女性用風俗を利用するにあたって”性病”について気になっている女性も少なくないのではないでしょうか?
このように気になっている女性向けに、今回は女性用風俗の性病について徹底解説します。そもそもどれぐらい性病のリスクがあるのか、実際にお店で実施している性病対策やリスクを抑えて利用する方法をご紹介するので、安心して女性用風俗を利用したい方は必見です。
女性用風俗における性病のリスクって?
と思っている人が多いと思います。
たしかに、性病の一般的な感染経路は「セックス」ですが、それ以外の行為でも感染する可能性は十分あるのです。
女性用風俗は、法律で本番行為(セックス)が禁止されているので、「セックスしないから性病のリスクは低いだろう」と思っている人も少なくありません。
性行為以外で性病感染の危険がある行為とは?
- キス
- クンニ
- フェラ
実は挿入を伴う行為以外に、粘膜接触のある行為全般において性病感染のリスクがあるのです。そのため、キスも油断はできません。軽いキス程度ならまだしも、ディープキスになると話は変わってきます。唾液を介して感染する場合もあるのです。
女性用風俗を利用するときに注意するべき性病
と気になる方のために、女性用風俗で特に気をつけるべき性病を解説します。
自覚症状のない性病もあり、結果的に気づくのが遅くなりやすいです。どんな性病があるのか、女性がかかるとどんな症状があるのか知っておくだけでも違います。
クラミジア
女性用風俗でもっとも注意するべき性病が「性器クラミジア感染症」です。感染している人が一番多い性病でもあり、クラミジアに感染した女性のうち半数以上は、自覚症状がないというのですから、すごく厄介な性病でもあるのです。
クラミジアの症状
- おりものの増加
- 不正出血
- 下腹の痛み
無症状の人が多いのが特徴ですが、上記の症状となってあらわれる人もいます。
クラミジアに感染して放置すると、最悪の場合”子宮内膜症”や”子宮頸管炎”などの病気になってしまったり、不妊につながってしまったりする可能性もあります。
淋病
淋病は、クラミジアとならんで感染者数の多い性病であり、クラミジアと同時感染することが多い性病です。
女性の場合、感染すると膣に症状があらわれますが、やはり自覚症状がなく感染に気がつかないケースもあります。
淋病の症状
- おりものの増加
- 不正出血
- 下腹の痛み
淋病における医療で大きな課題になっているのが、淋病の菌である「淋菌」が、今まで治療に使われていた抗菌薬に抵抗力を持つようになりつつある、ということ。
つまり、新たな抗菌薬が開発されない限りは、淋病の治療が近い将来できなくなることを意味しています。
梅毒
梅毒も注意が必要な性病の一つ。感染期間ごとに症状が異なり、進行すると感染部位だけでなく、全身に症状があらわれます。
梅毒の症状
感染期間 | 症状 |
第1期(3週間~3か月) | 口や陰部など感染した部位にしこり・ブツブツ |
第2期(3か月~3年) | 全身に発疹・ブツブツ、脱毛 |
第3期(3年~10年) | 内臓や骨にもしこり |
第4期(10年以上末期) | 妄想や記憶障害、全身に麻痺 |
梅毒は末期になると最悪の場合死に至ることがありますが、昔と比べると治療方法が確立しているので、第3期や末期まで気づかないケースは稀です。昔は不治の病と言われていました。
しかし、梅毒も上記の症状が出ないまま進行する場合があるので、油断はできません。
キスだけでも感染する可能性があります。仮に自身が感染した状態だと、第1期や第2期がもっとも感染力が強いので注意が必要です。
性器ヘルペス
性器ヘルペスは、自然治癒するものの一度感染すると再発しやすいのが特徴の性病。特に初めて感染したときは症状が強い傾向にありますが、逆にまったく症状がない人もいます。
性器ヘルペスの症状
- 口や性器に水ぶくれ・潰瘍
- 性器周辺の痛さ
- リンパ節や太ももの付け根の腫れ・痛み
- 発熱
自然治癒しても、体調不良やストレスなど免疫力が低下したときに再発しやすいので、精神的につらくなるケースも。
初めて性器ヘルペスを発症して1年以内に再発を経験する人は、なんと8割もいるといわれています。
女性用風俗で行なっている性病対策
女性用風俗は男性向けと同様に性サービスを提供しているので、性病とは切っても切れない関係であるといえます。
しかし、大手やサポートがしっかりしている店舗の場合、性病対策をしっかり行っています。どこのお店を利用するか迷っている場合、性病や感染症対策に力を入れているお店を見極めることも大切。
運営がうまくいってない・違法店・無料で営業しているお店では、特別な性病対策を行っていないところもあるので注意が必要です。
性病の定期検査
優良な店舗では、出勤回数に応じてセラピストに性病検査を義務付けています。検査の頻度は店舗によって違うのが実情で、多くは1か月に1回。
お店によってはそれよりも短い2週間に1回のペースでしているところも。
と思う人もいるでしょう。性病検査を行っている店舗は、ホームページに検査結果を提示しています。
最近は、セラピストがツイッターのアカウントを作成して写真日記や出勤状況を発信しているお店も多いですが、定期検査結果も併せて公表しているケースが増えています。
逆に気になるお店のホームページを見て、性病検査についてまったく更新されていなかったり、最後の結果が数か月前の結果が載っているだけだったりする場合は、信頼に欠けるお店と考えてもらって構いません。
