「元々は彼氏から告白してきたのに、最近自分が追いかける側に回っている気がする…。」
「いつも自分が追いかける側で、追いかけられた経験がない…。」
こんな経験、ありませんか?もちろん双方平等に思い合えるのが理想です。しかしながら、現実はなかなかそうもうまくいきません。なぜか、恋愛においていつも追いかける側に回ってしまいがちというあなた。「追われる」には「コツ」があります。
この記事では、恋愛心理学における「ポジショニング」という観点から、「追いかけられる女性になりたい!」という方に実践してほしい3つのことを紹介します!
恋愛心理学における「ポジショニング」を理解する
恋愛における「ポジショニング」という言葉を聞いたことがありますか?恋愛上手な人や、なんだかいつもモテてる人は、このポジショニングを上手にコントロールしているからなんです。早速、みていきましょう。
「ポジショニング」とは?
恋愛における「ポジショニング」とは、いわゆる「立場をとる」ということです。男性から追いかけられる女性になる為に は、まずこの「ポジショニング」について理解しましょう 。
恋愛のみならず、日常生活の中でも、人間は無意識にこのポジション=立ち位置を意識して生活をしています。尊敬する先輩の前でちょっと緊張してしまったり、逆に自分より仕事ができない後輩の前では堂々とできたりといった経験がありませんか?
これらは、私たちが普段生活している中でポジションを意識するクセがあるからなのです。
ポジショニングが高い・低いって?
この「ポジション」が高い状態というのは、恋愛でいうと追われる側のことです。恋愛でよく言われる「自分から追いかけると負け」というのは、自分が追いかけた時点で自分を下のポジショニングに置いてしまうからなのです。
人は、自分よりも立場が上の相手に惹かれる性質があります。逆にいうと、自分より立場が下の人に惹かれることはあまりありません。
例えば芸能人は、「見た目がかっこいい」「お金持ちそう」「知名度がある」など様々な点でファン=一般人よりも優位に立っています。つまり、ファンよりもポジションが高いということです。
芸能人とファンが結婚するケースはレアですよね。これは、芸能人から見ると、ポジションの低いファンに興味を持つ確率が低いから、という見方もあります。
じゃあ、自分が好きな時点で相手より上のポジションに行くことは無理なのではないか?…と思ってしまいますが、そんなことはありません!
今日から実践!優位なポジショニングを得るためのテクニック
ポジショニングについては理解したけれど、「じゃあ実際どうすればいいの?」という方のために、ここからは、ポジショニングを意識した追われる女性になるためのテクニックをご紹介します。追われる女性になるために、今日からできることばかりなのでぜひ実践してみてくださいね!
相手の前でリラックス
ポジショニングについて理解した上で、2つ目に追われる女性になるために大切なのが「相手の前でリラックスして、素の自分を見せられる」ということです。
好きな人の前だと緊張してしまったり、少しいい自分を見せようと見栄を張ってしまったりしていませんか?緊張をしてしまうという時点で、実は自分を下の立場にポジショニングしてしまっています。
逆にいうと、自信を持って話せていたり、リラックスして素の自分を見せられることは自分を上の立場に持ち上げてくれます。相手に魅力的に映るためには、まず肩の力を抜いてリラックスして接してみましょう。
外見を磨く
3つ目に実践できる追われる女性に必要なことは、「外見を磨く」ということになります。結局見た目なの!?とツッコミたくなります。
しかし現実的にやはり美人やイケメンというのは、それだけでポジショニングが上になります。周りから自然と持ち上げられるため、第一印象の時点で上位の立場につきやすくなります。
綺麗になるために努力している女性は、それだけでも魅力的に見えるものです。追いかけられる女性になるためには、美容面も手を抜かざるべきです。
相手にはない自分の得意をアピール
先ほど外見を磨くことが自分を優位に立たせるとお伝えしたばかりですが、とはいえ、世の中美人な人だけがモテる訳ではありませんよね。
そこまで美人ではないのに、彼氏が途切れない人、あなたの周りにいませんか?それは、その人に外見以外の魅力が備わっていることにより、優位なポジションに立てているからです。
