ知識があっても意味がありません。
男性も、そして女性も知らなきゃ損!これを知ればセックスが変わる、膣の上付き、下付きを教えちゃいます。
そもそも膣の上付き・下付きとは?
セックスには切っても切り離せない女性の身体の個性。気にする人は少ないかもしれませんが、膣の上付き、下付きは充実したセックスにかなり関係してくるんです!
上付き、下付きの違いとは?
上付き、下付きとは実は膣の入り口の位置の違いをさします。とは言えどんな状態が上付きで下付きなのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
膣の位置による違い
- 上付き:肛門の入り口から膣の下端までが4cm以上
- 下付き:肛門の入り口から膣の下端までが4cm以内
まず自分自身でもわかりやすいものとしてあげられるのは膣〜肛門の距離です。膣の下端から肛門の入り口までの長さを計測した時に、4cm以上であれば上付き、4cm以内であれば下付きとなります。
上付きの方がよりお腹側に近く、下付きの方が肛門側に近くなるのです。
膣の向きによる違い
- 上付き:横になった時に膣口から子宮までがまっすぐ
- 下付き:横になった時に膣口から子宮までが下に下がる
また目で確認することは難しいですが、横になった時に、膣口〜子宮までがまっすぐなのか、下向きに下がっていくのかという点にも違いがあります。
膣の向きが違えばセックスを行う際に男性側が挿入する方向も変わります。そのためセックス を行う際に上付きか下突きを把握しておくことは重要なポイントであるとも言えるのです。
主に上付きは正常位、下付きはバッグであると女性側は快感を感じやすく、男性側の挿入もスムーズにしやすいと言えるでしょう。
上付き、下付きは年齢と共に変化する?
日本人女性は、年齢が上がるにつれて場所が変化する、と言われており、40歳までの女性は下付きが4分の3、40歳以上は半々になると言われています。
それはある一定の時期までは身体が女性らしく変化し、お尻が上がっていくため同時に膣の位置が後ろに下がって下向きになっていき、さらに年齢を重ねるにつれてお尻の筋肉が落ちていくと同時に膣の位置が前方に戻り、上向きになると言われているからです。
年齢によって位置が変わる、なんて不思議ですよね。
あなたはどっち?上付き、下付きを調べる方法
セックスのしやすい体位に違いが出てくる膣の位置。これは知っておくしかないですよね?自分での見分け方、パートナーにやってもらう見分け方、ご紹介します。
自分で計測してみる
上付き、下付きを肛門から膣の距離がどれくらい離れているかで計算します。一般的な平均が3.5~4センチとされており、距離が4センチ以上なら上付き、4センチ以内なら下付きと言えるでしょう。メジャーなどで測ると正確に測れます。
鏡の前で見てみる
(引用元:Twitter)
鏡に全身をうつし、下半身を見た時に、ワレメがくっきり見えると前向き、見えなければ下向きと言えます。小さい子は一般的に上付きが多いのですが、前から見て割れ目が綺麗に見える姿をなんとなく想像できますよね。
オナニーのしやすさで判断してみる
オナニーするときに、仰向けになって足を伸ばした時に、膣に指が余裕を持って入るようであれば上付き、腕を伸ばし切った状態でギリギリ入るようであれば下付き、と判断することもできます。腕の長さによっても多少差が出るので注意しましょう。
セックスをした男性に聞いてみる
上付きは正常位、下付きはバックがお互いにセックスのしやすい体位です。
上付きの人がバック、下付きの人が正常位でセックスを行うと挿入のときに入りづらかったり、挿入中に抜けやすかったり、ということが起こります。経験のある男性は、なんとなく感じ取っていることもあるので、勇気を持って聞いてみるのもいいでしょう。
また、挿入の際にもなんとなく入れる位置が違う?と気付くこともあるそう。あくまで他の人と比べて、ということになるので、抵抗のない人は聞いてみましょう。
こんな人は即実践!膣の位置を知って改善できるセックスの悩みとは?
セックスに悩みはつきもの。セックスが好きになれない、気持ちよくない、という人もいますよね。そんなセックス の悩みが上付き、下付きをしることで改善されることもあるんです。
ここではこんな人にはオススメしたい!上付き、下付きを知ることで改善できるセックスの悩みをご紹介します。
セックスで痛みを感じる
セックスが痛い原因の1つに膣の正しい位置を理解していないことです。
上付きの人にバックでいれるとき、膣の下部に余計な抵抗や摩擦が生じ痛んでしまったり、下付きの人に正常位で入れる際には上部に当たってしまいやすくなったりして、痛みが出ることがあります。
入れづらい体位でのセックスは、うまくクッションを使ったり、体勢を工夫することで、痛みが和らぐ、なくなることもあるので、セックスに痛みを感じる人こそ膣の位置のチェックが必要かもしれません。
道具を使うときにも、自分の膣の位置を知った上で使用すると、痛くないセックスに繋げることができます。
なかなかイケない、イッたことがない
ご紹介した通り、上付き、下付きの違いによって気持ちがいい体位が違います。
下付きで正常位を行っても挿入時にクリトリスに当たることも少ないので、イク前におわってしまったり、上付きをバックで攻めても、なかなかイケなかったり、ということもあります。
膣の位置を理解して、お互いが感じやすい体位で攻めることがセックスでイクためのポイントになるでしょう。
相手がすんなり挿入できない
セックスのとき、パートナーが入れる位置を間違えるという経験がある人はいませんか?特に、極端に上付き、下付きだと、ここ穴じゃないんだけどな…という場所に挿入されそうになることがあります。
そんなときは、「私、人より上の方にあるんだよね…」「私下付きだからもっと下なんだ!」と素直に一言教えてあげられるとそんな悩みも解消するかもしれません。
上付き、下付きを知って最高のセックスを
セックスの気持ちよさに大きく関係している膣の位置。男性、女性ともに意識している人がとても少ないように感じます。
上付き、下付きは個性なので、恥ずかしがる必要は全くありません。膣の位置をマスターして、よりよいセックスライフを!