ふとしたときに指を噛む男性がいますが、ただの癖だと思ってはいませんか?
指を噛む原因にはストレスを感じている、不満を抱えている、考え事に夢中になっているなど様々な心理がありますが、指を噛む回数が多い場合は精神的な病気の可能性もあります。
男性が指を噛んでしまう心理や、指を噛むのが癖になりやすい性格についてご紹介していきます。
指を噛む癖をもつ男性の特徴!
指を噛む癖のある男性には一定の共通点が見られます。ここでは指を噛む男性の性格的特徴をご紹介します。あなたの周りにも指を噛む癖のある男性がいる場合、以下に当てはまるかどうかチェックしてみてはいかがでしょうか?
寂しがりや
一見一人でいるのが平気なように見える人でも、やたら指を噛む癖があるときは、寂しがりやな性格の男性かもしれません。
指を噛む癖は赤ちゃんのおしゃぶりから始まりますが、赤ちゃんがおしゃぶりをするのは、お母さんに甘えたい、安心したいという気持ちからです。
そのため大人になってもおしゃぶりの癖が治っていないと指を噛んだり、口元を触る癖となって表れることがあります。
一人の世界に入りやすい
一人で考え事にふける、作業に没頭するなど、自分の世界に入り込みやすい性格の男性も、指を噛むことがあります。
自我を忘れているときに指を噛むのは、考えやアイデアを頭の中で整理整頓している、考え事をしているときの癖になっているなどの原因が考えられます。
指を噛むだけでなく、独り言を呟いたり、一人で考え事をしていることが多い男性は、自分の世界に入り込みやすい性格であると言えます。
頭の回転が速い
頭の回転が速い男性は、次々と浮かんでくる考えやアイデアをまとめようと落ち着かせるために、自分の指を噛むことがあります。
頭が働いているときは同時に手を動かしていることが多く、指を噛むほかにペンを回したり、顎を触ったりするのが、男性が考え事をしているときに多い仕草です。
ペンやパソコンのマウスのように、手で何も動かすものがないときには、その代わりとして指を噛むのが癖になっていることがあります。
忍耐力がある
しきりに指を噛むことがある場合、表向きは平然としていても内心でストレスを抱え込んでいる可能性があります。
言いたくても言えないことがあったり、不満を抱えているときに指を噛むのは、自分を抑え込もうとしたり、噛むことの痛みによって気を紛らわせようとしていることの表れです。
日常的に我慢やストレスを溜め込む性格であり忍耐強い性格とも言えるでしょう。ただし我慢にも限界があるので、我慢しすぎると「皮膚むしり症」のような病気に進行する可能性もあります。
つい指を噛んでしまう!心理状態を解説
では上記でご説明した性格的特徴を持つ人たちは、どのような心理状態のときに指を噛んでしまうのでしょうか?ここでは指を噛む癖のある男性陣がどのようなタイミングで爪を噛んでしまいたくなるのか、その心理についてご紹介します。
ストレスを感じている
イライラしているときに指を噛む男性は、指を噛むことでストレスを抑え込もうとする心理があります。指や爪がボロボロになるほど指を噛む場合は「皮膚むしり症」という心の病気かもしれません。
「皮膚むしり症」は指を噛むこと以外にストレスの発散方法を知らない人、長年ストレスを抱えている人がなりやすい病気です。指を噛まないと気持ちが落ち着かないことから、依存症のように繰り返し指を噛んでしまいます。
不満や悲しい気持ちの表れ
親指を噛む癖のある男性は、現状に不満を抱えている可能性があります。親指は指の中で最も力強い指であり、指輪でも親指につけるサムリングは自分自身を表すものです。つまり男性の場合は、地位や権力の象徴を表します。
その親指を噛むということは、自分の今の職業や立場、生活環境などに不満や悲観的な気持ちを抱えている心理の表れとも言えます。
考え事をしている
男性が人差し指を噛む心理は、何か考え事をしており、決断に迷っているときに表れやすいです。人差し指は何かを指差したり、指示を出すときに使う指ですが、その指を噛むのはこの選択をしても間違いないかを再確認したり、迷っている心理があります。
子供の頃からの癖でやめられない
指を噛むこと自体に意味はなく、赤ちゃんのときからの癖で指を噛む男性もいます。癖と言っても、指を噛むのは幼稚に見えたり、衛生的にも良いものではありません。
指に付着した菌が口から入り感染症を起こすこともあるので、指を噛んでいるときにやめるよう指摘したり、噛めないよう指に絆創膏を貼るなどして癖を治す方法もあります。
指を噛む癖をやめさせるためには?
指を噛む癖のある男性との接し方についてご説明しましたが、接し方を変えるだけでは、一度ついた癖はそう簡単に治らないことがほとんどです。
指を噛む癖を男性にやめてほしいと思うとき、具体的にどのようなことをすれば良いのか、癖をやめさせる対処法についてもご紹介します。
癖を指摘してデメリットを説明する
指を噛む癖は無意識にやっていることが多いので、やめさせたいときは指を噛んでいるときに注意してみましょう。後で注意しても、本人は無意識にやっているので「指なんて噛んでいない」と彼から言われる場合もあります。
指を噛む癖を注意するときには「指先の見た目が悪くなる」「みっともなく見える」「衛生的に良くない」など、具体的にデメリットを説明することで男性も聞き入れやすくなります。
話しかける・飴などを渡す
一人の世界に入り込みやすい男性は、集中して指を噛んでしまう特徴があります。集中しているときに出る癖は無意識にやっていることがほとんどなので、意識がほかへ向くようにすると、指を噛むことをやめさせられます。
しかし集中していること自体は決して悪いことではありません。仕事など集中しなければならない時には彼の集中を妨げないようにしつつ、そっと飴やガムのように長く口に残るものを男性にあげて、指が噛めないようにするのも良いでしょう!
ひどい場合は精神科で相談する
指を噛みすぎてボロボロになっている場合は、病院で相談してみましょう。ボロボロになるほど指を噛む場合、強い癖になっているのがほとんどなので、自分だけで指を噛む癖を抑えるのは難しいと思います。
また、指を噛む原因には精神的なストレスや悩みが関係していることも多く、癖をやめるだけでは根本的な解決にならないこともあります。
ただの癖でなくストレスから指を噛みやすいときは、心療内科のように精神的な問題を扱う病院へ相談するのが望ましいでしょう。
指を噛む癖は改善が必要!ひどい場合は受診させよう!
指を噛む癖を持つ男性は我慢強かったり、イライラしやすい性格の男性であればストレスを抑えようとして指を噛みむのが特徴です。
頭の回転が速かったり、一人の世界に入り込みやすい男性であれば、自分の考えをまとめたり、冷静になろうとする心理が指を噛む仕草につながります。
何れにせよ悩んだり、考えたり自分自身で溜め込んで考える時に起こりやすい癖であることが言えるでしょう。
もしパートナーや大切な人に指を噛む癖が酷く現れ、「皮膚むしり症」の可能性がある場合は、病院へ相談することも踏まえて一緒に改善してあげると良いでしょう!