話すのが上手だったり、歌が上手かったり、英語が話せたり、人にはそれぞれ得意なことと苦手なことがあります。
恋愛において、自分はうまくできるけど相手にとって苦手なことがあれば、それは自分を優位なポジションに持っていく大チャンスです。一緒にいる時に、相手にはできない自分の得意なことをさらりとやってのける場面を演出できるといいでしょう。
例えば、自分は英語が話せるけど、相手は苦手だとすれば、あえて一緒に外国人が多く集うバーなどに行ってみてはいかがでしょうか。
ふと英語で話しかけられた時に、あなたがスラスラと英語で答えられる場面があれば、それだけで「相手にはできないけど、自分にはできる」場を作ることができます。
あくまでも、相手のプライドを傷つけないように、自然にやってみせることをお忘れなく。
尽くし過ぎない
大和撫子のような、いわゆる尽くすタイプの女性は献身的で素晴らしいのですが、恋愛をしているときには封印しましょう。尽くしすぎると、都合の良い女性や扱いやすい女性に見られがちです。
特に男性は、相手のために何かをして喜ばれることで、自己肯定感を高めやすい傾向にあります。あなたのためにしてくれたことは、何でも感謝しましょう。
嬉しそうな笑顔で「ありがとう!」と伝えたら、きっと彼も喜んでくれます。彼のしてくれたことを同じだけ返そうと思わなくても大丈夫。彼はあなたを喜ばせるだけで幸せだと感じているのです。
彼にとって希少な存在を目指す
人は手に入りにくいものほど価値が高いと判断します。彼にとってあなたはどんな存在でしょうか?
- 唯一心の内を話せる相手
- 一緒にいると安らぐ相手
- 気持ちを明るくしてくれる相手
- お酒を楽しめる相手
内容はなんでも良いのですが、彼にとって掛け替えのない存在、手放したくない存在になるためには、彼にとって希少な存在になることが重要です。
彼があなたのどんな部分が好きなのか把握して極めてみましょう!「こんなに僕のことを〇〇してくれるのは君だけ!」と言わせるくらい彼にとって希少な存在になってしまえば、彼が手放したくないと思うのは当然であり、ポジショニングを優位に取ることができるでしょう!
ポジショニングを意識する上での注意点
さて、ここまでポジショニングについての理解を深め、実際に追われる女性になるためのポジションアップテクニックをご紹介しました。しかしながら、自分のポジションを上げたいがために空回りしてしまうと逆効果になる危険性もあります。ここからは、ポジショニングを意識する上で注意点を解説します。
相手を見下さない
ポジションの上下は、自分が相手に比べて人間として優れているとか、劣っているということでは決してありません。人は本質的には立場の上下はありません。
冒頭で述べたとおり人は相手を自分より立場が上か下かということを常に意識するクセが、そのクセを応用したテクニックが今回の「追われる女性になるために必要なこと」です。あくまでも相手を尊重する気持ちを忘れずに実践してみてくださいね。
マウントを取らない
マウントを取られることって、とっても鬱陶しいですよね。それは相手が誰であっても同じこと。意中の相手に「うざい」と思われてしまっては元も子もありません。
自分の方が優位な立場に立っていることを相手に認めさせたいあまり、結局は自慢になってその場が終わってしまった…なんてことにはならないようにしましょう。リラックスして、素の自分で相手に向き合うことが第一です。
見栄を張らない
自分ができないことを無理にアピールすることは控えましょう。好きな人の前では特に、相手によく思われたい、釣り合いたいがために、つい背伸びをしてしまいたくなります。しかし、例え一時はうまくいったとしても、その後はずっと自分を飾り続けて無理をし続けた関係が続くことになってしまいます。
そもそも、見栄を張ってしまうことは一番大切な「リラックスして素の自分でいる」ということに反してしまっているので、結果的には自分のポジションを下げてしまうことに繋がりかねません。肩の力を抜いて、自信を持って相手に接していきましょう。
ポジションアップで追われる女性へ
相手のことが好きなあまり、好き好きアピールをしすぎてしまったり、逆に緊張してしまって何も話せなかったりしてしまうことは、よくあります。ここから一歩、「追われる側の女性」になるために、自分の立場を優位に持っていく意識をしてみましょう。男性からの扱いがグッと変わるかもしれません。