気になる場合は、最初にお店側に性病検査について確認するのもありです。
と思う人もいるかもしれませんが、自分の身体を守るために非常に大事なことなので、恥ずかしがる必要はまったくありません。
もし、お店側に定期検査について確認をして、結果を見せてもらえなかったり曖昧な返事だったりした場合は、利用を控えるべきといえます。
シャワー・うがい手洗い
セラピストはうがい・手洗いをする上に、シャワーも浴びて清潔にしてから施術を始めるパターンがほとんど。うがいも単に水でするのではなく、殺菌うがい薬を使っています。
新型コロナウイルスが流行ってからは、検温やアルコール除菌も当たり前になりつつあるので、以前に増して感染症対策が徹底されているといえますね。
女性用風俗で性病にかかるリスクを減らす方法
このような思いを抱いている女性のために、女性用風俗を利用する上で、性病にかかるリスクを少しでも抑えて楽しむ方法をご紹介します。
デートコースを利用する
女性用風俗で注意したい性病は、キスだけで感染してしまう可能性もあります。女性用風俗といっても内容はさまざまで、性的なサービスだけでなくデートをメインとしたサービスもあります。
という女性はデートコースを利用するのがおすすめですよ。性病という観点からもリスクを限りなく減らせます。
性的な快感を味わいたい人も多いですが、単純に「体を見られたくない」「会話を楽しみたい」「長い間デートをしたことがない」という女性だと、性感マッサージよりもデートコースのほうがハードルが低くて楽しみやすいです。
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検査結果を公表しているセラピストを選ぶ
そもそも女性用風俗を利用したい女性は、
という人もやはり多いです。性感マッサージを受ける場合はツイッターやホームページで、性病の検査結果を欠かさず公表しているセラピストを選びましょう。
逆に検査結果を見せてくれないお店やセラピストは利用しないのがベスト。
定期的に検査を行い、陰性で問題がないならお店側は信頼を得るためにお客である私たちに何らかの形で公表します。特に最近は、性病への関心が増えていますからね。もし、性病検査を怠っているお店を利用したことで性病をうつされたら――考えただけでも悲しくなりますよね。
ツイッターの場合は、検査結果を写真に撮って公表しているセラピストが多いので信用度は高いです。
プレイ前後に手洗い・うがいをする
多くのお店は、施術前のうがい・手洗い・シャワーを必ず行います。施術が終わった後も、自身で再度手洗いやうがいをすることで、性病に感染するリスクを少しでも減らすことにつながります。
手洗いやうがいは必須の感染症対策ですが、ほかにもサービス利用後に排尿をするのもおすすめ。手マンやクンニなど粘膜接触があった場合は、尿道に菌が侵入している可能性も。排尿をすることで一定の予防効果がありますよ。
実施しているお店は少ないですが、中には即舐めといって、部屋に入ってすぐに施術が始まるサービスを取り入れているお店も。これは性病対策や清潔感の観点から、好ましくありません。
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クンニをしない
女性用風俗で性病にかかるリスクを少しでも抑えたいなら、マッサージでクンニをしてもらわないのがおすすめ。
そもそもクンニとは「口や舌で性器を刺激する行為」ですが、クンニをされる側である女性は、セラピストの口やのどに潜んでいる菌が性器に入る危険性があります。
特にセラピストの口内に出血や炎症が起きている場合は、感染症をもらうリスクが上がります。
女性用風俗を利用する前、だすがにセラピストの口の中の状態は確認できないですよね。ならば最初からクンニやキスはなしで施術してもらうことで、性病感染のリスクを大幅に下げられます。
女性用風俗は店舗によって多少の違いはありますが、多くは基本料金の中にクンニの行為が入っています。オプションではないとしても、もちろん断ることは可能。事前のカウンセリングで粘膜接触(キスやクンニなど)なしにするかどうか聞かれることもあるので、そのときに素直になしと答えて構いません。
セラピストのアソコに触れない
施術中、気分が高くなってもセラピストにフェラをしたり、生で必要以上に触ったりしないことも性病対策にとっては大事なことです。
お店によっては、基本コースの中に体やアソコのタッチが入っている場合が多いですが、フェラはオプションとして別料金が発生するところもあります。
マッサージが進むにつれてエッチな気分高くなり、つい触りたくなる気持ちもわかりますが、体のタッチで抑えておくのがベスト。
という場合は、コンドーム必須です!
女性用風俗で性病対策をしているお店を見極めよう!
女性用風俗の性病についてご紹介しましたが、女性用風俗を利用するときに性病のリスクを減らすためには、お店やセラピストだけに任せるのはベストな対策とはいえません。
お客である女性側がセラピストにうつしてしまう可能性もあるので、女性も性病について知っておくことが大切です。
女性は自覚症状がなくていつの間にか性病に感染していた、というケースも少なくありません。女性用風俗をすでに利用している人はセラピストと同じように、定期的に性病検査を行うことも考えるべきでしょう。
双方の健康を守るために、性病に関する知識も入れて上手に利用していきたいですね。